コーヒー豆(定番)

レドゥーシャでは、SCAJアドバンスドコーヒーマイスターの資格を持つオーナー焙煎士が世界中から厳選した”スペシャルティコーヒー”だけを毎日少量ずつ自家焙煎しています。

スペシャルティコーヒーでしか味わうことのできない、産地や品種ごとに異なる明確なキャラクターをお楽しみください。
*限定コーヒー販売中は一時お休みをする場合がございます。ラインナップなどご不明な場合はお尋ねくださいませ。

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タンザニア キリマンジャロ ムリマ二・ンガラシ組合(ウォッシュ/中深煎り)

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50g:540円 100g:972円 200g:1,847円

【アーモンドのようなコクとほのかな苦み】

 タンザニアシリーズも今回のキリマンジャロで一旦終了します♪

 タンザニアのコーヒー栽培のはじまりはドイツによる植民地時代にさかのぼります。このコーヒーの生産地、アルーシャも当時コーヒー栽培が盛んに行われていた生産地のひとつでした。
 第一次世界大戦後には、ドイツからイギリスの統治下に変わり、コーヒー産業はさらに拡大の一途をたどります。この時代になるとコーヒーの大規模農園が開発されていきました。
 1961年、タンザニアは独立を果たし、当時呼ばれていた「タンガニーカ」という国名から、現在の「タンザニア」という国名に変わりました。コーヒー産業は国営化され、多くの農家が協同組合を通じて生産や販売を行うようになりました。
 1990年代以降は民営化が進み、スペシャルティコーヒー市場向けの品質向上が図られています。  
 アルーシャは、多様な民族が暮らし、歴史的にもコーヒー生産と深い関わりを持つ地域です。特に遊牧民のマサイ族、農耕民族のチャガ族やメルー族などが暮らし、それぞれの伝統的な生活様式や文化が今も息づいています。
 ムリマニ・ンガラシ組合は、タンザニア北部アルーシャ地方、マサイランドの高地にあるコーヒー農家組合です。
 1980年代初頭に設立された組合では、現在260世帯のコーヒー農家さんが加盟しています。その多くが1ヘクタール未満の農地を所有する小規模農家さんです。
 国立公園にも指定されるほど、豊かな自然と肥沃な土壌をもつこの地域では、森林のなかで農作物を育てるアグロフォレストリー農法によって、コーヒーが栽培されています。また、この地域に多く住むマサイ族のコミュニティでは牛飼いが伝統的に行われてきました。牛たちの糞は、豊かな土壌をつくる糧にもなっています。
こうして、この地域の農家さんたちたちは化学肥料や化学農薬に頼ることなく、コーヒーを育てることができ、組合の立ち上げ当初から変わらずオーガニックコーヒーの生産に取り組んできました。
 アフリカでコーヒーおよび紅茶の貿易を手がけるテイラー・ウィンチ社。そこから派遣されたスタッフが、組合のコーヒーの栽培指導や研修、新規農園の開拓支援などを行い、農家さんにジェンダー平等の重要性を教えながら、持続可能な生産と豊かな暮らしの実現に向けて、あくなき努力を続けています。2021年からは、ジェンダー格差の解消に向けた取り組みとして、「ジェンダープロジェクト」を立ち上げ、今年で4年目を迎えました。タンザニアの一部地域では、男子優位の教育が行われるなど、ジェンダーによる教育格差が文化的慣習として根強く残っています。
 このプロジェクトはコーヒーの生産量を増やしながら、男性だけではなく女性や若者も、農業から販売まで携われるようになることを目的としています。
 プロジェクトの参加者は、持続可能な生産や家計での平等な富の分配などのモジュール研修を受けることができ、モデル農園を活用することで農法も実践的に学ぶことができるようになります。
 女性リーダーのメアリーさんは、組合のなかでこのプロジェクトを率いるリーダーです。1992年からこの組合で働き、何といってもパワフルで元気いっぱい、そして慈愛溢れるメアリーさんは、コーヒー栽培方法やジェンダー平等実現に向けて真摯に取り組み、ほかの多くの女性からも支持を得ています。
彼女の呼びかけもあり、組合でこのプロジェクトに参加している女性の比率は、2021年は18%だったものが、現在では43%まで増加しました。
 環境にも、そして社会にも配慮したこのコーヒー。SDGsという意味からもぜひお試しいただきたいコーヒーです。

