数量限定コーヒー

レドゥーシャでは毎月1~2回、コーヒーの多種多様な味わいを楽しんでいただきたいとの思いから、テーマに沿った「限定コーヒー」を販売しています。「生産国」だけで語られがちなコーヒーですが焙煎度合い、精製方法、品種などの違いで2つと無い個性のある世界のコーヒーを楽しんでいただけたら嬉しいです。

今回はアフリカの珍しい産地である中央アフリカにフォーカスします。アフリカのコーヒーと言えば、東部のケニア、エチオピア、タンザニアが有名ですがその西側に内陸部にも高品質のコーヒー生産国はあります。今回はその内陸国の「ウガンダ」「ザンビア」「ルワンダ」のコーヒーを体験いただきます♪

【5/30~】中央アフリカ4種飲み比べ

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ウガンダ・カプチョルワ(ウォッシュ)浅煎り

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50g:540円  100g:972円 200g:1,847円 

 【桃のような甘みと香り】

 アフリカ大陸のほぼ中央部、ビクトリア湖やナイル川源流を国土に擁し、かのウィンストン・チャーチルにより「アフリカの真珠」と称されたこの国は、 自然環境の豊かさと多様性、そして気候の快適さが高く評価されてきました。これらの要素がまるで宝石のように輝く存在として、「アフリカの中でも特に際立つ場所=真珠」と、1907年に出版された著書『My African Journey』の中で表現されています。そんな豊かなウガンダは、実は現在アフリカの最大のコーヒー輸出国です。生産量全体の約8割がロブスタ種、残りの約2割がアラビカ種と言われ、世界第6位のコーヒー生産量を誇ります。 アラビカ種の主な生産地として知られているのが、北部のウェストナイル周辺、南部のルウェンゾリ国立公園周辺、そしてこのコーヒーの産地である東部のマウント・エルゴン周辺です。
 マウント・エルゴンは、ウガンダ東部とケニア西部の国境にまたがる、東アフリカでも最も古い火山のひとつです。標高は約4,321mと比較的高い山ですが、キリマンジャロのような鋭い峰ではなく、なだらかに広がる山体を持ち、裾野の面積は約3,500平方キロとアフリカ最大規模を誇ります。山域はウガンダ側・ケニア側ともに国立公園として保護されており、豊かな森林や高山植物、多様な野生動物が生息しています。一方で農業利用も盛んで、農地の約75〜90%がコーヒー栽培に充てられています。火山灰質の肥沃な土壌と豊富な降雨量に恵まれ、コーヒー栽培に適した条件が整っています。 今回はカプチョルワに位置するカプチョルワウォッシングステーションにて、ウォッシュとブラックハニーに仕上げていただきました。
 カプチョルワは、マウント・エルゴンの西側の尾根に位置します。見渡す限りサバンナへとまっすぐ突き出す高原地帯にあり、国内でも屈指のパノラマ景観を誇ります。また標高が高く降雨量が多い一方で、日照時間が限られる地域です。土地の細分化が進んでおり、多くの生産者は1〜2haほどの農地で多様な作物を栽培しています。 その中でもコーヒーは最も重要な換金作物であり、野菜やトウモロコシも収入源として生産されています。自家消費用の栽培としては、バナナや豆、エンドウ、キャッサバ、ココヤム、ジャガイモなどが一般的です。 今回のロットが仕上げられたカプチョルワ・ウォッシングステーションには、約2,000人の小規模生産者さんによって丁寧に手摘みされたコーヒーチェリーが持ち込まれています。 チェリーはパルピング後に発酵工程を経て、グリーンハウス内のアフリカンベッドで管理されながら乾燥されます。こうした丁寧な生産・精製工程を通じて、果実味があり、程よい酸味とバランスの取れた味わいのコーヒーが生み出されているのです。

<焙煎度>ミディアム(浅煎り)
<標高>1,800~2,200m
<エリア>東部マウント・エルゴン周辺カプチョルワ
<品種>SL28、SL14
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>カプチョルワウォッシングステーション

【コク】★★
【果実感】★★★★★
【苦味】☆
【甘み】★★☆
【香り】★★★★★

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ウガンダ・カプチョルワ(ブラックハニー)浅煎り

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50g:546円  100g:983円 200g:1,867円 

 【はちみつレモンのような酸と甘みのハーモニー】

*同じマウントエルゴン(ウォッシュ)との精製方法違いによる香味の違いをぜひ飲み比べてお楽しみくださいませ*

 カプチョルワ・ウォッシングステーションには、約2,000人の小規模生産者さんによって丁寧に手摘みされたコーヒーチェリーが持ち込まれています。 完熟のコーヒーチェリーはパルピング後、ミューシレージを完全に除去するのではなく、粘性の高い糖分層をあえて多く残した状態でパーチメントに仕上げます。その後、高床式のアフリカンベッドでゆっくりと乾燥させることにより、甘さの余韻が長く、シロップのように厚みのあるボディ、そして複雑で凝縮感のあるフルーツフレーバーが引き出されるのです。

<焙煎度>ミディアム(浅煎り)
<標高>1,600~1,800m
<エリア>東部マウント・エルゴン周辺カプチョルワ
<品種>SL28、SL14
<生産処理>ブラックハニー
<農園名>─
<生産者>カプチョルワウォッシングステーション

【コク】★★☆
【果実感】★★★★★
【苦味】☆
【甘み】★★★☆
【香り】★★★★☆

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ザンビア・マウントスンズ農園(ウォッシュ)中浅煎り

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50g:555円  100g:999円 200g:1,898円 

