レドゥーシャでは毎月「テーマ」に沿った数量限定コーヒーをご用意しています。
【6/28~ 限定コーヒー】 『タイ4種飲み比べ』
今回は東南アジアのコーヒー新興国「タイ」特集です♪
タイコーヒーの歴史はアユタヤ王朝時代(1351年~1767年)にコーヒーを栽培していたという記録が残っています。コーヒーが広く栽培されるようになったのは、1824年ラーマ3世の時代(1824~1851年)に王宮にコーヒーを植えようと苗木が持ち込まれたことが始まりです。当時はイギリスやオランダなどと貿易しており、貿易商人が持ち込みました。また、マレー半島からやってきたオランダ人やイギリス人の商人が、タイ商人との貿易のためにコーヒーの苗木を持ってくることもありました。そのため、タイ南部地域では複数の品種のコーヒーが植えられました。先に南部でロブスタ種が広まり、アラビカ種は1950年に持ち込まれました。当時のタイ国王がタイ北部で問題になっていたケシ(麻薬の原料)栽培からの代替を奨励し、アラビカ種の栽培に適していた気候ということもありまだまだ量は多くない物の良質なコーヒーが生産されるようになりました。
今まで何回かタイのコーヒーを取り扱いましたが、今回初めてタイのポテンシャルを改めて紹介したいとの思いから飲み比べセットとしてご用意しました♪
ぜひお楽しみください♪
*4月から「限定コーヒー定期便」がスタートしました。送料サービス(店舗受取もOK)かつ連続して購入するとお得な価格、サービスにて購入可能な「定期便」をぜひお試しください♪
*数量限定です。2週間くらいで通常は販売終了していますのでお早めにお買い求めください!


【6/28~】タイ・フアイマイリアム (ホワイトハニー)浅煎り
ご注文はこちら→「コーヒー豆ご注文フォーム」
限定コーヒー飲み比べ定期便はこちら→「コーヒー定期便」
50g:584円 100g:1,052円
200g:1,999円
【ピーチのようなジューシーなフレーバー】
*新規で輸入商社が現地開拓した生産者シリーズです*
商社が出会った農園の中でもかなり洗練されている農園のひとつです。ドイパンコンエリアの隣のファイ・マイ・リアムにあり、高級ブランドとして確立されています。Asor Merlaeku氏は、地元でも活動的なコーヒー農家。自分達の地域のコーヒーをしっかりと盛り上げるんだという思いで栽培・選別・加工までおこなっています。この生産地の名前をしっかりと広めるためには、まずは最高の品質を作り出すことからだと考え、海外の加工を勉強しています。もちろんナチュラルや嫌気性のコーヒーは毎年実験をしていますが、今年は特にホワイトハニーの出来が良くキラキラした酸とフルーティな甘さを感じることが出来ました。
ここの品種は、カトゥアイ、ティピカ、チェンマイの混合。加工方法は、収穫後に完熟チェリーのみを選別。コーヒーは部分的に発酵させています。
発酵が完了する前に少し早く意図的に発酵タンクからコーヒーを取り出します。このため、パーチメントには一部のミューシレージが残り、ウォッシュコーヒーに近い明るさと、ハニーのような滑らかさと甘さが生まれます。
<焙煎度>ミディアム(浅煎り)
<標高>1,350m
<エリア>チェンライ県 ファイマイリアム地区
<品種>カトゥアイ、ティピカ、チェンマイ
<生産処理>ホワイトハニー
<農園名>─
<生産者>Asor Merlaeku(エイサー メイラーク)
【コク】★★
【酸味】★★★★☆
【苦味】☆
【甘み】★★☆
【香り】★★★★★


【6/28~】タイ・フアイマイリアム (ホワイトハニー)中煎り
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限定コーヒー飲み比べ定期便はこちら→「コーヒー定期便」
50g:584円 100g:1,052円 200g:1,999円
【洋梨のようなコクと甘み】
現地BEANSPIRE…
ドライミルを所有している現地コーヒーパートナーのビーンスパイアーは、タイ各地のコーヒー生産者からパーチメント/ドライチェリーで購入し加工をおこなっています。タイ国内でもその名はとても有名で、スペシャルティコーヒー産業が最盛期を迎えているバンコクでは、そのほとんどのロースターが国内のスペシャルティコーヒーといえば、ビーンスパイアーから購入するのが当たり前となっています。代表のフアディ氏は現在大学の教授としての顔も持っており、国際関係学を学生に教えているそうです。海外留学をしているときに、どのカフェに行ってもタイのコーヒーを全く見かけなかったことがきっかけで、タイのコーヒーをもっと世界へ!との思いを胸に会社を立ち上げました。
車一台でトランクにサンプルロースターと大量のサンプルを積み込み各産地を周りながら、そこの農家と一緒にカッピングをする。ただ購入するだけではなく、生産者さんに自分の品質を理解してもらいたいという想いで、夜遅くなっても必ず生産者とカッピングするように心がけています。ドライミルの設備も素晴らしく、石取り・脱殻に始まりサイズ選別・比重選別をしっかりとコントロールしながらおこなっています。仕上げはハンドピックにて行われています。時に優しく、時に厳しく生産者と接するビーンスパイアーから学ぶことはとても多く、彼らの事業をもっと成長させていくことが生産者への還元につながるのだと理解できます。
<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,350m
<エリア>チェンライ県 ファイマイリアム地区
<品種>カトゥアイ、ティピカ、チェンマイ
<生産処理>ホワイトハニー
<農園名>─
<生産者>Asor Merlaeku(エイサー メイラーク)
【コク】★★★
【酸味】★★★☆
【苦味】★
【甘み】★★★☆
【香り】★★★★★


【6/28~】タイ・シリンヤ メースアイ(ナチュラル)中煎り
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50g:584円 100g:1,052円 200g:1,999円
【アプリコットのようなフレーバーと心地よい余韻】
Sirinya Coffee の創設者のスーポン氏は1984年ドイチャン生まれ。難民や基本的な衣食住にアクセスできない人たちのために神学を学ぶため、一度はドイチャンを離れました。2012年に家族の経営する農園で働くために帰郷しました。栽培から、加工、抽出までコーヒーの魅力に引き込まれていきました。スペシャルティコーヒーの生産を教えることで、村人たちを助けることができると考え、故郷のある山岳の村の手助けになるビジネスをしたいと考えています。
タイ産コーヒーの歴史において、アラビカ種の栽培は1970年代初頭に始まり、80年代には農業として確立されていきました。その主導権を握ったのが、当時のタイ国王。かつてタイ北部はゴールデントライアングルの一角として、ケシ栽培が盛んに行われていました。
しかし、麻薬の原料となるケシが地元住民の健康に害を及ぼすなど深刻を極めたため、当時の国王のラーマ9世は麻薬の撲滅を始動して、ケシの代わりにコーヒーや果物の栽培を推奨しました。これが、「ケシ栽培撲滅ロイヤルプロジェクト」です。
平均年齢が38歳と若く、めざましい発展を遂げているタイ。中米などコーヒー生産国として長い歴史をもつ産地では農園主の高齢化や跡継ぎ不足が問題になっている中、タイでは若い世代がコーヒー栽培を始めています。彼らの特徴は、世界の消費国や生産国のトレンドや動きを捉え、自分たちのコーヒー栽培にすぐ取り込む柔軟さ。彼らが熱意を向けているのは、生産量1トンにも満たない、「超マイクロロット」とも呼べるコーヒーづくり。栽培からはじまる全ての工程をこだわり抜いたその品質は、メジャーな生産国に引けをとることはありません。
しかしながら経済が発展したタイにおいて、高品質な超マイクロロットは国内消費に回ることがほとんど。そのようなロットに出会う機会が少ない日本では、まだまだタイのコーヒーへの関心は高いものではないのが実情です。今回のコーヒーは、そんな新進気鋭の生産者たちが手がける超マイクロロット。日本でも自分たちの実力を知ってもらいたいと、熱い気持ちを持って生産していただいたコーヒーです。
<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高> 1,300-1,500m
<エリア>チェンライ県 メースアイ地区
<品種>カトゥアイ、ティピカ、チェンマイ
<生産処理>ナチュラル
<農園名>─
<生産者>Supon(スーポン)
【コク】★★★
【酸味】★★★
【苦味】★★☆
【甘み】★★★☆
【香り】★★★★★


【6/28~】タイ・ドイパンコン インシーアナコット(ウォッシュ) 浅煎り
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50g:584円 100g:1,052円 200g:1,999円
【りんごのような力強い酸味と甘み】
Inthirit氏は中国語も堪能なアカ族の農家。昔からコーヒーを栽培していますが、農薬や化学肥料を使うことは環境負荷があるのではないかと、数年前から農園の一部を有機栽培に変更しています。有機栽培で行うと生産量が大きく減るため(通常の8分の1程度)、家族から反対の声もあるようですが「有機栽培はとても意味のあることなんだ」と強い信念を持って栽培を続けています。彼の農地は農園管理がしっかりと行き届いており、有機で栽培をおこなっているのがすぐにわかるほど素晴らしい農園でした。山の中腹に位置しており、その斜面にコーヒーを植えシェードツリーには、マメ科の植物カリアンドラやダダプが植えられています。山の上には松の木が所狭しと植えられており、山の保水力がしっかりと保たれているなと感じます。
ここの品種は、カツーラ、ティピカ、チェンマイ、SJ133の混合。ケニア式で加工されています。ケニア式とは、果肉除去後、水を使わずにパーチメントを発酵させます(1次発酵)。ある程度ミューシレージが取れた段階できれいな水で洗い、洗ったパーチメントを再度発酵(2次発酵)。この時にはきれいな水の中にパーチメントを入れて完全にミューシレージが取れるまで行います。この方法で行うことによりクリーンカップが向上し、カティモール特有の風味を昇華させてくれます。乾燥はアフリカンベッドで行い、仕上げの乾燥は低地に移動し、追加乾燥を行います。
*フアイマイリアム同様、BEANSPIREがパートナーの商品です
<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,350m
<エリア>チェンライ県 ドイパンコン地区
<品種>カトゥアイ、ティピカ、チェンマイ、SJ133
<生産処理>ケニア式ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>Inthirit Wuiyaku(インスリット ウィヤク)
【コク】★★
【酸味】★★★★★
【苦味】☆
【甘み】★★☆
【香り】★★★★★

限定コーヒー定期便
~コーヒーをより楽しみたい方向けのお得な定期便~
ご注文はこちら→「コーヒー定期便ご注文フォーム」
毎月1~2回販売している限定コーヒーの飲み比べセットを送料サービスでお届けするお得な定期便が2025年3月にスタートしました!
生産国や精製方法などを飲み比べをすることによって楽しみながらコーヒーの知識を増やすことができる他には無いコーヒー定期便です♪
楽しみ方は2パターン。コーヒー豆(粉)セットまたはコーヒーバッグセットのいずれかをお客様のコーヒーライフスタイルに合わせてお選びください♪
<特典>
①送料サービス(定期便2回連続以上店頭受取の場合は、店内にてホットコーヒーSサイズ1杯サービス<660円以下の産地に限ります>)
②2回連続購入の場合は5%OFF、3回以上連続購入の場合は10%OFF
③珈琲クラブ会員様特典の前月購入量に応じた増量も!

【6/28~】タイコーヒー4種×50g飲み比べセット 2,336円
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単品でも勿論楽しめますが、4種類を同時に飲むことによって香味の違いがより鮮明にわかります!!
*4種類を飲み比べてそれぞれの香味の違いを楽しみましょう♪
*飲み比べを継続して楽しみたい方はお得な定期便をどうぞ!
*「喫茶でのお得な限定コーヒー飲み比べセット」もご用意します!
①時間:11:00~12:00
②お値段:1,320円(4種各100ml)
990円(3種各100ml)
*2名様以上の場合は人数分ご注文ください→お連れのお客様含め2割引きでご提供します♪
*予約は必要ありません
*テイクアウトはできませんのでご注意ください

【6/28~】タイコーヒー4種×2個 珈琲バッグ飲み比べセット
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8個セット 1,600円
*お湯さえあればどなたでも美味しく気軽にスペシャルティコーヒーをお楽しみいただける4種類各1個のセットです!ギフトにも最適です!!
無料ラッピングもできます。コーヒー好きな方へのギフトにも最適です。
【5/31~】アフリカ4種飲み比べ


【5/31~】エチオピア・ゲシャビレッジ (ナチュラル)中浅煎り
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50g:780円 100g:1,404円
200g:2,668円
【ゲイシャ発祥の地で作られた華やかな珈琲】
今もコーヒー好きの間で最も注目されているゲイシャ種。そのゲイシャ種発祥の地ゲシャの希少なコーヒーです!
エチオピア西部のジャングル地帯、ベンチマジにあるゲシャビレッジ農園。この土地は何世紀もの間、先住民であるメアニット族が森の守護者として守り続けていた場所でした。オーナー夫妻は、この土地で素晴らしいコーヒー農園を作る為、彼らとの話し合いを重ねに重ね、お互いの理解を深めながら一緒に農園づくりをスタートさせました。常に相互理解に努めながら、自然環境への配慮や雇用機会の創出を大切にしつづけ、今ではその品質の高さや、同国では珍しいマイクロロットの生産により、ゲシャビレッジ農園の名前は世界中のバリスタやロースターに知れ渡っています。
農園オーナーであるアダム氏とレイチェル夫人は、ドキュメンタリー映画製作がきっかけでこの地に惚れ込みました。農園から約20kmに位置する原生林ゴリゲシャの森(Gori Gesha Forest)を歩き続け、辿りついたのはジャスミンの香りが広がるGesha種の原生地。そこから持ち帰った様々な品種から選別した6種を試験的に栽培し、試行錯誤の末、品質の良い3種に絞りました。 (その中でもGesha 1931が外観・カップ、遺伝子観点から最も類似した品種です)。
パナマのゲイシャとは異なる香味ですが、華やかさは勝るとも劣りません。ぜひ一度お試しくださいませ。
<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,900〜2,000m
<エリア>エチオピア南西部 ベンチマジ地区
<品種>ゴリゲシャ ゲシャ1931 イルバボール
<生産処理>ナチュラル
<農園名>ゲシャビレッジ農園
<生産者>農園主アダム・オーバートン氏、レイチェル・サミュエル夫人
【コク】★★★
【酸味】★★★★☆
【苦味】☆
【甘み】★★★★☆
【香り】★★★★★


【完売御礼】マラウイ ミスク組合(ウォッシュ)
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50g:540円 100g:972円200g:1,847円
【紅茶のようなフローラルで爽やかな香り】
マラウィ北部はタンザニア、ルワンダ、南東部はモザンビークに接する、東アフリカの内陸国です。温和な性格な国民性、独立後一度も戦争をしたことのない歴史から、「Warm Heart Of Africa」(アフリカの温かい心)の愛称で呼ばれることもある国です。南北900キロに細長い形をした国土は、ほとんどが高原であり、比較的冷涼で、寒暖差がありコーヒー栽培に適した環境をしています。また、東部には国土の5分の1を占める大きさのマラウィ湖があり、1000種以上の魚が暮らす、生物の宝庫になっています。
産業は主に農業が主体。労働者の約90%が農業に従事しており、お茶、砂糖、コーヒー、タバコなどを生産し輸出しています。 1878年、スコットランドの宣教師がブランタイヤ地方にコーヒーの木を持ち込んだことがきっかけとなり、マラウィ全土でコーヒーの栽培が広がっていきました。1900年頃にはコーヒーは主要な換金作物のひとつにまでなり、イギリスのほか、南アフリカ、スイス、ドイツ、日本などへ輸出しています。 気候変動や輸送インフラの整備不足、農業資材へのアクセスの問題など、まだまだコーヒー産業における課題も多いマラウィ。しかしそんな状況でも、高品質なコーヒーを生み出すための技術革新や国際支援が進んでおり、マラウィコーヒーは世界中に広がっています。
ミスク組合は、ムズズコーヒー生産者組合連合会に所属する1つの組合。この連合会には5つの組合が所属しており、ミスク組合の他、ムジンバ組合、ポカ組合、ンチシ組合、ビピヤ組合で組織されています。
北部、ミスク高原地帯やムゲセ森林保護区を擁するミスク地方、タンザニアとの国境を流れるソングウェ川近くで活動するミスク組合は、連合会の生産量の50%強を生産している規模の大きな組織で、コーヒーは村ごとにあるウォッシングステーションでパーチメントの状態まで仕上げられています。
組合は平均0.5ヘクタール程度の畑を持つ零細農家さんを中心に構成され、その30%は女性の生産者です。
ミスク組合は、組合員や近隣住民のための診療所をコーヒーの販売益で運営しており、医療サービスへのアクセスに乏しい地域の人々の生活環境の向上に貢献しています。
なお、マラウィではエチオピア起源のゲイシャ種が残る国として知られていますが、パナマのゲイシャのような長細い形状をしておらず、丸い形をしており、香味的にも異なりますが、華やかさやフローラル感は十分あり、マラウイのポテンシャルの高さを十分に感じられるコーヒーです。
2024年1月に初めて取り扱いをした時には、あっという間に完売してしまったため、追加で購入をしたマラウイ・ミスク組合!!ぜひお試しいただきたいコーヒーです♪
<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,200-1,300m
<エリア>マラウィ北部 ミスク地方
<品種>ニカ、ゲイシャ、カティモール等
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>ミスク組合に所属する小農家
【コク】★★
【酸味】★★★★☆
【苦味】☆
【甘み】★★
【香り】★★★★☆


【完売御礼】ルワンダ・カヨンザ郡TUK農協(ウォッシュ) 中煎り
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50g:555円 100g:999円 200g:1,898円
【オレンジのような酸とコク】
アフリカ大陸の中心に位置する内陸国のルワンダ。「千の丘の国」と称される、丘陵地帯です。緑の大地に、丘が幾重にも連なる景色が広がっています。1994年に起きたジェノサイド。その後の復興と振興を目指し、政府が力を入れたのが、コーヒー生産でした。2000年代に入ると、高品質なコーヒーの生産を目的に、主にアメリカの支援により南部県を中心にウォッシングステーションの建設が広がっていきました。各家庭で収穫から精製加工を行い、庭先で乾燥させるのが主流だったそれまでの生産方法から、地域ごとにあるウォッシングステーションでコーヒーチェリーを収集し、精製加工を行うようになりました。こうして一括して品質管理ができるようになったことで、品質の向上へとつながりました。
Koperative Twongere Umusaruro、通称TUK農協は、キニヤルワンダ語で「たくさん収穫や生産ができますように」という意味の込められた名前の農協です。農協が拠点を置いているのは、ルワンダの首都キガリから3時間ほど、東部のカヨンザ郡です。赤土に、見渡すかぎりのバナナの木、緩やかな傾斜の丘が幾重にも広がっています。2011年より運営が始まった農協は、現在163の農家で構成されています。
東部の中では比較的標高の高いところに位置し、品質の高いコーