レドゥーシャでは毎月「テーマ」に沿った数量限定コーヒーをご用意しています。
『東アフリカ4種飲み比べ』
3月第1弾の企画は「東アフリカコーヒー新興国」特集です。
アフリカコーヒーと言えば、イルガチェフェで有名なコーヒー発祥の地「エチオピア」、キリマンジャロで有名な「タンザニア」、生産量は多くありませんが品質の高さでスペシャルティーコーヒー生産国では確固たるポジションを得ている「ケニア」の東アフリカ沿岸国が有名ですが、今回はその3国の西側にある内陸国の「ウガンダ」「ブルンジ」「ルワンダ」を特集します。ウガンダはロブスタ種の比率が高くスペシャルティコーヒーではほとんど登場することがありませんでしたが、近年では高品質のアラビカ種が出てくるようになりました。」ブルンジ、ルワンダはコーヒーの歴史は浅いですが、良質のブルボン種単一品種が多く栽培されており、これからスペシャルティコーヒー界を牽引するのではとも言われています。
そんな3カ国を4種類ご用意した今回の限定コーヒー。焙煎度・精製方法も様々ですので、その違いもお楽しみいただけたらと思います。
*2025年4月から「限定コーヒー定期便」がスタートしました。送料サービス(店舗受取もOK)かつ連続して購入するとお得な価格、サービスにて購入可能な「定期便」をぜひお試しください♪
*数量限定です。2週間くらいで通常は販売終了していますのでお早めにお買い求めください
【3/7~】ブルンジ・ニエンイWS(ウォッシュ)中煎り
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50g:540円 100g:972円 200g:1,847円
【爽やかでしっかりとしたベリー系の味わい】
ブルンジは、アフリカ大陸の東側の中央に位置し、まさに大地溝帯(グレートリフトバレー)の中にあるという位置関係です。大地溝帯によって生み出されたタンガニーカ湖が西部に位置しており、北にはルワンダ、東にはタンザニア、西にはコンゴ民主共和国に囲まれたコーヒー生産地のど真ん中にある国です。ブルンジも約9割の人が農業に従事しており、そのうちの約4割の人がコーヒー生産をしています。国土のほとんどが標高1,500m以上のため、アラビカコーヒーの生産に非常に向いている環境で、2000年初頭からスペシャルティコーヒーの生産が拡大し、COE(カップオブエクセレンス)などの品評会も開催され世界的に高評価を得られている国です。
民族は北に位置するルワンダと似ており、フツ族(85%)とツチ族(14%)とトゥワ族(1%)という構成です。1970年頃と1990年頃のジェノサイドという暗い歴史が印象的な国であり、民族間での傷はまだ癒えてはいませんが、今では国を挙げてスペシャルティコーヒーを生産するまでに復興しています。内政不安やインフラの整備遅れ、港までの輸送コストの高さなど、まだまだ改善すべき点がたくさんありながらもこれだけの味わいのコーヒーを作り出せるルワンダのポテンシャルは相当高いと言えます。
標高1,670mに位置するニエンイウォッシングステーション(WS)には、周辺の1,260世帯の農家が収穫したコーヒーチェリーを持ち込みます。酸性土壌の豊かな赤土で栽培されるブルボン種のコーヒーには、しっかりとしたベリー系のフレーバーと柑橘系の酸質を作り出すのには欠かせない要素の一つです。日中の平均気温も18‐25℃、降水量は地域により異なりますが年間に2度の雨季があり、約1,000~1,500mm。コーヒー栽培にはうってつけの温度帯・降雨量であり、このWSに運ばれる真っ赤に熟したコーヒーチェリーは、まるで宝石のように輝いて見えます。果肉を除去され、キレイな水で洗われたパーチメントコーヒー達は100本以上並ぶアフリカンベッドに広げられ、ゆっくりとサンドライされていく姿は圧巻です。ここは2017年に設立された比較的新しいWSですが、ブルンジのこれからのコーヒー生産を担う、重要な役割を果たしてくれていると感じることのできる場所です。
<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,670m
<エリア>カルジ州
<品種>ブルボン
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>ニエンイウォッシングステーション
【コク】★★★
【果実感】★★★
【苦味】★★☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★☆
【3/7~】ルワンダ・ンゴマWS(ナチュラル)中浅煎り
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50g:540円 100g:972円 200g:1,847円
【ストロベリーのような風味と心地よい発酵の香り】
アフリカ大陸の中心に位置する内陸国のルワンダ。「千の丘の国」と称される、丘陵地帯です。緑の大地に、丘が幾重にも連なる景色が広がっています。1994年に起きたジェノサイド。その後の復興と振興を目指し、政府が力を入れたのがコーヒー生産でした。2000年代に入ると、高品質なコーヒーの生産を目的に、主にアメリカの支援により南部県を中心にWSの建設が広がっていきました。各家庭で収穫から精製加工を行い、庭先で乾燥させるのが主流だったそれまでの生産方法から、地域ごとにあるウォッシングステーションでコーヒーチェリーを収集し、精製加工を行うようになりました。こうして一括して品質管理ができるようになったことで、品質の向上へとつながりました。
バホ・コーヒーは、エマニュエル・ルサティラさんによって設立された、ルワンダの家族経営コーヒー企業です。「Baho」はキニアルワンダ語で「強くあれ」を意味し、エマニュエルさんが大切にしてきた「コミュニティの回復力」という価値観を表しています。バホ・コーヒーは、単なるビジネスではなく、地元のコーヒー生産コミュニティと世界のスペシャルティコーヒー市場をつなぐ家族のレガシーとして設立されました。小規模農家、特に女性のエンパワーメントを使命に掲げ、パートナーの生活にポジティブな変化をもたらしながら、高品質で倫理的に調達されたコーヒーの生産に取り組んでいます。
創業当初から、品質追求と倫理的調達を重視し、公正な支払いや、農家への技術トレーニング、農家のオーナーシップ向上といった活動に力を入れてきました。さらに、貯蓄グループの形成、協同組合支援、農家さんの家族への教育支援など、地域に根ざした社会的取り組みも積極的に行っています。
ンゴマWSは、西部県ニャマシェケ郡に位置するバホコーヒー傘下のWSです。キブ湖の湖畔に位置し、対岸にコンゴを望むことのできる景色がとても美しい場所です。コーヒーの一大産地のニャマシェケ郡の中でも、とくに香味の優れたロットが生まれるエリアです。近隣のアカゲラWSとは姉妹関係にあり、同じ丘陵地帯やキブ湖に浮かぶ島の農家が両ステーションにチェリーを持ち込むことも多いのが特徴です。
<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,500〜1,800m
<エリア>西部県 ニャマシャケ郡 ブシケリ・セクター、
ルゲレゲレ・セル、ンゴマビレッジ
<品種>レッドブルボン
<生産処理>ナチュラル
<農園名>─
<生産者>ンゴマWS
【コク】★★
【果実感】★★★★☆
【苦味】☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★☆
【3/7~】ルワンダ・TUK農協(ハニー)中煎り
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50g:540円 100g:972円 200g:1,847円
【黒糖のような甘みとまろやかな後味】
Koperative Twongere Umusaruro(通称:TUK農協)は、キニヤルワンダ語で「たくさん収穫や生産ができますように」という意味の込められた名前の農協です。農協が拠点を置いているのは、ルワンダの首都キガリから3時間ほど、東部県に位置するカヨンザ郡です。赤土に、見渡すかぎりのバナナの木、緩やかな傾斜の丘が幾重にも広がっています。2011年より運営が始まった農協は、現在163農家で構成されています。東部県の中では比較的標高の高いところに位置し、品質の高いコーヒーが採れる地域ですが、日本ではあまり注目をされてこなかった地域のひとつです。2014年からはSustanable GrowersというNGOとのパートナーシップのもと、これまで栽培や精製加工方法の改善に取り組んできました。国の農業機関のプログラムにも積極的に参加し、この地の名産品のバナナの木との混作や、日陰栽培にも挑戦しています。
TUK農協の特徴ともいえるのが、所属する163名のうち157名が女性の農家だということ。取りまとめている地域を5つのエリアに分け、それぞれグループをつくり、栽培方法の情報共有や、農協の農園の管理などを協働して行っています。きれいに管理された農園やウォッシングステーションの随所から、きめ細やかさや丁寧さを感じます。
ルワンダのコーヒーの収穫期は年に一度。それ以外の時期にも、収入源を確保できるようにと、アガセチェの製作にも取り組んでいます。アガセチェは結婚式などの祭事の際に、贈り物を入れるバスケットのことで、ルワンダの人びとにとって日常から馴染みのある大切なものです。農協のオフィスにはこのアガセチェが飾ってありましたが、そこにもきめ細やかな手仕事を感じることができます。
2018年には、ウォッシングステーション内にカッピングのラボを建設し、生産者自らが品質確認を行えるようになりました。コーヒーの味わいや、バイヤーの求めている味わいを知ることで、コーヒーの品質向上にもつながっています。
<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,619m
<エリア>東部県カヨンザ郡
<品種>レッドブルボン
<生産処理>ハニー
<農園名>─
<生産者>TUK農協の加盟農家
【コク】★★★
【果実感】★★★☆
【苦味】★★
【甘み】★★★☆
【香り】★★★★☆
【3/7~】ウガンダ・ルウェンゾリ(ナチュラル)中浅煎り
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50g:552円 100g:994円 200g:1,888円
【黄桃の風味とまろやかな口当たり】
ウガンダは、世界第6位のコーヒー生産量を誇る一大コーヒー産地。生産量全体の約8割がロブスタ種、残りの約2割がアラビカ種といわれています。 アラビカ種の主な生産地として知られているのが、北部ウェストナイル周辺、東部マウント・エルゴン周辺、そして南部ルウェンゾリ国立公園周辺です。
4,000メートルを超える山々が連なり、雄大な景観が広がっています。コーヒーは、これらの山のふもとから中腹にかけて、標高1,200〜1,800メートルほどの地域で栽培されています。 この地域は山岳地帯のため車道が整備されておらず、農家たちは生活物資の運搬にも使っているロバにコーヒーチェリーを載せ、山を下って水洗工場まで運んでいます。
かつてこの地域は、低品質な非水洗アラビカ種の産地とされていました。流通の過程においては、アラビカ種とロブスタ種の区別もなく、隣国から持ち込まれた古い在庫のコーヒーなどと混ぜられてしまう状況が続いていました。しかし、もともとこの地域で栽培されているコーヒーの木は、ケニア由来の品質の高いアラビカ種です。SL品種とも呼ばれるブルボン–ティピカ系統に属し、ジューシーな口当たりと柑橘系の明るく透明感のある酸味を風味の特徴としています。本来備わっているその風味の良さをできる限り損なうことのないよう、この地域で収穫されたコーヒーのみを集め、さらにスペシャルティグレードに達する品質を目指して丁寧に精選を行っています。
ルウェンゾリ地域の農家や加工場のスタッフがつくるコーヒーのポテンシャルを最大限に引き出す取り組みを行っているのが、輸出業者であるキャラガニコーヒー社と、その傘下でウォッシングステーションを運営するアグリエボルブ社です。1990年に設立されたキャラガニコーヒー社は、ソーシャルビジネスを事業の柱とし、社会的インパクトを重視しながらコーヒー事業を展開しています。アグリエボルブ社もまた、コーヒー生産者に対して、品質向上および生産量向上を目的としたさまざまなプログラムを提供しています。
品質向上のためにまず取り組んだのは、他国や別産地で収穫されたコーヒーチェリーと混ざらないよう、流通経路を見直し、改めて構築することでした。加えて、これまでコモディティコーヒーの生産が中心だった産地であったため、収穫方法についても基礎から丁寧に伝えていく必要がありました。
コーヒーチェリーの完熟度を高め、品質の均一性を保つため、プログラムの一環としてセミナーによる啓発やデモンストレーションを継続的に実施しています。これまでは主にヨーロッパ市場向けに販売されてきましたが、地域に根差した地道な取り組みの成果として生産量が徐々に向上し、現在では日本にもこのコーヒーを分けてもらえるようになりました。
<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,200〜1,800m
<エリア>西部ルウェンゾリ国立公園周辺
<品種>SL14・SL28
<生産処理>ナチュラル
<農園名>─
<生産者>ルウェンゾリ国立公園周辺の農家
【コク】★★
【果実感】★★★★☆
【苦味】☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★☆
限定コーヒー定期便
~コーヒーをより楽しみたい方向けのお得な定期便~
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毎月1~2回販売している限定コーヒーの飲み比べセットを送料サービスでお届けするお得な定期便が2025年3月にスタートしました!
生産国や精製方法などを飲み比べをすることによって楽しみながらコーヒーの知識を増やすことができる他には無いコーヒー定期便です♪
楽しみ方は2パターン。コーヒー豆(粉)セットまたはコーヒーバッグセットのいずれかをお客様のコーヒーライフスタイルに合わせてお選びください♪
<特典>
①送料サービス(定期便2回連続以上店頭受取の場合は、店内にてホットコーヒーSサイズ1杯サービス<660円以下の産地に限ります>)
②2回連続購入の場合は5%OFF、3回以上連続購入の場合は10%OFF
③珈琲クラブ会員様特典の前月購入量に応じた増量も!
【3/7~】東アフリカ4種×50g飲み比べセット 2,172円
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単品でも勿論楽しめますが、3種類を同時に飲むことによって香味の違いがより鮮明にわかります!!
*3種類を飲み比べてそれぞれの香味の違いを楽しみましょう♪
*飲み比べを継続して楽しみたい方はお得な定期便をどうぞ!
*「喫茶でのお得な限定コーヒー飲み比べセット(2杯目以降半額)」もご用意します!
*2名様以上の場合は人数分ご注文ください→お連れのお客様含め2割引きでご提供します♪
*予約は必要ありません
*テイクアウトはできませんのでご注意ください
【3/7~】東アフリカ4種×2個 珈琲バッグ飲み比べセット
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8個セット 1,440円
*お湯さえあればどなたでも美味しく気軽にスペシャルティコーヒーをお楽しみいただける4種類各1個のセットです!ギフトにも最適です!!
無料ラッピングもできます。コーヒー好きな方へのギフトにも最適です。
コロンビア4種(2026/2)
【完売御礼】コロンビア・ウィラ・ラスラモス(アナエロビックウォッシュ)中浅煎り
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50g:555円 100g:999円 200g:1,898円
【いちごのようなフレーバーと爽やかな酸】
ウィラ県はアンデス山系の南部に位置し、豊かな自然と多種多様な動植物が生息する地域です。高低差も大きいため、エリアによってさまざまな景色が広がります。また、肥沃な土壌に恵まれていることから、年間を通して安定した生産が可能で、コロンビアの中でも高品質なコーヒーの産地として知られています。
このコーヒーは、ラス・フローレス農園のジョアン氏が指揮するウォッシングステーション(WS)で、ウィラ県アセベド地区およびピタリート地区の農園から集めた完熟で良質なチェリーを選別し、精選したオリジナルロットです。
農園主のジョアン氏は、24歳という若さで祖父の代から続く農園を継ぎ、数えきれないほどの試行錯誤を重ね、今では世界各国で扱われるコーヒーを生産するまでに成長しました。 ラス・フローレス農園が位置するエリアは、もともと豊かな土壌と水源に恵まれた環境保全地域です。この地域では、古くから互いに協力し合い、大切な資源を守りながらサステナブルなコーヒー栽培に取り組んでいます。
今回のWSは、ジョアン氏の発想から生まれたもので、これからの市場の変化や多様な需要に応えるべく、トップクオリティのマイクロロットに加えて、良質なチェリーを丁寧に精選し、安定的かつ大きなボリュームでコーヒーを処理できる場所として、設備と環境の向上に力を入れています。年々厳しさを増す気候変動と向き合いながら、熟度の高いチェリーを選び抜き、ウィラらしいクリーンで扱いやすいコーヒーを目指してきました。
今回のアナエロビックは珍しいウォッシュ処理です。アナエロビックというと独特の香りとフレーバーで好き嫌いが分かれるイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、アナエロビックウォッシュはその豆本来の香味をより際立たせる効果があると私は考えています。