<焙煎度>フルシティ(中深煎り)
<標高>1,539〜1,755m
<エリア>アルーシャ州 モンドゥリ地区
<品種>ケント・ブルボン・N39・地場品種
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>ムリマニ ンガラシ組合に所属する農家

【コク】★★★★
【酸味】★★
【苦味】★★☆
【甘み】★★☆
【香り】★★★★☆

ブラジル・モンテアレグレ農園(ナチュラル/深煎り)

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50g:555円 100g:999円 200g:1,898円

【ナッツのようなコクとビターキャラメルのようなほろ苦さ】

*前回の中煎りから深煎りに焙煎度合いを変えての再販売です。ナッツやキャメルのようなコクがどのように変化したのかを比較してみたら面白いと思います♪

 モンテアレグレ農園が位置するのは、ブラジルの南東部ミナスジェライス州のスル・デ・ミナス地域のアルフェナスというところ。標高は900~1,200メートルと、ブラジルのほかの地域に比べて高地です。昼夜の寒暖差があることで、コーヒーチェリーがゆっくりと熟し、甘味の成分が蓄えられ、高品質なコーヒーが多く生産されている地域です。広大な農園の約20%ほどは自然保護区にも指定されている、自然豊かな農園です。園内の2200ヘクタールほどの農地でコーヒーが栽培されています。緩やかに傾斜のある丘に、どこまでも続くコーヒーの木々。開花の季節になれば、一斉に真っ白な花を咲かせ、その景色は圧巻です。
 モンテアレグレ農園はビエイラ家が、4代にわたって守ってきた農園です。その歴史は1917年にさかのぼります。いまでこそ、ブラジルを代表するコーヒー農園とも称されるモンテアレグレ農園。実は一家はもともと、コーヒー農園ではなく、サトウキビ農園を営んでいました。当時は育てたサトウキビで「モンテアレグレ・クリスタルシュガー」という商品をつくって販売したり、お酒をつくったりして生計をたてていたそうです。コーヒー生産に関わり始めたのは1990年頃。この地特有の風味を表現できるものを求めてコーヒー生産に動きだしました。相場に振り回される商品ではなく、品質で勝負できる、そして環境や社会にもその生産を通して貢献していこうとしたのです。
 モンテアレグレ農園で積極的に取り組んでいるのが、環境に配慮した生産方法です。使用した水は再利用し、コーヒーの果肉やパーチメントは肥料や土壌改良剤として活用、園内の森の緑化などにも取り組んでいます。収穫から精製、乾燥などすべての工程をロットごとに記録するシステムも導入。消費者と情報を共有し合うことで、さらなる改善や品質の向上にもつながっています。「消費者のニーズに合わせたコーヒーをつくっていくこと、社会や環境にも配慮した農法を実践していくこと」これが今のモンテアレグレ農園の掲げるミッションです。

<焙煎度>フレンチ(深煎り)
<標高>840~1,250m
<エリア>ミナス ジェライス州、アルフェナス地区
<品種>カトゥアイ、ムンド・ノーボ
<生産処理>ナチュラル
<農園名>モンテアレグレ農園
<生産者>ジョゼ・フランシスコ・ペレイラ氏

【コク】★★★★
【酸味】★☆
【苦味】★★★☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★☆

【デカフェ/数量限定】エチオピア グジ・シャキッソ(ナチュラル/中煎り)