 【グレープフルーツのような爽やかな風味】

 ザンビアでのコーヒー栽培は、20世紀半ばに隣国タンザニアやケニアから導入されました。本格的に広まったのは1950年代で、宣教師たちがコーヒーの栽培方法を地域に広めたことが大きなきっかけでした。 1964年までイギリスの植民地だったため、当時イギリス人たちはインドやケニアで培った豊富な経験を活かし、ザンビアでコーヒー農園を設立・運営しました。この時期、コーヒー栽培は主に国の経済を多角化し、銅輸出への依存を軽減するための試みとして進められました。実際、ザンビアは世界第4位、アフリカ第2位の銅生産国であり、当時の経済は銅に大きく依存していました。その後、1984/85年のシーズンに輸出が開始され、ザンビアのコーヒーは国際市場に登場しました。 初期の段階では、生産効率や収穫量を優先していましたが、近年ではスペシャルティコーヒー市場の需要拡大に伴い、品質重視の生産へとシフトしています。 また、ザンビアの暑い気候と標高の高い地形は、さらなる温暖化を見据えたアラビカ種の試験栽培に理想的な条件でもあるため、同国はその研究拠点としても注目されています。 このように、ザンビアのコーヒー産業は、地域経済の多角化にとどまらず、品質向上や気候変動への対応にも積極的に取り組んでいます。
 マウント・スンズ農園は、1890年代から農業が営まれてきた長い歴史を持つ農地です。1940〜50年代にはコーヒー農園として利用され、現在に至るまでコーヒー栽培の歴史が受け継がれています。現在は、環境負荷の低減や気候変動に適応したスマート農業を行うスイスの企業によって運営されています。農園の総面積は780haで、そのうち150haをコーヒー栽培に充て、残りの約600haでは在来の「ミオンボ林」の植林・保全を積極的に進め、農業と自然保護を両立させるモデルを実践しています。農園が掲げるのは、気候変動に対応した「クライメート・ポジティブ(*気候再生)農業」の実現です。*温室効果ガスの「排出量」よりも「吸収・削減量」を上回らせる農業手法。単なる環境への負荷低減にとどまらず、農地を地球の炭素吸収源として機能させ、気候変動そのものを逆転させることを目指す*また農園内にはウォッシングステーションとドライミルが整備されており、ウォッシュとハニー、ナチュラルの精製を行っています。手摘みで収穫されたチェリーは農園内で一貫して精製処理から乾燥、選別まで行われ、トレーサビリティが確保されています。また農園で働くスタッフには年金や健康保険、傷害保険といった福利厚生が整備されており、加えて地域社会への貢献として8kmにわたる道路インフラの整備も行っています。今後は周辺コミュニティへの浄水設備の普及にも取り組む計画を進めています。
 農園は、ザンビアのミオンボ林帯の中心に位置しています。アフリカでも特に豊かな生態系を持つ一方で、深刻な脅威にさらされている地域のひとつでもあります。乾季になると毎年のようにミオンボ林の木が焼かれ、木炭生産がされ、結果として原生林が少しずつ削り取らているのです。自給自足にの生活に近い農家にとっては収入を増やす一般的な手段でもあります。さらに周辺人口の増加に伴い、自給農業のための開墾も進み、森は徐々に失われています。農園では、違法伐採を防ぐための巡回、在来ミオンボ種の植林、山火事を食い止める防火帯の整備などを行い、森林の保全とコーヒー栽培を両立させています。加えて、地域コミュニティに向けた持続可能な収入源として、養蜂プロジェクトを導入しています。木を薪に変えてしまうのではなく、長期的な収入源へと転換するためです。また、ミツバチの受粉によって周辺の作物や植物、野生の森林種を回復させ、生物多様性を取り戻すことにも繋がります。森林伐採に代わる選択肢を提供することで、「森を伐るよりも、生かしておく方が価値がある」状態を目指しています。それにより、野生の動植物、土壌環境、ミオンボ林の未来、そして人々の暮らしを守っているのです。
 農園で使用するエネルギーの65%は、太陽光発電でまかなっています。停電が日常的なこの地域において、ザンビアの電力網に依存する必要がありません。 これによって、灌漑システムを安定的に稼働させることができ、停電影響の軽減や安定した収穫が実現しているのです。またゼロエミッション電力によりカーボンフットプリント(商品やサービスの原材料調達から製造、輸送、使用、廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体で排出される温室効果ガス(GHG)の総量を、二酸化炭素(CO2)の排出量に換算して可視化する仕組みや指標)の削減に加え、国内電力網への負荷を軽減しています。また余剰電力を電力網へ還元することで、地域の電力供給にも貢献しています。蒸発散データに基づき、必要なときにだけ水を供給する最先端の灌漑技術を導入し、従来比35%の節水を実現しています。 施肥は、肥料と灌漑を組み合わせ水と一緒に養分を供給する方法であるファーティゲーションを用いています。これによって、土壌と葉の分析に基づき、吸収効率を最大化し流出や揮発を最小限に抑えています。こうした取り組みによって、使用する水量や電力、コーヒー1トンあたりの投入資材量の削減を実現しています。このような施策を仕組化し、測定・検証を行いながら改善を重ねることで、シーズンを追うごとに「奪う以上に還す」再生型農業へと近づけているのです。

<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,600m
<エリア>北部州ムバラ郊外
<品種>スターマヤ、マルセレサ
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>マウント・スンズ農園
<生産者>─

【コク】★★☆
【果実感】★★★★☆
【苦味】☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★☆

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ルワンダ・ガツィボ郡(ウォッシュ)中煎り

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50g:528円  100g:950円 200g:1,805円 

 【マカデミアナッツのようなコクと甘み】

 アフリカ大陸の中心に位置する内陸国のルワンダ。「千の丘の国」と称される、丘陵地帯です。緑の大地に、丘が幾重にも連なる景色が広がっています。1994年に起きたジェノサイド。その後の復興と振興を目指し、政府が力を入れたのがコーヒー生産でした。2000年代に入ると、高品質なコーヒーの生産を目的に、主にアメリカの支援により南部県を中心にウォッシングステーションの建設が広がっていきました。各家庭で収穫から精製加工を行い、庭先で乾燥させるのが主流だったそれまでの生産方法から、地域ごとにあるウォッシングステーションでコーヒーチェリーを収集し、精製加工を行うようになりました。こうして一括して品質管理ができるようになったことで、品質の向上へとつながりました。
 今回のコーヒーの生産者であるバホ・コーヒーは、エマニュエル・ルサティラ氏によって設立された、ルワンダの家族経営コーヒー企業です。「Baho」はキニアルワンダ語で「強くあれ」を意味し、エマニュエル氏が大切にしてきた「コミュニティの回復力」という価値観を表しています。バホ・コーヒーは、単なるビジネスではなく、地元のコーヒー生産コミュニティと世界のスペシャルティコーヒー市場をつなぐ家族のレガシーとして設立されました。小規模農家、特に女性のエンパワーメントを使命に掲げ、パートナーの生活にポジティブな変化をもたらしながら、高品質で倫理的に調達されたコーヒーの生産に取り組んでいます。創業当初から、品質追求と倫理的調達を重視し、公正な支払いや、農家への技術トレーニング、農家のオーナーシップ向上といった活動に力を入れてきました。さらに、貯蓄グループの形成、協同組合支援、農家の家族への教育支援など、地域に根ざした社会的取り組みも積極的に行っています。
 フムレ(Humure)は、ルワンダ東部に位置する地域で最も高い丘の名に由来しています。現在、バホコーヒー傘下で最大規模のウォッシングステーションで、周辺の1,500名におよぶ零細農家からチェリーを集め、年間で多くの生豆を生産しています。最盛期には200人以上を雇用する大きなウォッシングステーションです。このウォッシングステーションは2017年に別のオーナーによって設立されましたが、2018年のシーズン中にエマニュエル氏が買収しました。彼はすぐに、新しい発酵タンク、洗浄水路、より大きな保管ユニットなどの設備に大規模な投資を行い、その結果、操業開始からわずか3年で生産能力を20倍にまで引き上げました。 この地域では従来、バナナやトウモロコシの栽培が主流でしたが、バホ・コーヒーは農家をサポートするために、苗木配布プログラムを整え、コーヒー栽培の拡大に取り組んでいます。 フムレウォッシングステーションでは、80〜85点のややリーズナブルなスペシャルティコーヒーの生産がメインですが、毎シーズンのように86点以上の評価を受けるロットが生まれています。

<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,550〜1,835m
<エリア>東部県ガツィボ郡
<品種>レッドブルボン
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>フムレウォッシングステーション

【コク】★★★☆
【果実感】★★
【苦味】★★
【甘み】★★★
【香り】★★★★

限定コーヒー定期便
~コーヒーをより楽しみたい方向けのお得な定期便~

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毎月1~2回販売している限定コーヒーの飲み比べセットを送料サービスでお届けするお得な定期便が2025年3月にスタートしました!

 生産国や精製方法などを飲み比べをすることによって楽しみながらコーヒーの知識を増やすことができる他には無いコーヒー定期便です♪

 楽しみ方は2パターン。コーヒー豆(粉)セットまたはコーヒーバッグセットのいずれかをお客様のコーヒーライフスタイルに合わせてお選びください♪

<特典>

①送料サービス(定期便2回連続以上店頭受取の場合は、店内にてホットコーヒーSサイズ1杯サービス<660円以下の産地に限ります>)

②2回連続購入の場合は5%OFF、3回以上連続購入の場合は10%OFF

③珈琲クラブ会員様特典の前月購入量に応じた増量も!

【5/30~】中央アフリカ4種×50g飲み比べセット 2,169円

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単品でも勿論楽しめますが、4種類を同時に飲むことによって香味の違いがより鮮明にわかります!!

*4種類を飲み比べてそれぞれの香味の違いを楽しみましょう♪
*飲み比べを継続して楽しみたい方はお得な定期便をどうぞ!

「喫茶でのお得な限定コーヒー飲み比べセット(2杯目以降半額)」もご用意します!

*2名様以上の場合は人数分ご注文ください→お連れのお客様含め2割引きでご提供します♪
*予約は必要ありません
*テイクアウトはできませんのでご注意ください

【5/30~】中央アフリカ4種×2個 珈琲バッグ飲み比べセット

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8個セット 1,440円

*お湯さえあればどなたでも美味しく気軽にスペシャルティコーヒーをお楽しみいただける4種類各2個のセットです!ギフトにも最適です!!

無料ラッピングもできます。コーヒー好きな方へのギフトにも最適です。

【5/17~】南米4種飲み比べ

エクアドル・アンデスマウンテン

エクアドル・アンデスマウンテン(ウォッシュ)浅煎り

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50g:555円  100g:999円 200g:1,898円 

 【オレンジのような爽やかでジューシーな味わい】

 エクアドルは、北をコロンビア、東から南をペルーに囲まれ、西は太平洋に面する赤道直下の国です。その名はスペイン語で「赤道」を意味し、ガラパゴス諸島を含む島嶼地域、太平洋沿岸の沿岸地域、アンデス山脈が広がる山岳地域、そして豊かな熱帯雨林のアマゾン地域という、個性豊かな4つの自然環境を有しています。首都キトは標高の高い山岳地域に位置し、この多様な地形がエクアドルの農業と文化を育んできました。
 コーヒーは18〜19世紀初頭に伝わり、1920年代には商業生産が本格化。一時は国を支える主要輸出品でしたが、1960年代の石油発見を機に経済の中心は石油へと移行しました。それでもアンデス地方は、世界でも屈指の高品質コーヒーの産地として知られています。標高の高い農園では豆がゆっくりと成熟し、密度の高い風味豊かなコーヒーが育まれます。ロハ県、ピチンチャ県、サモラ県などで手摘みされた豆は丁寧に選別・精製され、明るい酸味とフルーティーでフローラルな香り、クリーンな後味を備えた一杯へと仕上がると言われています。
 アンデス⾼地で栽培されるティピカは、細⻑い⾖が特徴。⽇光と涼しい⼭⾵のバランスが重要で、繊細な栽培管理が求められます。その結果、花や柑橘を思わせるクリアで爽やかな酸味を持つ⾼品質なコーヒーが⽣まれます。
 また、エクアドルでは、その地に根付いたティピカ系統の品種を「クリオロ(スペイン語で「在来の、地域の」という意味)」と呼びます。クリオロは、チョコレートのような豊かで滑らかな⾵味が特徴です。クリオロを「ナショナルティピカ」と呼び、ティピカとクリオロを区別せずに、同等の品種として取り扱うことも一般的です。ティピカもクリオロも伝統的な栽培⽅法で育てられ、品質と持続可能性を重視することで、アンデスのコーヒー⽂化における隠れた宝⽯となっています。

<焙煎度>ミディアム(浅煎り)
<標高>1,600〜2,000m
<エリア>アンデス山脈沿いの国内北部~南部の高地地域
<品種>ティピカ
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>アンデス山脈沿いの北部~南部の高地地域の生産者

【コク】★★
【果実感】★★★★★
【苦味】☆
【甘み】★★
【香り】★★★★☆

ブラジル・バイーア

【完売御礼】ブラジル・トロピカルバイーア(ナチュラル)中浅煎り

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50g:510円  100g:918円 200g:1,744円 

 【ゴールドキウイのようなコクと甘み】

 ブラジル東海岸に接するバイーア地方では、標高最高1,200mに達する山間部を中心にコーヒー栽培が行われており、昼夜の寒暖差や豊かな日照、肥沃な土壌といった条件が揃う、国内でも屈指の優良産地として知られています。これらの自然環境は、チェリーの成熟をゆっくりと促し、風味の複雑さや甘さを引き出す理想的な要素となっています。一方で、このロットを育てる地域では、収穫期である5月〜10月にかけて湿度が高く、降雨に見舞われることも多いため、乾燥工程において品質管理が難しいという課題を抱えていました。
 そこで、品質の良いチェリーをより安定した環境で乾燥させるため、収穫後すぐにトラックに積み込み、約50km離れた乾燥した気候のカアチンガ地域まで輸送する方法が採られました。トラックでの移動時間は24時間以内と短いものの、その間にチェリーは自然に発酵し、一般的なブラジルコーヒーではあまり見られない、クリーミーな質感とフルーティなフレーバーが生まれたのです。この偶然生まれた味わいは注目を集め、現在では発酵の再現性を高めるため、輸送用トラックは安定した発酵環境を保てるよう密閉されるようになりました。さらに、カアチンガに到着したチェリーは状態を確認され、必要に応じて追発酵が行われるなど、品質管理の工程が丁寧に整えられています。
 このコーヒーを育てる60件以上の生産者の多くは、親の代から農園を受け継いできた小規模農家で、収入の大半をコーヒー栽培に頼っています。収穫の最盛期には一時的に季節労働者を雇うこともありますが、栽培から収穫までの多くを家族の労働力でまかなっている点が、大規模農園とは大きく異なります。小規模であるがゆえに自前の加工施設を持たず、精製による付加価値を付けることが難しいため、「いかにチェリーそのものの品質を高めるか」に注力しています。だからこそ、日々の栽培管理や収穫のタイミングに細心の注意を払い、一粒一粒の完成度を高めているのです。子どもの頃から過ごしてきた農園や、家族で営む暮らしを大切にしながら、栽培技術の情報収集や農園の改善にも積極的に取り組んでいます。毎年最高のチェリーを生み出すための地道な努力が、このコーヒーの味わいを支えています。

<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>900〜1,350m
<エリア>バイーア州
<品種>ムンドノーボ、カツアイ、アカイア、カツーラ、イカツ、トパジオ
<生産処理>ナチュラル
<農園名>─
<生産者>バイーア州60世帯以上の小規模生産者

【コク】★★☆
【果実感】★★★★☆
【苦味】☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★☆

コロンビア・ナリーニョコンサカ

【完売御礼】コロンビア・ナリーニョコンサカ(ウォッシュ)中煎り

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50g:528円  100g:950円 200g:1,805円 

 【チェリーのような酸とコクの絶妙なバランス】

 世界有数のコーヒーの産地、南米のコロンビア。水洗式のアラビカ種のコーヒーの生産量は世界最大量を誇ります。コロンビアでコーヒー栽培が始まったのは18世紀ごろ。キリスト教の修道院に植えられたのがはじまりとも言われています。広大なアンデス山脈を有するこの地では、山々の恵みを受けた気候と土壌のおかげで、コーヒー栽培が広がっていきました。赤道直下のコロンビアでは、一年を通してコーヒーを収穫することができます。収穫期のピークは4月から7月ごろ。「ミタカ」と呼ばれる第二ピークは12月から1月ごろにむかえます。明るい酸味と重厚な口当たりで、日本でもファンの多いコーヒーの産地のひとつです。
 コンサカ地区はコロンビア南西部のナリーニョ県に位置します。ガレラス火山を望み、その恩恵を受けた土地は豊かな火山性土壌を有します。2,000mを超える高標高の地域では、気候条件からコーヒーが育ちにくくなりますが、コンサカ地区には標高の2,000mを超える場所に位置する農園も存在します。そこでコーヒーが採れるのは、日中、太陽に照らされて谷底に溜まった暖かな空気が上昇し、高標高の地域の寒さを和らげてくれているからだといわれています。昼夜の寒暖差は激しく、コーヒーチェリーがゆっくりと育つため、甘味がぎゅっとつまったものになります。こうした気候や土壌の環境に恵まれたコンサカ地区は、明るい酸をもつ高品質なコーヒーが採れる産地として注目を集めています。
 コンサカ地区のあるナリーニョ県には大農園はほとんどなく、小農家が生産を担っています。各農家が収穫したコーヒーチェリーの品質はバラバラで、それをいかに均一な品質に仕上げられるかが重要な課題でした。この商品はCARCAFE社がとりまとめて仕上げています。1950年に現地にドライミルを設立した同社では、これまで60年以上にわたり農家たちとの信頼関係を築いてきました。現在ではナリーニョ県内の4箇所に買い付けの拠点を設け、農家からの買い付けだけではなく、栽培指導なども積極的に行っています。CARCAFE社の取り組みにより、コンサカ地区全体で徹底した品質管理が行われ、高品質な地域ロットのコーヒーがつくられています。

<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>約1,500〜2,000m
<エリア>ナリーニョ県 コンサカ地区
<品種>カツーラ、ブルボン、カスティージョ
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>コンサカ地区の小規模農家

【コク】★★★
【果実感】★★★
【苦味】★★☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★☆

ブラジル・ミナスジェライスピーベリー

ブラジル・ミナスジェライス<ピーベリー>(ナチュラル)深煎り

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50g:528円  100g:950円 200g:1,805円 

 【ショコラとナッツの味わいと軽やかな余韻】

 ブラジル南東部に広がるミナスジェライス州は、ブラジル最大のコーヒー生産地。標高800〜1,200mほどのなだらかな丘陵地帯と、乾季と雨季がはっきりした気候がコーヒー栽培に適しており、広大な農園から家族経営の小規模農家まで、さまざまな生産者がコーヒーづくりに取り組んでいます。ナッツやチョコレートを思わせるやさしい甘さとバランスの良い味わいが特徴で、安定した品質から世界中の人々に親しまれている産地です。
 今回のロットはミナスジェライス州の2つのエリアのコーヒーを集めてできたロットです。一つ目はヴァレ・ダ・グラマ。サンパウロ州とミナスジェライス州の州境に位置する標高1,000〜1,300mに広がるこの地域は、冷涼な気候とミネラル豊かな火山性土壌に恵まれたコーヒー産地です。この地でのコーヒー栽培は、19世紀に女性領主マチルデがコーヒーを植えたことから始まりました。現在では6つの主要農園と周辺の小規模生産者たちによって、その品質が大切に守り続けられています。二つ目はカンポス・アルトス。ブラジル・ミナスジェライス州セラード地区の中でも標高の高い約1,100mの高原に位置し、安定した気候と収穫期にはっきりとした乾季が訪れることから、コーヒーチェリーはゆっくりと成熟し、凝縮された甘みを蓄えます。さらに、この地域では最新のメカニカル・ピッキング技術をいち早く導入し、精密な収穫と徹底した品質管理を実現しています。
 ピーベリーが収穫量全体に占める割合は、約5~20%と言われています。通常コーヒーチェリーの中には2つの「フラットビーン(平豆)」が入っていますが、稀にそうならない場合があります。2つの種子のうち1つが育たず、もう一粒がその空洞を埋めるように俵状に生長した場合、フラットな面を持たない「ピーベリー(丸豆)」と呼ばれます。今回は、2つの地域で生産されたイエローブルボン種の中から、この希少なピーベリーのみを厳選し、特別に仕上げていただきました。

<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,000〜1,300m
<エリア>サンパウロ州ヴァレ・ダ・グラマ、ミナスジェライス州セラード地区カンポス・アルトス
<品種>イエローブルボン(ピーベリー)
<生産処理>ナチュラル
<農園名>─
<生産者>ヴァレ・ダ・グラマ、カンポス・アルトス地域の生産者

【コク】★★★★
【果実感】★☆
【苦味】★★★☆
【甘み】★★☆
【香り】★★★★☆

【販売終了:5/3】東南アジア4種飲み比べ

タイ・チェンマイ・ノンタオ村

タイ・チェンマイ・ノンタオ村(ナチュラル)浅煎り

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50g:584円  100g:1,052円 200g:1,999円 

 【梅のようなフレーバーと心地よい微発酵の香り】

 タイ北西部のチェンマイ県メーワン郡メーウィン地区ノンタオ村の希少なコーヒーです。この地域は、カレン族が住む森と共存する伝統的な暮らしを行う地域で、多様な植物と共にアグロフォレストリーでのコーヒー栽培が行われています。

このコーヒーを生産した「レイジーマンコーヒー」の代表であるスエさんは、タイ北部チェンマイの少数民族カレン族。ノンタオ村で暮らしています。自宅の裏庭には、果実や野菜、薬用植物などが、まるでジャングルのような森の中に自然と共存し、コーヒーの木も植えられています。傍らには、スエさん自身が建てた小さなカフェもあります。
スエさん一族は代々この地域のカレン族のリーダーであり、活動家でもあります。政府の森林保護政策によって先祖代々の土地が奪われかけた際には、スエさんのお父さんを中心に地域の人々が団結し、チェンマイからバンコクまで何百キロにもわたる抗議行進を行ったそうです。

 環境や社会が大きく揺れ動く中で育ったスエさんは、父の代のように変化を正面から拒むのではなく、外の世界とうまく関わりながら新しい暮らしの形を探ろうと考えるようになりました。近隣の村が換金作物としてトウモロコシの大規模栽培に転換する一方で、スエさんたちの村は、約40年前に外国から持ち込まれ森に残っていたコーヒーに目を向けたのです。森の樹々と農作物を共生させるアグロフォレストリーの農法を取り入れ、伝統的で自給的な暮らしを大きく変えすぎることなく、コーヒーの栽培と精製によって安定した現金収入を得る道を選びました。それは、村の暮らしと自然を守りながら、持続可能なビジネスを地域全体で築こうとする取り組みでもありました。

スエさん曰く「伝統的な生活をいつまでも続けられるとは思っていない。でも外の世界にただ染まるのではなく、時間がかかっても良い中間地点を目指したい」。これこそがレイジーマンの生き方であり、地域の未来を見据えた取り組みです。スエさんがカフェを開いたのも、「コミュニティにとってのひとつの窓」にしたいという思いから。世界中から訪れる人々に、一杯のコーヒーを通じて、カレン族の暮らしや、その暮らしを支える土、森、水など自然のすべてを感じてもらいたいという願いが込められています。一方で、スエさんは「コーヒーづくりをはじめると、もう怠け者ではいられなくなってしまう。」と冗談混じりに呟きます。まずは生き抜くことが大切。でも伝統への尊敬を忘れずに。だけど、やるからには品質にもこだわって。と、ブレているようにも思えるコンセプトですが、答えがないと知った上に問い続ける姿勢は、本質的なのだと思います。レイジーマンの哲学をより多くの方に知っていただけたらと思います。

<焙煎度>ミディアム(浅煎り)
<標高>1,200m
<エリア>チェンマイ県 メーワン郡 メーウィン地区 ノンタオ村
<品種>カティモール、ブルボン、ティピカ
<生産処理>ナチュラル
<責任者>レイジーマンコーヒー・スエ氏
<生産者>ノンタオ村の小農家

【コク】★★
【果実感】★★★★★
【苦味】☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★★

タイ・チェンライ・メースアイ

タイ・チェンライ・メースアイ地区(ウォッシュ)中浅煎り

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50g:540円  100g:972円 200g:1,847円 

 【紅茶のような爽やかで華やかなフレーバー】

 チェンライはタイの最北に位置し、ミャンマー・ラオスの国境に面しています。バンコクから国内線で約1時間ほど。この周辺はそのむかし、アヘン(麻薬)の原料でもあるケシの違法栽培が世界最大規模で盛んに行われていた地域で、市内から北へ約70キロメートルにある3国の国境付近は「ゴールデン・トライアングル」と呼ばれています。ロイヤルプロジェクトにより現在はケシからコーヒーやお茶の栽培に切り替わり、経済的にも環境的にも大幅改善がなされ、今ではケシはほぼ栽培はされておらず、高級リゾートも立ち並ぶ立派なリゾート地になっています。
 ナーウィン氏は、両親からコーヒー農園を受け継いだ3代目の農園主。ビーンズパイアのファディ氏とは、今年で7年目のお付き合いです。ナーウィン氏の兄はチェンライで最大級のカフェを経営し、ナーウィン氏自身も小さなカフェを営みながら、メースアイ地域で最大規模の精製所を運営しています。ナーウィン氏は37歳。周辺の農家も若手が多く、自分のお店を持ち積極的に活動し、発酵度合いなども農家同士で確かめたりするなど、意欲・意識が高いです。
 ナーウィン氏の農園でも、ケニアンスタイルと呼ばれる方法で精製しています。ケニアンスタイルとは、その名の通り、ケニアの生産地で取り入れられている加工方法。チェリーをパルパーにかけ果肉除去後、水を使わずにパーチメントを発酵(1次発酵)。ある程度ミューシレージが取れた段階で、きれいな水で洗い、洗ったパーチメントを再度発酵(2次発酵)。水の中にパーチメントを入れて完全にミューシレージが取れるまで行うソーキング(浸漬)も行い、3段階の発酵を行います。この手法によって、クリーンカップが向上し、ハイブリット品種特有の風味を昇華させてくれるのですが、今シーズンは、1次発酵の時間を延ばし、2次発酵とソーキングの時間を短縮する実験を行った結果、より複雑な味わいのコーヒーができ、今後の新しい基準が出来たと考えています。
 乾燥は、竹製のアフリカンベッドで最低14日間かけて行い、仕上げの乾燥は低地に移動し、追加で乾燥を行います。その後、石抜き機、脱殻機、サイズ選別機、比重選別台を複数回通し、さらに手作業による丁寧な選別を行っています。

<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,250~1,450m
<エリア>チェンライ県メースアイ地区
<品種>カトゥアイ, ティピカ, チェンマイ, SJ133
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>ナーウィン・ヤエソークー

【コク】★★☆
【果実感】★★★★☆
【苦味】☆
【甘み】★★
【香り】★★★★★

フィリピン・ルソン島シティオべリス

フィリピン・ルソン島シティオべリス(ウォッシュ)浅煎り

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50g:618円  100g:1,112円 200g:2,114円 

 【ナッツのようなコクと柔らかな甘み】

フィリピンにおけるコーヒー栽培は、18世紀のスペイン統治時代に、アラビカ種のコーヒーが植えられたことに始まります。 19世紀後半には、一時的に世界第4位のコーヒー輸出量を誇るまでに成長したものの、さび病の蔓延などを受け、コーヒー産業は低迷していきました。20世紀後半には、ロブスタ(カネフォラ)種の大量生産が主流となりましたが、近年ではスペシャルティコーヒーへの注目も高まり、品質を重視した生産へと方向転換する生産者も徐々に増えています。
 フィリピンは7,000以上の島々からなる島国。主なコーヒー生産地には、ルソン島のベンゲット州、ミンダナオ島のブキドノン州や南コタバト州、ビサヤ諸島のネグロス島などがあります。標高800~1,800mの地域にコーヒーの栽培地が点在し、それぞれの地域で独自の風味特性をつコーヒーが生産されています。多様な標高や土壌環境に恵まれたフィリピンでは、アラビカ種やロブスタ種に加え、希少なリベリカ種やエクセルサ種の4大種のコーヒーが栽培されていることも特徴です。
 カルサダコーヒーの設立は2014年。フィリピンのコーヒー産業が抱える課題に向き合い、地域の農家や住民の自信付与に取り組みながら、フィリピンのコーヒーを世界中へ届ける役割を担っています。
 生産者に対しては、コーヒーの設備機器や継続的なトレーニングを提供し、品質の向上や透明性の確立に力を入れています。 カルサダコーヒーが掲げる使命は、「高品質でかつ、生産者の公平性・人権・環境に配慮したコーヒーを世界市場に届けること。農家をはじめとする関わるすべての人々に、公平な生活を保障すること。」です。15軒のコーヒー農家とともにはじまったカルサダコーヒーは、今ではベンゲット州、ブキドノン州、南コタバト州の500軒以上の農家と連携するまでに成長を遂げています。
 カルサダコーヒーの拠点のひとつ、シティオ・ベリスに暮らすのが、ピアス一家。カルサダコーヒーのスタッフが、この地をはじめて訪れたとき、最初に温かく迎えてくれたのがピアス一家でした。 2014年のカルサダコーヒー設立を機に、一家は協働の道を選び、最初のコミュニティウェットミル(地域の水洗加工場)の建設にも取り組んでくれました。ピアス一家は家族総出でインフラの整備や地域の農家仲間への働きかけ、コーヒー生産における新しい知識と技術の導入など、カルサダコーヒーの立ち上げ時代を支えてくれた一家です。一家の末っ子であるグレースさんは、両親の想いを受け継ぎ、農業経営学の学位を取得した後、ベンゲット州で、カルサダコーヒーの現地スタッフとしてチームに加わりました。今ではベンゲットチームの日々の活動を取りまとめてくれる大事な一員です。ピアス一家は、今もなお、カルサダコーヒーにとってかけがえのない存在です。

<焙煎度>ミディアム(浅煎り)
<標高>1,300〜1,700m
<エリア>ルソン島コルディリエラ地域ベンゲット州シティオ・ベリス
<品種>ティピカ、レッドブルボン
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>カルサダコーヒーとシティオ・ベリスの農家

【コク】★☆
【果実感】★★★★★
【苦味】☆
【甘み】★☆
【香り】★★★★☆

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東ティモール・ハウレウン村(ウォッシュ)中浅煎り

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50g:510円  100g:918円 200g:1,744円 

 【グレープフルーツのような柑橘系のフレーバー】

 東ティモールのコーヒー栽培の歴史は古く、約200年前からはじまりました。 しかし植民地支配と武力占領による政治的な不安定さから、これまでその魅力を伝えることが難しい生産地でした。 独立の混乱期から支援に入られたNGOピースウィンズ・ジャパンが、恒久的な生活支援としてコーヒー開発のプロジェクトを立ち上げました。
 日々、農家の村々へ足を運んで栽培状況をチェックし、インドネシアからも専門家を招聘し農家へのワークショップを行うなどの取り組みを行ってきました。その結果、トラック1台分の出荷量からはじまったプロジェクトが、現在では年間何コンテナにも及ぶ高品質なコーヒーが産出されるようになりました。農家と専門家とNGOの三者が時間をかけて信頼関係をつくり、互いに歩み寄り、共に汗を流しながら育んでいるコーヒーです。
 東ティモールは世界的にも稀な、「国全体がオーガニック」と言えるほど有機栽培が普及しているユニークな国です。コーヒー栽培の歴史は古いのですが、農薬・化学肥料を使うという習慣そのものがなく、コーヒーもほかの作物もすべて農薬・化学肥料に 頼らず育てられています。まったく化学肥料に頼らないと次第に土地はやせ衰えてしまいますが、木と木の間に「ビオポリ」と呼ばれる有機肥料を入れる穴を設置したり、落葉がそのまま土壌改善につながるシェードツリーを植えるなど、自然と調和した方法で土壌改善を行うことで有機的で高品質なコーヒー栽培を実現させています。
 東ティモールでは、ポルトガル語やテトゥン語が公用語ですが、マンバイ語は村の人たちの生活や文化に深く根付いている言語で、集落名の由来にもなっています。 今回の生産地のハウレウン村もマンバイ語で、ハウ:植物の名前、レウン:円形状を意味しています。あまり水が豊富な地域ではなく、山水をタンクに汲み精製を行っています。 赤いチェリーが沢山あり、糖度確認をすると21.5%とハイスコア!将来的にはハニーやナチュラルを試しても良いかもと話をしている村でもあります。 レヌマタ村で見たパルパーが、こちらの村でもしっかり稼働をしていました。

<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,400〜1,800m
<エリア>エルメラ県レテフォホ群ハウレウン村
<品種>ティピカ、HdT、カティモール
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>ハウレウン村 12世帯の農家

【コク】★☆
【果実感】★★★★★
【苦味】☆
【甘み】★☆
【香り】★★★★☆

【販売終了:4/24~】中米4種飲み比べ

エルサルバドル・サンラモン農園

エルサルバドル サンラモン農園(ウォッシュ)中浅煎り

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50g:540円  100g:972円 200g:1,847円 

 【柚子のような爽やかな酸と香り】

 エルサルバドルのコーヒー産業は、19世紀後半から国の経済と文化を支えてきた重要な基幹産業です。火山性土壌と標高の高い山岳地帯、安定した気候に恵まれ、アパネカ=イラマテペクやチャラテナンゴなどの地域では、香り高くクリーンな味わいのアラビカ種が生産されています。近年は国際価格の低迷や気候変動、さび病の影響など課題も抱える一方、小規模農家や家族経営の農園を中心に、品種改良や精製技術の向上、トレーサビリティを重視した高付加価値型のコーヒーづくりが進み、スペシャルティコーヒー産地として評価が高まっています。
 火山性の豊かな土壌と、なだらかな丘陵地が広がるエルサルバドル西部、アタコ・イラマテペク地域。昼夜の寒暖差と安定した降雨に恵まれたこの土地は、古くから高品質なコーヒーの産地として知られてきました。 その中心に位置するサン・ラモン農園は、美しいニンファス湖やアパネカ山の頂に抱かれるように広がり、朝霧が立ちのぼり、澄んだ空気に包まれる環境で、コーヒーの木々が静かに育まれています。毎年2月になると、真っ赤に実ったチェリーが収穫の最盛期を迎え、農園は一年で最も活気づく季節を迎えます。
 この農園は1920年代からマガーニャ家によって受け継がれてきました。現在は5代目グスタボ氏と6代目エンリケ氏が中心となり、先代たちから受け継いだ知恵と経験を大切にしながら、時代に合わせた工夫を重ね、丁寧なコーヒーづくりを続けています。サン・ラモン農園のこだわりは、単なる品質の追求にとどまりません。農園で働く人々とその家族が安心して暮らせることこそが、良いコーヒーを生み出す土台だと考えています。無料の医療ケアや清潔な水の供給、町への送迎といった生活基盤を支える取り組みを長年にわたり続け、地域とともに歩む農園であることを大切にしてきました。大地の恵みと人への思いやり。その両方が一杯のカップに静かに息づいているサン・ラモン農園のコーヒー。口に含むと、やわらかな甘みとともに、火山性土壌ならではの奥行きのある豊かな風味が広がります。産地の風景や人々の営みに思いを馳せながら、ぜひゆっくりとお楽しみください。

<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,350m
<エリア>アワチャパン県アタコ町イラマテペク地域
<品種>ブルボン、アナカフェ、パカス
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>サンラモン農園
<生産者>─

【コク】★☆
【果実感】★★★★☆
【苦味】☆
【甘み】★★
【香り】★★★★★

エルサルバドル・プエルト・アルトゥロ農園2604

エルサルバドル プエルト・アルトゥロ農園(ナチュラル)中浅煎り

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50g:555円  100g:999円 200g:1,898円 

 【すもものような酸味と甘み】

 プエルト・アルトゥロ農園は、エルサルバドル西部アパネカ山脈の最高峰エリアに位置し、150年以上にわたり受け継がれてきた由緒あるコーヒー農園です。霧が立ちこめる高地と冷涼な気候、火山性の豊かな土壌に恵まれ、この地は古くから高品質なコーヒー生産に適した環境として知られてきました。農園はモセス家によって5世代以上にわたり大切に守られ、現在は6代目となるアルバロ・モセス氏が運営を担っています。農園名「プエルト・アルトゥロ」は、アルバロ氏の叔父アルトゥロへの敬意を込めて名付けられたもので、かつてモセス家の農園がエルサルバドル屈指の品質を誇っていた時代の記憶と誇りを今に伝えています。
 転機となったのは2014年のことでした。土地運用に豊富な経験を持つキロス家出身のカルラ・キロスさんと結婚したアルバロ氏は、カルラさんの家族とともにプエルト・アルトゥロ農園のポテンシャルを見つめ直し、品質向上への本格的な投資を決断します。そして2024年、農園内のコーヒー樹の約90%を植え替え、従来の一般的な品種から高品質な品種へと大きく舵を切り、スペシャルティコーヒー農園としての再生を果たしました。アパネカのセラ・グランデ山のすぐそばに位置し、ウィル・バルサモ山脈を一望する壮大な景観の中で、彼らの子どもたちもまた次世代のコーヒー農家として歩み始めています。家族のルーツと誇りを大切にしながら、未来に向けて進化を続ける農園です。

<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,450m
<エリア>アワチャパン県アタコ町 イラマテペク地域
<品種>ブルボン、パカス
<生産処理>ナチュラル
<農園名>プエルト・アルトゥロ農園
<生産者>アルバロ・モセス

【コク】★★
【果実感】★★★★☆
【苦味】☆
【甘み】★★☆
【香り】★★★★★

コスタリカ・タラスコラリージョ2604

コスタリカ タラス・コラリージョ(ウォッシュ)中煎り

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50g:540円  100g:972円 200g:1,847円 

 【完熟オレンジのようなジューシーなフレーバー】

「中米のスイス」と呼ばれるコスタリカ。南北アメリカを結ぶ地峡地帯に位置するコスタリカは東西を太平洋とカリブ海に囲まれ、国土の中心に山脈が連なる小さな国です。軍隊を持たない平和主義の国としても知られ、「地球幸福度指数」第一位に選ばれたこともあります。
「コスタリカ」とはスペイン語で「富める海岸」の意味で、周りを海に囲まれた環境で生物多様性にも恵まれています。 面積は僅か、日本の四国と九州を合わせた程度ですが、地球上の全動植物の約5%が生息するほど豊かな自然環境があります。 生物多様性もさることながら、先進的なプロセスで世界のスペシャルティコーヒーをリードする存在です。
 コーヒー栽培の歴史は古く、18世紀後半ごろに持ち込まれたといわれています。19世紀後半になると、コーヒーは「黄金の豆」と呼ばれるほど国の主要な輸出産品となり、コスタリカの発展を支えてきました。
近年では、スペシャルティコーヒーの潮流の中で、さらに独自性を発揮すべく、ハニープロセスが考案されたり、トレーサビリティの向上を目指した「マイクロミル革命」などが起こったりと、中米の中でも注目を浴びる生産地となっています。従来の流通では、農家が集荷業者にコーヒーチェリーを売るのが一般的で、品質に応じた取引ではありませんでした。そんな状況の中で誕生したのが「マイクロミル」です。生産者自身が加工施設を作り、栽培から加工までを自ら行うことで品質を高めようとする動きが高まっています。
 コスタリカの中でも高標高地帯に位置するタラス地域は、高品質コーヒーの一大産地として知られています。標高1,250~1,400mに広がるこの山岳地帯には、多くの川や湧水があり、ウォッシュ精製に必要な水資源が比較的豊富です。また、太平洋から吹く温暖な風が山脈にぶつかって雲を生み出し、適度な降雨をもたらすことも、この地域における水の潤沢さを支える要因となっています。
 コスタリカ政府がかつてコーヒー精製の近代化を進めた際には、水洗式設備の導入が推奨された歴史もあり、国内全体でウォッシュ精製が広がった背景があります。このような気候的・歴史的な条件に加え、ウォッシュはクリーンで明るい酸味や繊細なフレーバーを引き出す精製方法であり、タラス特有の爽やかな酸味やフローラルな香りをより一層引き立てるのに適していたことから、伝統的にこの手法が採用されてきました。
近年はハニーやナチュラルといった精製方法も盛んに行われていますが、タラスは今なおウォッシュ精製の代表的な産地です。柔らかく、華やかで、飲み飽きしない味わい。そんな伝統的なコスタリカの味わいを体現したコラリージョを、ぜひお楽しみください。

<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,250~1,400m
<エリア>トレスリオス地方タラス コラリージョ地区
<品種>カツアイ、カツーラ
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>コラリージョ地区の農家

【コク】★★☆
【果実感】★★★☆
【苦味】★★
【甘み】★★★☆
【香り】★★★★☆

コスタリカタラス

コスタリカ タラス(イエローハニー)中煎り

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50g:540円  100g:972円 200g:1,847円 

 【赤りんごのようなフレーバーと柔らかな甘み】

 タラス(イエローハニー)は、首都のサンホセ郊外にあるサンディエゴ加工場で精製加工が行われています。ここでの味づくりのカギは、乾燥中に促す発酵具合。乾燥中にどれだけ発酵を促したかどうかで、パーチメントの色味が変わってきます。
発酵を効かせすぎると、良くも悪くも香味へも影響を及ぼすため、ハニー製法は乾燥時の管理が重要です。適切な水分値まで乾燥させるあいだに甘さの成分がコーヒー豆の中へ浸透することで、フルーティさやはちみつのような甘味とともに、まろやかな口当たりと繊細な風味へとつながっています。

 このコーヒーは、近年の森林伐採によって絶滅危惧種に指定された動物、ジャガーを守るためのプロジェクトの一環として栽培されたものです。輸入業者のボルカフェと、現地のFUNDAZOOが2010年に立ち上げたプロジェクト。それに関わる農家やそのコミュニティの向上、環境保全も含めた独自の基準も定めています。また、標高1,500m以上の農家から集めた完熟のコーヒーのみを使用してつくられています。2024年、FUNDAZOOは惜しまれながら閉鎖。新たに、NAMA Conservationという保護団体へとジャガーを守るプロジェクトは引き継がれました。コーヒー生豆1ポンド(約450g)当たり、最低1セントが保護団体へ寄付され、ジャガーを含む野生動物の保護活動や、ジャガーの生息する森林を守る活動、研究などに活かされています。

<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,400〜1,700m
<エリア>トレスリオス地方タラス
<品種>カツーラ、カツアイ
<生産処理>イエローハニー
<農園名>─
<生産者>タラスエリアの農家

【コク】★★★
【果実感】★★★
【苦味】★★☆
【甘み】★★★☆
【香り】★★★★☆

【販売終了:4/4~】エチオピア4種

エチオピア・ハラーデデール

エチオピア ハラー・デデール(ナチュラル)中深煎り

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50g:540円  100g:972円 200g:1,847円 

 【ダークチョコのようなコクと心地よい余韻】

 エチオピアを代表するコーヒーの生産地ハラー。かつてこの地に成立していたイスラム王国「ハラー首長国」の中心都市でした。この都市の旧市街は、豊かな宗教文化と長い歴史を今に伝えており、「アフリカのメッカ」と称されるほど。特に16世紀から19世紀前半にかけては、イスラム世界において「第4の聖地」と見なされていたとされます。
 ジュゴルと呼ばれる堅固な城壁に囲まれた旧市街には、現在も多数のモスクや聖廟、伝統家屋が密集しており、往時の都市構造や生活文化を色濃く残しています。ハラーは、こうした歴史的背景から、イスラム文化と紅海交易の重要な拠点として栄え、学問・宗教・商業の中心地として発展してきました。その文化的・歴史的価値が評価され、2006年には「歴史的城塞都市ハラール・ジュゴル」としてユネスコ世界遺産に登録されました。今日でも、ハラーはその特異な文化遺産とイスラム建築の魅力により、世界中の研究者や旅行者を惹きつける場所となっています。

 ハラーでは伝統的に、小規模農家が庭先でコーヒーを栽培する、「ガーデンコーヒー」という栽培方法が一般的です。また、(果実ごと天日乾燥する)ナチュラル精製法が用いられ、野生的でスパイシーな風味が特徴とも言われます。19世紀末のエチオピア帝国への併合後は、国家の政策に組み込まれながらも、コーヒーは地域社会や宗教儀式の中心的存在として今もなお根付いています。1900年以降は生産体制の近代化や協同組合の設立が進み、近年ではスペシャルティコーヒーとして世界市場で再評価されるようになりました。

 ハラー産のコーヒーのなかには、黄金色に輝くことから、「ゴールデンビーンズ」と呼ばれるコーヒー豆が存在します。ゴールデンビーンズが育つ地域では、火成岩が多く露出。長い年月をかけて浸食された岩盤からは豊富なミネラルが大地に浸透し、栄養分が豊かで肥沃な土壌環境がつくられると考えられています。ハラーはほかの地域と比べると、やや乾燥気味の気候が特徴です。湿気やカビを防ぎながら、ゆっくりと果実を乾燥させるのに適しており、きれいな色調を保つことができるとも言われています。ハラー独特の土壌と気候が黄金色のコーヒー豆を生み出しているのかもしれません。

 かつてのハラー王国の中心地であるメルカバロ地区。ここで収穫されるコーヒーは、すべて手摘みで行われ、完熟チェリーのみが丁寧に選別されます。その後、アフリカンベッドの上で2〜4週間かけてゆっくりと天日乾燥され、伝統的な「ドライチェリー」として仕上げられます。

今回のロットは、ハラーの誇り高きコーヒーを再び世界へ届けることを使命としているAM Coffee Export Company社によって、仕立てられました。同社創業者 アハメドナジ・ムクター氏が、日々品質向上と生産体制の強化に取り組んでいます。またハラー産だけでなく、エチオピア各地のコーヒーの多様なニーズにも対応するため、現在はディレダワとアディスアベバに最新設備を備えた精製施設も設置し、より一層の品質向上を目指しています。 歴史と情熱が詰まったハラーのコーヒー。ぜひ一度、その豊かな香りと個性あふれる味わいをお楽しみください。

<焙煎度>フルシティ(中深煎り)
<標高>1,600〜2,300m
<エリア>オロミア州東ハラー・デデール地区
<品種>原生種
<生産処理>ナチュラル
<農園名>─
<生産者>デデール地区の小規模農家

【コク】★★★☆
【果実感】★★☆
【苦味】★★
【甘み】★★★
【香り】★★★★★

エチオピア・グジ

エチオピア オロミア州グジ(ナチュラル)中煎り

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50g:510円  100g:918円 200g:1,744円 

 【フローラルで華やかなフレーバー】

 グジは首都アディス・アベバから、イルガチェフェまで南に400km、さらにイルガチェフェから南東80kmに位置します。日中25~6℃、低い時は5℃くらいまで下がります。標高は1,800~2,200m。朝は雲海が広がっており、とても幻想的な光景が広がります。標高が高く寒暖差が大きいため、コーヒーはゆっくりと育ちしっかりと甘さが詰まっていきます。芳醇でフルーティーな味わいを持ち、香り高いアロマが特徴です。基本的にコーヒーはセミフォレストで育てており、放牧されている牛やヤギがそこら中にいて、土はフカフカです。
 かつてグジの人々の関心は金(Gold)もしくは畜牛のみで、コーヒー栽培には一切の関心がありませんでした。しかし近年「この地域で、経済的かつ持続可能な作物を作ろう」という信念が徐々に広がり始めました。この数十年で農園も広がり、ウォッシング・ステーションも増え始めました。そうして今ではグジ産コーヒーが有名になってきているのです。

 エチオピアコーヒーの流通の問題点として、精製業者やECX(エチオピア珈琲取引所)などの仲介者が流通を複雑化することで、品質に影響を与えていることがしばしば見受けられます。様々な運営体制や異なる品質基準により、一貫した管理が困難になるのです。

Alphabet Trading社は、海外の顧客とダイレクトで接点を持っているためコミュニケーションが円滑に進み、複雑化することがありません。

また地域の有力者と協働してウォッシングステーションを建設し、近隣農家からチェリーを直接買付けを行っています。アディス・アベバには自社のウエットミルとドライミルを保持することで、チェリーから輸出まで一貫した自前の品質管理フローを構築することができています。

<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,950~2,300m
<エリア>オロミア州グジ
<品種>エチオピア在来種
<生産処理>ナチュラル
<農園名>─
<生産者>Alphabet Trading社

【コク】★★★
【果実感】★★★★
【苦味】★☆
【甘み】★★☆
【香り】★★★★★

エチオピア・ラレサ

エチオピア ゲデブ・ラレサ(ウォッシュ)中浅煎り

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50g:510円  100g:918円 200g:1,744円 

 【レモンティーのような爽やかなフレーバー】

 ゲデオ県ゲデブ地区で生産されるコーヒーは、ゲデオ県で最も有名な地区にちなみ「イルガチェフェ」とも呼ばれます。ゲデブ地区は地域の約半分がコーヒー栽培に利用されるほど生産が盛んな地域ですが、アクセスが困難なため、かつては輸出ルートが限られ、多くのコーヒーが イルガチェフェコーヒー生産者協同組合(Yirgacheffe Coffee Farmers Cooperative Union)やエチオピア商品取引所(Ethiopia Commodity Exchange)を通じて取り扱われてきました。そのため、「ゲデブ」の名前で販売されることはほとんどありませんでした。
 現在では、生産組合や民間企業が直接精製加工から輸出までを行うケースが増えています。、また、ゲデブ地区は地理的にグジに近いこともあり、イルガチェフェの他の地域と比べて力強い味わいが特徴的です。その地域特有の風味から、「イルガチェフェ」ではなく 「ゲデブ」の名称でブランド化されることも増えてきています。

 ゲデブ地区の中でも、特に標高の高いラレサ村は、コーヒー栽培に理想的な環境です。澄んだ空気と昼夜の寒暖差が大きいこの土地では、コーヒーチェリーがゆっくりと時間をかけて成熟し、華やかで奥行きのある風味が育まれます。収穫された完熟チェリーは、その日のうちに丁寧に水洗処理が施され、アフリカンベッドでゆっくりと乾燥されます。欠点豆が徹底的に取り除かれることで、雑味のないピュアで洗練された味わいが引き出されます。イルガチェフェ特有の華やかで繊細な香りと、果実感あふれる豊かな味わいが凝縮されたラレサをぜひお楽しみください。

<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>2,150〜2,200m
<エリア>南エチオピア州ゲデオ県ゲデブ地区ラレサ地域
<品種>原生種
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>ラレサ地域の生産者

【コク】★☆
【果実感】★★★★★
【苦味】☆
【甘み】★☆
【香り】★★★★★

エチオピア・ハロベリティ

エチオピア ゲデブ・ハロベリティ(ナチュラル)中浅煎り

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50g:540円  100g:972円 200g:1,847円 

 【ジャスミンのような香りといちごのような甘み】

 エチオピアの行政区分は、地方、ゾーン(県)、ウォレダ(市)、ケベレ(村・地区)に分かれますが、ハロ・ベリティは、ゲデブ県ケベレ(村)=集落の名前です。 ゲデオ県では肥料や農薬をほとんど使用せず、生産者さんは 5 ha未満の土地でコーヒーの木を「庭先」や「小さな農園」で生産する小規模農家です。また、イルガチェフェとも近く、似た気候であることに加え、肥沃な土壌など栽培環境が非常に恵まれていることもあり、COEなどの珈琲コンテストでも常連のエリアになっています。柑橘系の爽やかな酸質とフローラルな風味が特徴的です。

 生産者のゼフリン氏は、もともとイルガレム市で大学講師として勤めながら農園を手伝っていましたが、2021年に父のビルハヌ氏が「カップ・オブ・エクセレンス(Cup of Excellence:COE)」で入賞したことをきっかけに、本格的にコーヒー生産者として歩み始めました。

ビルハ氏は、有機農法を取り入れ、約4haの農地で年間およそ5,300kgのコーヒーを30年以上にわたり生産してきました。地元の農業普及員の支援を受けつつ、収穫したコーヒーをナチュラルプロセスで精製し、主に地元市場での販売を行ってきましたが、コーヒーの買取価格には満足しておらず、より良い市場を求めて2021年のCOEに挑戦しました。その結果19位に入賞し、受賞者の一人として大きな喜びを味わったと振り返っています。また、2020年に米国国際開発庁が実施した農業支援プログラム「Feed the Future Ethiopia Value Chain Activity」における、スペシャルティコーヒーの栽培・収穫に関する研修からも大きな刺激を受けたと語ります。「これを機により良い市場とつながれることを願っています」と当時の思いを話しています。 現在では、息子のゼフリン氏が2023年に新しい加工所を立ち上げるなど、父の意思を継ぎ、積極的な取り組みを進めています。

 今回のコーヒーは、農家のマーケットアクセスの推進、そして彼らの生活レベルの向上を目指して取り組む輸出会社「Temerachi Coffee Export」。そのオーナーであるDawit Girma氏は、勇敢なチャレンジャーです。彼はコーヒー農家に囲まれた環境で幼少期を過ごし、成人後、日本で働き暮らしていました。日本ではエチオピアのコーヒーが驚くほどの安値で売られて、とても驚いたそうです。これでは品質の良いコーヒーをどれだけ大量に生産しても、暮らしが豊かにならない。農家の労力に対して正当な対価が支払われる未来を作らなければならない。その思いでECXルール改正前からコーヒービジネスに単身飛び込みました。 そんな彼の思いに共感する人々が現れ、彼のもとには驚くほど品質の高いコーヒーが集まるようになりました。

<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>2,100 〜2,300m
<エリア>南エチオピア州ゲデオ県ゲデブ地区ハロ・ベリティ
<品種>デガ
<生産処理>ナチュラル
<農園名>─
<生産者ゼフリン氏

【コク】★★
【果実感】★★★★★
【苦味】☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★☆