普段アナエロビックをあまり飲まない方もぜひチャレンジしてみてください♪
<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,700〜1,850m
<エリア>
<品種>カスティージョ、コロンビア、カトゥーラ
<生産処理>アナエロビックウォッシュ
<農園名>─
<生産者>
【コク】★★☆
【果実感】★★★★★
【苦味】☆
【甘み】★★☆
【香り】★★★★★
【完売御礼】コロンビア・トリマ・カフェグランデ(ウォッシュ)中煎り
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50g:555円 100g:999円 200g:1,898円
【ハーブのような香りと心地よい後味】
世界有数のコーヒーの産地、南米コロンビア。水洗式(ウォッシュ)のアラビカ種のコーヒーの生産量は世界最大量を誇ります。
コロンビアでコーヒー栽培が始まったのは18世紀ごろ。キリスト教の修道院に植えられたのがはじまりとも言われています。広大なアンデス山脈を有するこの地では、山々の恵みを受けた気候と土壌のおかげで、コーヒー栽培が広がっていきました。赤道直下のコロンビアでは、一年を通してコーヒーを収穫することができます。収穫期のピークは4月から7月ごろがメインシーズンで「主収穫(スペイン語でCosecha Principal)」と言われます。
「ミタカ(スペイン語でMitaca)」と呼ばれる第二ピークは12月から1月ごろに迎えます。メインシーズンより収量は少なめですが、風味はしっかりしていることが多く、今回お届けする商品も「ミタカ」です。明るい酸味と重厚な口当たりで、日本でもファンの多いコーヒーの産地のひとつです。
コロンビア中部に位置するトリマ県。FARCというゲリラ集団が結成された地としても知られており、近隣のプラナダス県と同じく治安の悪い状況が続いていた地域です。コーヒーの産地としては、バイヤーが生産地に深く入っていくことができずにいたため、長年、未開の地とされてきました。
2016年の和平合意をきっかけに、荒廃した土地をコーヒーの栽培用地として積極的に開墾が進められています。現在では南部と北部の両方の味わいの良さを感じられる新しい産地として、バイヤー達がこぞって買い付けに来るほど注目を集めています。
コロンビア・トリマ県の有数のコーヒー生産地、プラナダス地区を中心に活動する「カフェグランデ農協」は、現在532haのオーガニック農地(加盟農園)を有しています。加盟農園ではコーヒー栽培とあわせてプラタノ(バナナ)やサトウキビも生産・販売しており、プラタノはコーヒーのシェードツリーとして相性が良く、生産者さんの食生活と収入の両面を支えています。サトウキビは搾汁後に固め、黒糖として販売しています。
農協は2019年、コロナ禍直前に設立されました。トリマはゲリラ発祥の地として知られ、治安や情勢が不安定なため、農協が解散・再編されることもしばしばありました。そのため設立自体は新しいものの、加盟農園の多くは古くからコーヒー栽培に取り組んできた生産者さんです。2021年からはオーガニックコーヒーの海外販売にも本格的に乗り出しています。
トリマは保守的な地域性を持ちながらも、肥沃な土地を活かした伝統的かつ良質なコーヒーを長年作り続けてきた地域です。近年は、オーガニック栽培を守りながら、より高品質かつ収益性の高いコーヒーづくりを目指し、若手や二代目の生産者さんたちを中心に精力的な取り組みが進められています。
*同じトリマ産のリオブランコとの飲み比べが特におすすめです
<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,200〜2,100m
<エリア>トリマ県 プラナダス地区
<品種>カスティージョ、カツーラ、コロンビア
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>カフェグランデ農協
【コク】★★★
【果実感】★★☆
【苦味】★★☆
【甘み】★★☆
【香り】★★★★☆
【完売御礼】コロンビア・トリマ・リオブランコ CGLE(ウォッシュ)中煎り
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50g:555円 100g:999円 200g:1,898円
【白ブドウのようなジューシーな酸とコク】
今やコロンビアを代表する有名農園となったカフェ・グランハ・ラ・エスペランサ(CGLE)。その礎を築いたのは、フアン・アントニオさんとブランカ・リギアさん夫婦。コロンビアのポトシ農園を任されることになりました。
1945年には、フアンさんが、既存のティピカ品種に加え、イエローブルボンにレッドブルボン、カトゥーラを新たに導入することを決めました。これが今のCGLEに続いています。
ふたりは14人の子どもたちを授かり、当時では一般的なコロンビアの伝統的な大家族のかたちを築いていました。農園では人手が必要だったこともあり、子どもたちもお手伝いをしながら、家族みんなで農園をつくりあげてきました。
農園は長い年月を経て、少しずつ生産性も高まっていき、子どもたちの中で、コーヒーの栽培や精製方法に特に興味を持ったのが、リゴベルトさんとルイスさんでした。ポトシ農園に加え、トゥルヒージョという地域の農地を手に入れ、「ラ・エスペランサ農園」と名付け、 有機農法の拡大に取り組んでいきました。2007年、リゴベルトさんはパナマのボケテ地域にある「ラ・カルレイダ」というコーヒー農園の運営を任されることになりました。そして翌年、パナマスペシャルティコーヒー協会が主催する「Best Coffee of Panama」品評会で1位を獲得したのです。この成功を機に、リゴベルトさんは、ゲイシャ品種のコーヒーの種子をコロンビアに持ち帰り、CGLEの歴史に新たな時代を切り開きました。
CGLEでは現在、はじまりの地でもあるポトシ農園に加え、ラ・エスペランサ農園、ラス・マルガリータス農園、セロ・アスール農園の4つの農園、約150haで生産に取り組んでいます。農園のうち約20%が自然保護区あたり、鳥類は26種類生息するほど、生物多様な環境でコーヒーが育まれています。ゲイシャ、ピンクブルボン、イエローブルボン、パカマラ、スーダンルメ、ラウリーナ、シドラ、ジャバ、モカ、コロンビア、カツーラなど多様な品種を扱うスペシャルティコーヒーの生産と販売に特化し、コロンビアの土壌と気候に新しい品種を適応させるという大きな挑戦に取り組んでいます。またそれぞれの品種に見合った精製方法を試行錯誤し、各国のバイヤーからのリクエストにも応じています。品質管理、精製処理、デリバリーなどそれぞれ専属チームを設け、徹底的な管理体制を整えています。さらに、気候変動によって湿度管理が難しくなる中でも、最適な環境づくりのために倉庫の改修やドライミルの建設を進め、安定した輸出体制を築いています。 CGLEは、世界中のスペシャルティコーヒー市場で常に一歩先を行く存在であるために、品質向上への挑戦を続けているのです。
高い栽培・精製技術を持つCGLEの評判は他県にも広がり、各地で生産された良質なコーヒー豆も集まるようになりました。彼らはそうしたコーヒーを「CGLE FOR ALL:コミュニティプログラム」と名付け、取り扱いを行っています。
パートナー農家さんの多くは自然保護区の中でコーヒーを育てている為、環境教育の実施することで自然保全にも貢献しています。また、過疎化が進む地域でもあるため、コーヒー産業を通じた雇用づくりや、地域の学校への学用品の寄贈、子どもたちへのクリスマスイベントの開催など、 社会的な活動にも力を入れています。さらに、プログラムに参加する生産者組合には、買取価格に25%以上のインセンティブを上乗せして支払うことで、生産者さんの暮らしを支援し生活水準の向上にも寄与しています。
今回のトリマ リオブランコ エルビノもそのひとつ。CGLEが生産プロセスのすべての段階で、自社のクオリティチェックを行うことで、安定したコーヒーの生産~流通を実現させました。
瑞々しいぶどうのようなフレーバーをぜひお楽しみください♪
<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,600〜1,850m
<エリア>トリマ県 プラナダス リオブランコ
<品種>ティピカ、コロンビア、カツーラ
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>プラナダスの生産者組合
【コク】★★☆
【果実感】★★★★☆
【苦味】★
【甘み】★★★
【香り】★★★★★
【完売御礼】コロンビア・バジェデルカウカ・ポトシ農園 CGLE(ウォッシュ)深煎り
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50g:555円 100g:999円 200g:1,898円
【ナッツのようなコクと黒糖を思わせる上品な甘み】
リオブランコと同じくCGLEのコーヒーです!
バジェ・デル・カウカは、コロンビア南西部に位置し、ポパヤンがあるカウカと隣接した地域です。バジェ・デル・カウカの南東部に位置するのがカイセドニア地域、北部に位置するのがトルヒージョ地域です。いづれもアンデス山脈の一部で標高1,400~2,000メートルの高地にあり、温暖かつ湿潤で、昼夜の気温差が大きくコーヒー栽培に恵まれた特性を有しています。コーヒー栽培に適した気候とバラエティ豊かな品種、独自の精製方法の管理を取り入れることで、世界的に評価されるコーヒーが生産されています。
コーヒーの生産地としてだけではなく、県の海沿いにはブエナベントゥラ港を擁し、中部産のコーヒーの輸出港として重要な役割を担っています。
<焙煎度>フレンチ(深煎り)
<標高>1,584~1,653m
<エリア>バジェ・デル・カウカ県
<品種>イエローブルボン
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>カフェ・デ・ラ・エスペランサ(CGLE)
【コク】★★★★
【果実感】★
【苦味】★★★
【甘み】★★★
【香り】★★★★☆
インドネシア4種(2026/1)
【1/31~】インドネシア・クリンチマウンテンHT(ナチュラル)中浅煎り
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50g:510円 100g:918円 200g:1,744円
【ぶどうのような爽やかなフレーバー】
インドネシアのスマトラ島にあるクリンチマウンテンは、標高3,000mを超え、現地で「神の永住地」とも呼ばれる美しい山で、国立公園にも指定されています。山の高さと形は、まるで富士山のようです。 そのクリンチマウンテンのふもと、標高1500メートルほどにあるカユアロ地域、カユアロバラット地域、グニュントュジュ地域の3つにまたがる地域一帯がコーヒーの生産地です。
霧がかかっているかと思うと青空が顔をのぞかせ、晴れたかと思うと雨が降る、天候の変わりやすい地域。 人々は、山から流れてくる水を農業や生活用水に使い、山の自然の恵みとともに生活を営んでいます。広大なクリンチマウンテンを望むその裾野には、じゃがいも、キャベツ、唐辛子などの農作物と一緒にコーヒーの木が植えられている畑が広がっています。見渡す限り一面に広がるお茶畑も印象的な光景です。 この地域では年間を通してコーヒーの収穫が行われます。 同じ1本の木に小さな蕾も、花も、みどりの実も、黄色い実も、もうすぐ収穫を迎える赤い実もなる様子はこの土地ならではの様子です。
インドネシアの生産地では、コーヒーチェリーを集め、精製加工を行う「コレクター」と呼ばれる生産業者がいます。コレクターは、高品質なものや高付加価値のあるコーヒー生産の肝といっても過言ではないほど、重要な役割を担う生産者です。このコーヒーの生産者ムクリス氏もその一人。Horti Tani(通称、HT)というグループの16のコーヒー農家たちを取りまとめています。Horti Taniはインドネシア語で「野菜農家」の意味。2014年にできたグループで、はじめはジャガイモやトウガラシ、ニンジンなどの野菜を取り扱っていましたが、2018年にアルコ生産者組合に加盟し、以降コーヒー生産のノウハウを培ってきました。
コレクターのムクリス氏自身もコーヒー農家です。自宅の裏にある農園でコーヒーの木を育て、その場で果肉除去を行い、専用のビニールハウスの中で乾燥させています。無駄のない慣れた手つきで機械を操り、コーヒーチェリーの色や状態を見ただけで、瞬時に乾燥の見極めを行うムクリス氏。そんな職人肌のムクリス氏のコーヒーは、この地域でも高い評判を得ています。
スマトラ島中部のナチュラル製法という珍しいコーヒーです。インドネシアコーヒーのイメージをいい意味で変えるコーヒーです♪
<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,401m
<エリア>スマトラ島クリンチ・グヌントゥジュ地域
<品種>シガラルタン、アンドゥンサリー
<生産処理>ナチュラル
<農園名>─
<生産者>HTコーヒー・ムクリス氏
【コク】★★
【果実感】★★★★★
【苦味】☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★★
【1/31~】インドネシア・ロンボク島(ロブスタナチュラル)深煎り
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50g:486円 100g:875円 200g:1,662円
【ダークチョコのような重厚なコクと風味】
インドネシア・ロンボク島は、バリ島の東に位置する小スンダ列島の一つです。ロンボク島の中央部には標高3,726mを誇る活火山リンジャニ山がそびえ、火山灰由来の肥沃な土壌と、標高差のある地形が特徴です。高地では昼夜の寒暖差が生まれ、農作物の生育に適した環境が形成されています。気候は熱帯性で、明確な雨季と乾季があり、特に山間部では比較的涼しい気候が保たれています。
農業は島の重要な産業で、稲作を中心に、トウモロコシ、カカオ、コーヒーなどが栽培されています。コーヒー生産は主にリンジャニ山麓の高地で行われ、小規模農家たちによる栽培が中心です。伝統的な農法が多く残り、収穫は手摘み、精製方法はナチュラルやスマトラ式などで、インドネシアらしい個性のあるコーヒーが生み出されています。
ロンボク島の住民の多くはササック族で、彼らが島の文化や生活、価値観の中心を担っています。宗教は主にイスラム教が信仰されていますが、「ワクトゥ・テル」と呼ばれる、イスラム教と精霊信仰・祖先崇拝が融合した伝統信仰も一部地域に残っています。これにより、宗教行事や生活習慣には自然や祖先との共生を重んじる思想が色濃く反映されています。
暮らしは農業を基盤とし、家族や「カンポン(村、集落の意味)」という共同体との結びつきが非常に強いのが特徴です。稲作やコーヒー栽培などの農作業は、家族単位だけでなく地域全体で支え合いながら行われ、助け合いの精神が文化として根付いています。
島の中心に鎮座するリンジャ二山をぐるりと囲むように、標高800〜1,000メートルの斜面でコーヒーは育てられています。南から吹き上げる暖かな風が山にぶつかって冷やされ、北へと流れ込み、山の北側では標高がそれほど高くなくても朝晩は冷え込みます。この気温のおかげで、標高が800メートルほどでもアラビカ種が育ち、アラビカ種とロブスタ種が一緒に植えられているのが、ロンボク島ならではの光景です。島内では200軒ほどの農家がコーヒー栽培を行っています。コーヒーの木は、ジャックフルーツやドリアン、カシューの木陰に植えられ、周囲にはカカオやコショウ、バニラも一緒に栽培されています。山の周辺は自然保護区に指定されていますが、近年違法伐採が後を絶ちません。木を伐採することは政府によって禁じられていますが、そこにコーヒーを植えることは認められ、コーヒーは農家たちの収入源のひとつにもなっています。
このコーヒーは、栽培、収穫、加工に関する専門的なトレーニングを行うナトゥーラ・ドホ(NaturaDojo)が主導し、地域の農家さんたちで構成された組合で生産されたものです。水の少ない地域で、ナチュラル精製が主ですが、試行錯誤を重ねながらこの土地のコーヒー生産の可能性を少しずつ広げています。
レドゥーシャ初の「ロンボク島」産のコーヒー。ぜひ一度お試しください!
<焙煎度>フレンチ(深煎り)
<標高>800〜1,000m
<エリア>ロンボク島
<品種>ロブスタ
<生産処理>ナチュラル
<農園名>─
<生産者>ロンボク島の農家
【コク】★★★★
【果実感】☆
【苦味】★★★★★
【甘み】★☆
【香り】★★★★☆
【完売御礼】インドネシア・アチェ(スマトラ式)中浅煎り
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50g:510円 100g:918円 200g:1,744円
*アチェ深煎りとは焙煎度違いです
【ハーブのような香りと柑橘系の酸味】
スマトラ島北部、ガヨ族の人々が住むタワール湖周辺の高地は、古くからいわゆるアチェ・マンデリンの産地として知られています。しっかりとした酸味と濃厚な甘みをもつアチェのコーヒーですが、その中でも秀でた香味を持つコーヒーを生産している地区が近年知られるようになりました。コーヒーの集散地であるタケンゴンの町から北方、アチェのコーヒー産地でも特に標高が高いウェー・イランです。アチェのコーヒー生産地の平均標高が海抜1,200m程度ですが、このウェーイランは1,600mに達する地区です。
時には雪も降ることがある、この冷涼な土地で生産されるコーヒーは、チェリーの成熟期間が長く、スマトラ産の一般的なコーヒーとは一線を画します。ガヨ族の人々が、その寒冷地の気候に負けず丁寧に生産したレッド・ガヨ、ウェー・イランは、柑橘系のさわやかな酸味としっかりとした甘みを伴った、アチェ・マンデリンの最高峰です。
インドネシアのコーヒー農家は平均して1~5haの小農家です。さらに農家はコーヒー・スパイス・果物を混作することが多いです。農家の多くはアクセスが困難な場所に住んでおり、コーヒーが輸出業者に届くまでに多くの時間や行程を要します。そんな中、農家へ迅速な換金が必要なことからもインドネシア特有のスマトラ式(ウェットハル加工)が誕生しました。
*深煎りへ続く
<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,600m
<エリア>アチェ・テンガ県 ウェー・イラン地区
<品種>ガヨ1、ガヨ2、カティモール、ティピカ系
<生産処理>スマトラ式
<農園名>─
<生産者>アチェ・ウェーラン村の小農家
【コク】★☆
【果実感】★★★★☆
【苦味】★
【甘み】★★☆
【香り】★★★★★
【1/31~】インドネシア・アチェ(スマトラ式)深煎り
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50g:540円 100g:972円 200g:1,847円
*アチェ中浅煎りとは焙煎度違いです
【スモーキーな香りと長く続く余韻】
【スマトラ式について】
スマトラ式=Wet Hulled、現地の言葉ではwet grindを意味するGiling Basahと呼ばれています。
*スマトラ式精製処理の流れ
果肉除去→ミューシレージ除去→予備乾燥→脱殻→本乾燥 他の精製方法異なる点として、2度乾燥工程があること、生豆を完全に乾燥させる前に脱殻してしまうこと、があげられます。
なぜ、2度の乾燥を行うかというと、換金性のほかインドネシア特有の気候が影響しています。 インドネシアには雨季と乾季しかなく湿度の高い時期がほとんどです。そんな中一般的な乾燥工程を行おうにも多くの時間を要してしまいます。 スマトラ式では2度乾燥工程を挟むことで、適切な時間で乾燥を行えるようにされているのです。
一次乾燥は各農家自身がパーチメントの状態で水分値40%前後まで乾燥を行います。この状態の豆はGabahと呼ばれており、そのGabahをコレクターや生産者組合等が集荷し、彼らによって脱穀されます。Gabahを脱穀すると白っぽく柔らかい状態の生豆が現れ、これはLabuと呼ばれます。次にLabuを水分値15%にするため2次乾燥を行います。この2次乾燥の際にスマトラ式特有の深緑色に豆色が変わってゆくのです。この2次乾燥された無選別状態の生豆はAsalanと呼ばれます。
一次乾燥のパーチメントの状態【Gabah】→脱穀された状態【Labu】→2次乾燥された豆【Asalan】
また、出来の良いLabuは青みがかった色をしていることから、現地ではブルーのLabuがいいとされています。スマトラ式らしい深緑色の生豆にするため、良質なLabuを集めることがコレクターの腕の見せ所だったりします。
そんなスマトラ式は、アーシー・スパイシー・ハーブ・フルーティといった複雑な味わいを感じられます。 今回のアチェでは特にハーブやフルーティさを「中浅煎り」で強く感じます。
<焙煎度>フレンチ(深煎り)
<標高>1,600m
<エリア>アチェ・テンガ県 ウェー・イラン地区
<品種>ガヨ1、ガヨ2、カティモール、ティピカ系
<生産処理>スマトラ式
<農園名>─
<生産者>アチェ・ウェーラン村の小農家
【コク】★★★★☆
【果実感】★
【苦味】★★★★☆
【甘み】★★
【香り】★★★★★
【完売御礼】ニカラグア4種(2026/1)
ニカラグア・サンタマリア・デ・ロールデス農園(アナエロビッナチュラル)中浅煎り
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50g:555円 100g:999円 200g:1,898円
【完熟ミカンのような酸味と風味】
*ウォッシュ(中煎り)と同じ農園です。飲み比べをお勧めします♪
サンタマリア・デ・ローデス農園を運営するペラルタコーヒー社は、ニカラグアを代表するスペシャルティコーヒー生産者のひとつで、品質の高さや生産の透明性から国際的にも非常に評価されています。ペラルタコーヒー社がコーヒー栽培を始めたのは20世紀初頭。現在では、4代目のロヘル・ホセ・ぺラルタ氏が運営をしています。
所有する5つの農園は、ヌエバ・セゴビア県のディピルトとヤラパ山岳地帯に位置しています。それぞれの土地に適した品種を栽培。区画ごとで栽培品種を管理しているため、単一品種のロット作りを行うことができます。
今回のロットはペラルタ社が管理する1区画であるミリアム地区のコーヒー。 この農園はサンフェルナンド市北部、ホンジュラス国境沿いに位置します。
収穫後には、コーヒーチェリーの熟度を完璧に揃えるため、糖度計で計測しながら手選別を行なっています。また、モニタリング検査を導入し、各ロットがどの時期に、どのように加工されたかを100%トレースができるようになっています。これにより、同じロット内でのブレをなくすだけでなく、ロットごとのブレを最小限に抑えるように心がけています。この徹底した品質管理とロット管理の実践が、COE(珈琲品評会)入賞などの成果にもつながっています。
また、発酵による香味形成の重要性にいち早く目をつけたペラルタコーヒー社は、発酵時の温度と湿度を調整し、適した微生物が活性化する条件を徹底管理することで、狙った香味に仕上げれる発酵技術を研究をしています。また乾燥工程においても、加工条件によって、パティオと温室、アフリカンベッドを使い分けています。この徹底したロット管理と技術の研究により、おいしいコーヒーが消費国に届くのです。
「マルセレサ(Marsellesa)」は、ハイブリッドチモール(Timor Hybrid)と伝統的なアラビカ品種であるビジャサルチ(Villa Sarchi)を人口交配をさせて開発されました。ハイブリッドチモール由来のさび病への高い耐性と、ビジャサルチ由来のフローラルで明るい酸味を兼ね備えており、さらに高収量という特性も持っています。そのため、2009年の開発以来、ニカラグア国内の農園だけでなく、中米の多くのスペシャルティコーヒー農園で広く採用されるようになりました。
この品種は管理しやすく、持続可能なスペシャルティコーヒー生産に貢献する品種として評価されています。今回のロットは、糖度19度のチェリーを収穫し、農園のベッドで16時間レスティングさせ、容器に無水の状態で80%チェリーを充填させ、酸素が入らないよう密封し、容器をプールに沈めて温度を16~18℃にコントロールしながら発酵を約48時間すすめ、アフリカンベッドで33日間乾燥をさせています。
発酵感は控えめに仕上がっています。優しい香味をお楽しみくださいませ♬
<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,300〜1,500m
<エリア>ヌエバセゴビア県 サン・フェルナンド市
<品種>マルセレサ
<生産処理>アナエロビックナチュラル
<農園名>サンタマリア・デ・ロールデス農園
<生産者>ペラルタコーヒー社
【コク】★★☆
【果実感】★★★☆
【苦味】☆
【甘み】★★★★☆
【香り】★★★★★
ニカラグア・サンタマリア・デ・ロールデス農園(ウォッシュ)中煎り
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50g:555円 100g:999円 200g:1,898円
【ローストナッツのようなコクとキャラメルのような甘み】
*アナエロビックナチュラルと】同じ農園です。香味の違いをお楽しみください♪
ニカラグア北部のヌエバセゴビア県にコーヒーが導入されたのは19世紀後半ごろ。標高の高い山岳地帯と、冷涼な気候、昼夜の寒暖差により、高品質なコーヒーの生産に適した産地で、小農家を中心に生産が拡大していきました。
内戦や経済危機など厳しい時代のなかで、農家同士が協力して栽培や、収穫などに取り組んできたことで、助け合いの精神が生まれました。その名残で、収穫期には家族や近隣住民が手伝いあう「マノ・バルサ」という習慣が今も残っています。コーヒーはこの地域の人々の誇りと結束の象徴となりました。
同じ農園の「別品種」「精製違い」「焙煎度違い」を同時に楽しめるのは中々無い機会です。
ぜひ飲み比べて香味の違いをお楽しみくださいませ!
<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,300〜1,500m
<エリア>ヌエバセゴビア県 サン・フェルナンド市
<品種>レッドカツアイ
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>サンタマリア・デ・ロールデス農園
<生産者>ペラルタコーヒー社
【コク】★★★
【果実感】★★☆
【苦味】★★★
【甘み】★★☆
【香り】★★★★☆
ニカラグア・ブエノスアイレス農園(ウォッシュ)中煎り
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50g:555円 100g:999円 200g:1,898円
【カカオのような風味と黒糖の甘み】
ニカラグア北部、ホンジュラスとの国境近くに位置するヌエバ・セゴビア県オコタル地区。豊かな山々が連なるこの地に、ブエノス・アイレス農園があります。もともとホンジュラスに住んでいたバジャダレス家。今から50年ほど前、内戦の悪化によりこの地へと一家で移り住みました。当時、中心部は土地の価格が高く、まだコーヒーがほとんど植えられていなかったオコタル地域の土地を購入。その後、少しずつ近隣の土地を買い足しながら、やがて企業へと成長し、「ブエノス・アイレスグループ」と呼ばれるまでになりました。
今では10の農園を所有し、4代目のルイス・エミリオ氏とオルマン氏兄弟が中心となって運営しています。父親のルイス氏は80歳を越えますが、今もなお農作業や牛の世話をする姿が見られます。
2020年、巨大ハリケーン「イオタ」と「エタ」が中米を襲いました。多くのコーヒー農園が甚大な被害を受ける中、ブエノス・アイレス農園も一部で土砂崩れが発生。幸い大きな損害は免れましたが、気候変動の影響と災害リスクは年々増しています。それでも彼らは、毎年変わらずに買い続けてくれる人々や消費者のために、努力を惜しまず品質を守り続けています。
2012年頃から始めた生産処理の実験では、数々のデータを蓄積し、いまでは発酵や乾燥など6つの項目でデータ指標を確立。バイヤーの要望に合わせて、フレーバープロファイルを意図的に設計できるようになりました。その探究心と技術が実を結び、ブエノス・アイレスの運営する農園のひとつ、モンテ・リバノ・ロス・アルペス農園は、2023年と2024年の2年連続でニカラグアCOE(コーヒー品評会)の1位に輝き、世界がその品質を認めました。
バジャダレス家は、コーヒーづくりだけでなく、この土地に暮らす人々と共に歩むことを何よりも大切にしています。農園の周辺には、地域の人々が利用できる学校、メディカルセンター、そしてスポーツセンターを整備しています。「ブエノス・アイレス学校」と名づけられた学校には、現在52名の子どもたちが通っています。ブエノス・アイレス農園として、学用品や教材を寄付し、農園に教師を招いて、農園で働く生産者の子どもたちが昼間に安心して学べる環境を整えています。
さらに、サン・フェルナンド地区では教会や学校、水の供給を支援し、キラリ地区でも生活用水の提供を続けています。加えて、オコタル市に暮らすおよそ4〜5万人の人々に対しても、下水処理用の水の供給を担っています。コーヒーの木を育てるように、人の暮らしと未来を育む。バジャダレス家の取り組みは、地域とともに成長し続けています。
<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,200〜1,500m
<エリア>ヌエバ・セゴビア県オコタル地区
<品種>マラカツーラ
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>ブエノス・アイレス農園
<生産者>バジャダレスファミリー
【コク】★★★
【果実感】★★☆
【苦味】★★★☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★☆
ニカラグア・ブエノスアイレス農園(ウォッシュ・ナチュラル)深煎り
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50g:600円 100g:1,080円 200g:2,052円
【ダークチョコのようなコクと心地よい苦み】
*ブエノスアイレス農園ウォッシュ中煎りと「品種」「精製違い」「焙煎度違い」です。
ジャバ種のウォッシュプロセスとナチュラルプロセスのミックスロットです。10%程度、ナチュラルが混じっています。ウォッシュのすっきりした印象もありながら、ナチュラルのコクや甘味が感じられるおもしろいコーヒーですよ♪
<焙煎度>フレンチ(深煎り)
<標高>1,200〜1,500m
<エリア>ヌエバ・セゴビア県オコタル地区
<品種>ジャバ
<生産処理>ミックスプロセス (ウォッシュ・ナチュラル)
<農園名>ブエノス・アイレス農園
<生産者>バジャダレスファミリー
【コク】★★★★☆
【果実感】★
【苦味】★★★★☆
【甘み】★★
【香り】★★★★★
【完売御礼】ゲイシャ3種(2026/1)
完売御礼【ゲイシャ】コロンビア・ラスマルガリータス農園(ナチュラル)中浅煎り
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【ストロベリーのような風味と甘み】
今やコロンビアを代表する有名農園となったカフェ・グランハ・ラ・エスペランサ。CGLEの呼び名でも知られています。その礎を築いたのは、フアン・アントニオ氏とブランカ・リギアさんご夫婦。コロンビアのポトシ農園のあれこれを任されることになったふたり。
1945年には、フアン氏が、既存のティピカ品種に加え、イエローブルボンにレッドブルボン、カトゥーラを新たに導入することを決めました。これが今のCGLEに続いています。
ふたりは14人の子どもたちを授かり、当時では一般的なコロンビアの伝統的な大家族のかたちを築いていました。農園では人手が必要だったこともあり、子どもたちもお手伝いをしながら、家族みんなで農園をつくりあげてきました。
農園は長い年月を経て、少しずつ生産性も高まっていき、子どもたちの中で、コーヒーの栽培や精製方法に特に興味を持ったのが、リゴベルトさんとルイスさんでした。ポトシ農園に加え、トゥルヒージョという地域の農地を手に入れ、「ラ・エスペランサ農園」と名付け、 有機農法の拡大に取り組んでいったのです。2007年、リゴベルトさんはパナマのボケテ地域にある「ラ・カルレイダ」というコーヒー農園の運営を任されることになりました。そして翌年、パナマスペシャルティコーヒー協会が主催する「Best Coffee of Panama」品評会で1位を獲得したのです。この成功を機に、リゴベルトさんは、ゲイシャ品種のコーヒーの種子をコロンビアに持ち帰り、CGLEの歴史に新たな時代を切り開きました。
CGLEでは現在、はじまりの地でもあるポトシ農園に加え、ラ・エスペランサ農園、ラス・マルガリータス農園、セロ・アスール農園の4つの農園、約150haで生産に取り組んでいます。農園のうち約20%が自然保護区あたり、鳥類は26種類生息するほど、生物多様な環境でコーヒーが育まれています。ゲイシャ、ピンクブルボン、イエローブルボン、パカマラ、スーダンルメ、ラウリーナ、シドラ、ジャバ、モカ、コロンビア、カツーラなど多様な品種を扱うスペシャルティコーヒーの生産と販売に特化し、コロンビアの土壌と気候に新しい品種を適応させるという大きな挑戦に取り組んでいます。またそれぞれの品種に見合った精製方法を試行錯誤し、各国のバイヤーからのリクエストにも応じています。品質管理、精製処理、デリバリーなどそれぞれ専属チームを設け、徹底的な管理体制を整えています。さらに、気候変動によって湿度管理が難しくなる中でも、最適な環境づくりのために倉庫の改修やドライミルの建設を進め、安定した輸出体制を築いています。 CGLEは、世界中のスペシャルティコーヒー市場で常に一歩先を行く存在であるために、品質向上への挑戦を続けているのです。
高い栽培・精製技術を持つCGLEの評判は他県にも広がり、各地で生産された良質なコーヒー豆も集まるようになりました。彼らはそうしたコーヒーを「CGLE FOR ALL:コミュニティプログラム」と名付け、取り扱いを行っています。
パートナー農家さんの多くは自然保護区の中でコーヒーを育てている為、環境教育の実施することで自然保全にも貢献しています。また、過疎化が進む地域でもあるため、コーヒー産業を通じた雇用づくりや、地域の学校への学用品の寄贈、子どもたちへのクリスマスイベントの開催など、 社会的な活動にも力を入れています。さらに、プログラムに参加する生産者組合には、買取価格に25%以上のインセンティブを上乗せして支払うことで、生産者さんの暮らしを支援し生活水準の向上にも寄与しています。
今回のゲイシャナチュラルはその圧倒的な香りと濃縮感が特徴でコーヒーの新しい世界を感じられる逸品です♪
<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,648〜1,852m
<エリア>南西部バジェ・デル・カウカ県
<品種>ゲイシャ
<生産処理>ナチュラル
<農園名>ラス・マルガリータス農園
<生産者>カフェ・デ・ラ・エスペランサ
【コク】★★★
【果実感】★★★★★
【苦味】☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★★
完売御礼【ゲイシャ】グアテマラ・ニューオリエンテ(ウォッシュ)中浅煎り
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【紅玉のような酸味と甘みのハーモニー】
ニューオリエンテはグアテマラ東部、高地にある山岳地帯です。霧が多く日照時間も他の地域に比べて短いため、冷涼で湿潤な気候が特徴です。豊富なミネラルを含む火山灰土壌が、コーヒー栽培に適した地域です。
1950年代ごろまでは無名の産地でしたが、各農家の取り組みはもちろんのこと、政府による政策にも後押しされ、近年スペシャルティコーヒーの産地として発展してきました。
このコーヒーをつくってくださったのはエスヴィン・バスケス氏。勤勉で、品質の向上に強い意志を持って取り組んできました。エスヴィン氏がコーヒー栽培を始めたのは12年前。収穫期を迎えるたびに、心を込めてコーヒーづくりに励んでいたといいます。単にコーヒー農家としてではなく、栽培の環境にも配慮し、コーヒーを通じた地域社会の発展にも関わりました。手を抜かず、丁寧な精製加工を施し、真心を込めるのがエスヴィン氏のモットーでした。
ー追悼ー 近年エスヴィン氏はがんを患い、闘病生活を送っていました。今回のロットは体調が悪化する中でも、いつものように細やかで丁寧に精製加工を行い、真心を込めて仕上げられたものです。今年の収穫期、コーヒーの生産を見届けたエスヴィン氏は闘病の末、この世を去りました。「このコーヒーは単に商品ではなく、目的をもって生きたエスビン氏の人生の最後の表現です。」エスヴィン氏の姿を近くでみていた周りの人びとはそう語ります。
このコーヒーを取りまとめ輸出を担ってくださったオーロラ農園のソニアさんは、「種からカップまでに関わる全ての人の価値を大切にするつながりのなかにいられることを、心から誇りに思います。このコーヒーを焙煎するとき、それをお客さんへ提供するとき、味わうとき、その背景にある心と手のぬくもりを感じていただけたら幸いです。」とエスヴィン氏に追悼の意をささげています。ご冥福お祈り申し上げます。
このコーヒーを取りまとめてくださっているのがオーロラ農園です。その拠点のあるグアテマラ、コバン。先住民族の多く住むこの地域では、ほかの地域と比べて所得や貧困の格差があるといわれています。
「グアテマラ人は働き者だけど、活躍の機会が限られている。だからこそ、コーヒーの生産者さんへ公平な価格の支払いによって、地域社会に貢献していこう、農家がより良い生活をできるようにしていこう。」オーロラ農園の農園主、アルド氏がそう決意し、始まったのが「オーロラ スタジオ プロジェクト」です。
コバンから貧困をなくしていくため、売り上げの一部をコーヒーの生産に必要な水のフィルターやソーラーパネル、ストーブなどの設置に充て、農家さんへの公平な還元を行っています。こうした取り組みの輪を広げ、今までに関わった農家さんは50世帯を超えました。
「グァテマラを愛するということ。人を助けるということ。」アルド氏と奥さんのルシアさんが3人の子どもたちに教えていきたいことだそうです。日々、農家のもとへ足を運び、自ら手を動かすアルド氏。その背中が大切なことを語っているように思います。
作り手の想いが込められた今回のオリエンテゲイシャ。ぜひそんな背景も感じながら楽しんでいただけたら嬉しいです。
<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,550m
<エリア>東部ニューオリエンテ
<品種>ゲイシャ
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>エスヴィン・バスケス氏
【コク】★★★
【果実感】★★★★★
【苦味】☆
【甘み】★★☆
【香り】★★★★★
完売御礼【ゲイシャ】ペルー・チリノス組合(ウォッシュ)中浅煎り
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【華やかなフレーバーとみかんのような甘み】
産地はペルー北部カハマルカ県。標高1,500〜2,000mの冷涼な気候と肥沃な火山性土壌に恵まれた、国内有数の高品質コーヒー産地です。多くの農家は1〜5haほどの農園を家族で営み、シェードツリーを用いた伝統的で環境に配慮した栽培を行っています。近年は有機栽培や生産者組合による品質管理が進み、発酵や乾燥工程の改善によってスペシャルティコーヒーの評価が高まっています。持続可能な生産体制を築きつつ、農家の収入向上と地域の発展を目指す取り組みが活発に行われています。
そんなカハマルカ県に拠点をおく、チリノス生産者組合では、持続可能で高品質なコーヒー生産を支えることに取り組んでいます。地域のリーダー的な存在として、環境に配慮しながら事業を展開し、加盟農家の家族や関係者の繁栄と生活の質の向上に貢献することをビジョンとしています。「環境問題が深刻化する中で、質の高いコーヒーを持続的に育てていくためには、まずは良い土づくりが大切」。という思いから、組合では有機栽培の推進にも積極的に取り組んでいます。敷地内にはコンポスト専用の大きな小屋を建設し、羊や牛のフン、コーヒーの果肉などを堆肥化して有機肥料をつくり、提携する農家に無償で提供しています。また、品種研究用の小さな農園や苗床も併設し、生産に関する情報提供や苗木の配布なども行っています。
ミゲル氏は1976年、ペルー・カハマルカ県 サン・イグナシオ州 チリノス地区に生まれました。コーヒー栽培を始めたのは1995年で、当初はカトゥーラ、パチェ、カティモールなどの品種を育てていたそう。長年、市場価格の変動やバイヤーによる買いたたきに苦しむコーヒー農家の現状を目の当たりにしてきたミゲル氏は、より安定した環境で生産できる道を求め、2004年にチリノス生産者組合へ加入することを決めました。
組合では、農家がその努力に見合った報酬を得られる独自の仕組みを整えており、先に加盟していた先輩農家からは、栽培方法や農園経営に関する多くの教訓を学ぶことができたといいます。ミゲル氏は、こうした支えが自身の農園づくりに大きな良い影響を与えたと言います。
ミゲル氏はチリノス組合のなかでもリーダー的な存在として活躍しています。コロンビアで開催されたサステナブルハーベストのカフェショーでは登壇者として招かれ、さらに組合に所属する814名の農家を代表し、2019年にボストンで行われたSCA(スペシャルティコーヒー協会)にも参加しました。対外的な活動に積極的である一方、自身の農園では、これまで栽培してきたカティモールやカトゥアイに加え、今回のゲイシャなど新たな品種の植栽にも取り組んでいます。また、収穫後の精製工程の改善にも力を入れており、自身の農園をモデルケースとして地域の農家に向けた研修を提供しています。インターンシップの受け入れも行い、未来のコーヒー生産者を育てることにも注力しています。
<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,731m
<エリア>カハマルカ県 サン・イグナシオ州 チリノス地区
<品種>ゲイシャ
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>チリノス組合
<生産者>ミゲル・エステバン・ラミレス・アグルト
【コク】★★☆
【果実感】★★★★★
【苦味】☆
【甘み】★★
【香り】★★★★★
【完売御礼】アフリカ飲み比べ(2025/12)
【完売御礼】ケニア・ニエリ郡キアンドゥ(ウォッシュ)中煎り
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50g:555円 100g:999円 200g:1,898円
【オレンジのような風味と甘み】
スペシャルティコーヒーのTop of top ケニアの登場です♪
ケニアで最初にコーヒーが植えられたのは、イギリスの植民地時代の19世紀末〜20世紀初頭のこと。イギリス人入植者たちは、近隣のエチオピアやタンザニアからアラビカ種の苗を持ち込み、商業的な栽培を開始します。ところが、そのコーヒー産業の恩恵を受けたのは、現地ケニアの人々ではありませんでした。広大な農園は白人入植者によって支配され、ケニア人は労働者として酷使される立場に置かれていいました。さらに、ケニア人によるコーヒー栽培や販売は、法律で厳しく制限されていました。
1963年、ケニアは長い闘争の末にイギリスから独立。この転換点を境に、コーヒー産業はケニアの人々の手に取り戻されていきました。政府は小規模農家による栽培を奨励し、協同組合を通じた公正な取引体制が整備されていきます。現在では、ケニアのコーヒー生産者の約7割が、1ヘクタール未満の土地で栽培する小規模農家です。こうした農家が所属しているウォッシングステーションが、高品質なケニアコーヒーの基盤となっています。
キアンドゥウェットミルは、1970年にテトゥ農協の傘下に置かれて設立されました。1989年に一度ムテカ農協と合併しましたが、2011年からは独立し、キアンドゥ組合として生産活動を開始しています。 現在、メンバーは1,524名で、一人当たり平均200本のコーヒーの木を栽培。コーンや豆、サツマイモなどと混植されることもあります。ウェットミルに持ち込まれたチェリーは、パルピングの後、水を使わず18〜24時間発酵させます。発酵後のパーチメントは水路で洗浄され、一晩きれいな水に浸します。その後、気候や気温に応じてアフリカンベッド上で7〜15日間乾燥させます。1人のマネージャーが中心となり、スタッフとともにチェリーの計量・グレード分け、農家への支払いや相談対応などを行い、全体を監督しています。
キアンドゥ組合では、収穫から得られた利益によって基金が設立されており、メンバーは教育費や農園への投資、緊急時の費用などについて融資を受けることができます。さらに、CMS(持続可能なコーヒー生産の促進に取り組む組織。輸出会社であるC. Dorman Ltdとも提携)の専門家による現地でのサポートも行われています。トレーニングの提供や資金援助、農地運用に関するセミナーの開催、サステナブルな生産方法を紹介する資料の配布などを実施し、生産者への高い利益還元を目指しています。またキアンドゥでは、環境保護の観点から精製処理に使用した水を貯水し、ゆっくりと土壌へ浸透させることで水源の汚染を防いでいます。地域住民のみなさんと共に、植樹活動を推進するなど、環境と共生する取り組みにも力をいれています。
ケニアは生産量が隣国エチオピアの10%弱と少なく貴重な産地です。今回エチオピアとぜひ飲み比べて個性の違いをお楽しみくださいませ♪
<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,810m
<エリア>ニエリ郡キアンドゥ地区カリンドゥ市
<品種>SL28, SL34, Ruiru11, Batian
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>キアンドゥ組合の生産者
【コク】★★★
【果実感】★★★
【苦味】★★
【甘み】★★★
【香り】★★★★★
【完売御礼】エチオピア・カッファ(ウォッシュ)中浅煎り
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限定コーヒー飲み比べ定期便はこちら→「コーヒー定期便」
50g:510円 100g:918円 200g:1,744円
【ジャスミンのような華やかな香り】
コーヒー発祥の地であるエチオピアカッファ地方(カッファはコーヒーの語源と言われています)。栽培方法も地域によって大きく異なり、ガーデンコーヒーと呼ばれる、1〜2haほど農家の庭先でコーヒーを育てる方法が主流のイルガチェフェに対して、カッファではその数倍もの広さの原生林の中でコーヒーを育て、自然の中で栽培する方法が用いられています。このコーヒーが栽培されるウィシュウィシュ村のほど近くにある、マンキラという小さな村には、「すべてのコーヒーのはじまりの木」として村人に代々大切に守り継がれてきた伝説の原木が存在しています。コーヒーが育つのは原生林の中。そこでは複数の樹木の合間に点在するようにコーヒーがあり、コーヒーの木の幹にはコケ、藻類が繁殖しており、土壌の温度が低く、豊富に水分を含んでいることが分かります。そんな深い森の中、自然の中、何世紀にもわたり人とコーヒーの営みがそこで繰り返されているコーヒーは、飲む人々に味わい以上にロマンや歴史を感じさせてくれます。
そんな歴史のあるコーヒーですが、他の産地のコーヒーと同じく、栽培や加工の知識や技術を持った人々の存在がなければ、そのポテンシャルは発揮できません。このコーヒーの生産者はTamiru Gizaw氏。彼はコーヒー農園を営む家に生まれ、幼い時から自然とコーヒーノキの中で幼少期を過ごしてきました。その後はタミル氏は医療関係の専門職の道に進みキャリアを積んできましたが、5年ほど前から、両親の農園を手伝いはじめ、今では農園主として活躍しています。コーヒーは約200haほどの広さの森の中、様々な植物が作り出す濃いシェードの下育てられ、肥沃な森林の養分をたっぷりと蓄えます。収穫期を迎えると、完熟したチェリーはすべて手摘みで収穫され、未熟過熟の豆がハンドピックで取り除かれます。その後はパルパーにかけられ発酵槽で約1日発酵させ、ミューシレージを除去します。その後きれいに洗浄されたパーチメントはアフリカンベッドに広げられ、攪拌を繰り返しながら14日~16日間かけてゆっくりと乾燥させます。
今回紹介するのは、農家のマーケットアクセスの推進、そして彼らの生活レベルの向上を目指して取り組む輸出会社「Temerachi Coffee Export」。そのオーナーであるDawit Girma氏は、勇敢なチャレンジャーです。彼はコーヒー農家に囲まれた環境で幼少期を過ごし、成人後、日本で働き暮らしていました。日本ではエチオピアのコーヒーが驚くほどの安値で売られて、とても驚いたそうです。これでは品質の良いコーヒーをどれだけ大量に生産しても、暮らしが豊かにならない。農家さんの労力に対して正当な対価が支払われる未来を作らなければならない。その思いでECXルール改正前からコーヒービジネスに単身飛び込みました。 そんな彼の思いに共感する人々が現れ、彼のもとには驚くほど品質の高いコーヒーが集まるようになりました。
イルガチェフェとは違うコーヒー発祥の地「カッファ」の世界を是非体験下さい!!
<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,800〜2,050m
<エリア> 南部エチオピア諸民族州カッファ地方ボンガ/ウィシュウィシュ村
<品種>在来種
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>Tamiru Gizaw
【コク】★★
【果実感】★★★★☆
【苦味】☆
【甘み】★★☆
【香り】★★★★★
【完売御礼】ウガンダ・ルウェンゾリ(ナチュラル)中煎り
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50g:522円 100g:940円 200g:1,785円
【ベリーのようなコクと甘み】
ウガンダは世界第6位のコーヒー生産量を誇る一大コーヒー産地です。生産量全体の8割程度がロブスタ種、残りの2割程度がアラビカ種と言われています。 アラビカ種の生産地として知られているのが、北部のウェストナイル周辺と東部のマウントエルゴン周辺、そしてこのコーヒーの産地、南部のルウェンゾリ国立公園周辺です。4,000mを超える山々が連なり、雄大な光景が広がっています。コーヒーはその山のふもとから中腹付近の標高1,200~1,800m程度の地域で栽培されています。山岳地帯で、車の通る道もなく、農家たちは生活で必要な物の運搬にいつも使っているロバにコーヒーチェリーを載せて山をくだり水洗工場まで運んでいます。
かつてこの地域は、低級品の非水洗アラビカの産地でした。流通の過程で、アラビカ種もロブスタ種も関係なく、隣国からの古い在庫のコーヒーなどと一緒に混ぜられてしまっている状態でした。もともとこの地域で栽培されているコーヒーの木はケニア由来の品質の良いアラビカ種。SL品種とも呼ばれる、ブルボンーティピカ系統の品種です。ジューシーな口当たりと、柑橘系の明るい酸味がこの品種のコーヒーの風味の特徴です。本来の風味の良さをできる限り損なうことのないようこの地域のコーヒーのみを集め、さらにそれをスペシャルティグレードレベルのコーヒーになるよう精選しています。
ルウェンゾリ地域の農家や加工場のスタッフたちのつくるコーヒーのポテンシャルを最大限に引き出す取り組みを行っているのが、輸出業者のキャラガニコーヒー社と、その傘下でウォッシングステーションを運営しているアグリエボルブ社です。1990年に設立されたキャラガニコーヒー社は、ソーシャルビジネスを柱とし、社会的なインパクトを考慮しながら事業を行っています。アグリエボルブ社もまた、コーヒー生産者に対し、品質向上と生産量向上のためのさまざまなプログラムを提供しています。
品質向上ためにまず取り組んだことは、他国や別の産地で収穫されたコーヒーチェリーと混ざらないよう、その流通経路を改めて構築することでした。またコモディティの生産が主だった産地。収穫の方法も一から細かく伝えていく必要がありました。コーヒーチェリーの完熟度を上げ、均一性を保つため、プログラムの一環としてセミナーでの啓蒙やデモンストレーションを継続的に行っています。これまでは主にヨーロッパに販売されていましたが、地域に根付いた地道な取り組みにより、徐々に生産量が向上し、日本にもそのコーヒーを分けてもらうことができるようになりました。
レドゥーシャでも1年半ぶりに登場した貴重なウガンダをぜひお楽しみください♬
<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,200〜1,800m
<エリア>西部ルウェンゾリ国立公園周辺
<品種>SL14,SL28
<生産処理>ナチュラル
<農園名>─
<生産者>ルウェンゾリ国立公園周辺の農家
【コク】★★★
【果実感】★★☆
【苦味】★★☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★☆
【完売御礼】エチオピア・ハラ―(ナチュラル)深煎り
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限定コーヒー飲み比べ定期便はこちら→「コーヒー定期便」
50g:555円 100g:999円 200g:1,898円
【ダークチョコやローストしたナッツのようなコクと苦味】
エチオピアを代表するコーヒーの生産地ハラー。かつてこの地に成立していたイスラム王国「ハラー首長国」の中心都市でもありました。この都市の旧市街は、豊かな宗教文化と長い歴史を今に伝えており、「アフリカのメッカ」と称されるほど。特に16世紀から19世紀前半にかけては、イスラム世界において「第4の聖地」と見なされていたとされます。
ジュゴルと呼ばれる堅固な城壁に囲まれた旧市街には、現在も多数のモスクや聖廟、伝統家屋が密集しており、往時の都市構造や生活文化を色濃く残しています。ハラーは、こうした歴史的背景から、イスラム文化と紅海交易の重要な拠点として栄え、学問・宗教・商業の中心地として発展してきました。その文化的・歴史的価値が評価され、2006年には「歴史的城塞都市ハラール・ジュゴル」としてユネスコ世界遺産に登録されました。今日でも、ハラーはその特異な文化遺産とイスラム建築の魅力により、世界中の研究者や旅行者を惹きつける場所となっています。
ハラーでは伝統的に、小規模農家が庭先でコーヒーを栽培する、「ガーデンコーヒー」という栽培方法が一般的です。また、果実ごと天日乾燥するナチュラル精製法が用いられ、野生的でスパイシーな風味が特徴とも言われます。19世紀末のエチオピア帝国への併合後は、国家の政策に組み込まれながらも、コーヒーは地域社会や宗教儀式の中心的存在として今もなお根付いています。
1900年以降は生産体制の近代化や協同組合の設立が進み、近年ではスペシャルティコーヒーとして世界市場で再評価されるようになりました。
ハラー産のコーヒーのなかには、黄金色に輝くことから、「ゴールデンビーンズ」と呼ばれるコーヒー豆が存在します。ゴールデンビーンズが育つ地域では、火成岩が多く露出。長い年月をかけて浸食された岩盤からは豊富なミネラルが大地に浸透し、栄養分が豊かで肥沃な土壌環境がつくられると考えられています。ハラーは他の地域と比べると、やや乾燥気味の気候が特徴です。湿気やカビを防ぎながら、ゆっくりと果実を乾燥させるのに適しており、きれいな色調を保つことができるとも言われています。ハラー独特の土壌と気候が黄金色のコーヒー豆を生み出しているのかもしれません。
かつてのハラー王国の中心地であるメルカバロ地区。ここで収穫されるコーヒーは、すべて手摘みで行われ、完熟チェリーのみが丁寧に選別されます。その後、アフリカンベッドの上で2〜4週間かけてゆっくりと天日乾燥され、伝統的な「ドライチェリー」として仕上げられます。今回のロットは、ハラーの誇り高きコーヒーを再び世界へ届けることを使命としているAM Coffee Export Company社によって、仕立てられました。AM Coffee Export Company社の創業者 アハメドナジ・ムクター氏が、日々品質向上と生産体制の強化に取り組まれています。またハラー産だけでなく、エチオピア各地のコーヒーの多様なニーズにも対応するため、現在はディレダワとアディスアベバに最新設備を備えた精製施設も設置し、より一層の品質向上を目指しています。 歴史と情熱が詰まったハラーのコーヒー。ぜひ一度、その豊かな香りと個性あふれる味わいをお楽しみください。
<焙煎度>フレンチ(深煎り)
<標高>1,810m
<エリア>ニエリ郡キアンドゥ地区カリンドゥ市
<品種>原生種
<生産処理>ナチュラル
<農園名>─
<生産者>キアンドゥ組合の生産者
【コク】★★★★☆
【果実感】★☆
【苦味】★★★☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★★