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50g:584円 100g:1,052円 200g:1,999円

【エチオピアの華やかさと明るさをデカフェでも】

 日本ではカフェインを90%以上取り除いたものを「デカフェ」や「カフェインレス」と呼んでいます。似たような表現に「ノンカフェイン」というものもありますが、 これはカフェインが全く含まれていないものを指します。
 日本でも近年デカフェに対する需要が高まり、ここ5年ほどでデカフェの市場は2倍以上に拡大、今後もその傾向は続くとされています。もともと妊娠中や授乳中の女性からの需要をもとに成長を遂げてきたデカフェ市場ですが、昨今は健康志向の高まりにより、一日のカフェイン量を調整したい人、質の高い睡眠を求める人など、年代や性別を問わず、幅広い層の需要が高まっています。
 デカフェは、生豆の状態で特別な処理工程を経てつくられます。①化学物質を使う方法②炭酸ガスを使う方法③水を使う方法など大きく分けて3つの製造方法がありますが、今回入荷した商品は、水を使った製造方法によるもので、99%のカフェイン成分が除去されています。
コーヒー生豆に含まれているカフェイン以外の成分が溶け込んだ水に、生豆を入れます。すると生豆からカフェインだけが外へ出ていくという現象が起きます。こうして生豆からカフェインだけが取り除かれるという原理です。 
 この商品のデカフェ加工は、メキシコにあるDescamex社で行われています。メキシコの最高峰、オリサバ山から流れる綺麗な水を加工に使用していることが特徴です。山からの恵みの水を使用するため、「マウンテンウォータープロセス」とも呼ばれています。

 カフェインの抽出後は、3種類のドライヤーを使い分け、ゆっくりと均一に乾燥させていきます。こうした丁寧な後処理が、急激な乾燥による味の劣化を防ぎ、素材の良さが残ったままのデカフェのコーヒーが出来上がります。 エチオピア有数の産地、シダモで生産された明るさと華やかさを持ったコーヒーと、メキシコのオリサバ山の綺麗な水が織りなす、デカフェとは思えないほど上質なデカフェのコーヒーです。

<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,800~2,200m
<エリア>グジ県 オドシャキッソ郡 シャキッソ村
<品種>在来種
<生産処理>ナチュラル(デカフェ/マウンテンウォータープロセス)
<農園名>─
<生産者>シャキッソ村の農家

【コク】★★★
【酸味】★★☆
【苦味】★☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★☆

爽やかブレンド(中浅煎り)

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200g:1,847円
(50g:540円 100g:972円)

【フローラルで華やかなフレーバーと心地よい余韻】

フローラルで華やかなコーヒーです。鼻から抜ける爽やかな香りをお楽しみくださいませ♪

「ブレンドは自家焙煎珈琲店のこだわりを表現した、顔とも言うべき珈琲」です。

そのお店がどんな珈琲店なのかを知ることが出来ます。

ぜひ一度お試しください。

<焙煎度>ハイ(中浅煎り)

【コク】★★
【酸味】★★★★☆
【苦味】☆
【甘み】★★
【香り】★★★★

コク深ブレンド(深煎り)

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200g:1,847円
(50g:540円 100g:972円)

【ローストしたナッツのようなコクとすっきりした後味】

レドゥーシャ定番の深煎りブレンドです。ローストナッツのような濃厚なコクとスパイシーで複雑な香り。そして深煎りなのに重たくなくすっきりしたアフターテイスト。非常にバランスの取れた飲み飽きないコーヒーです♪

「ブレンドは自家焙煎珈琲店のこだわりを表現した、顔とも言うべき珈琲」です。

そのお店がどんな珈琲店なのかを知ることが出来ます。

ぜひ一度お試しください。

<焙煎度>フレンチ(深煎り)

【コク】★★★★
【酸味】★☆
【苦味】★★★★
【甘み】★★☆
【香り】★★★★☆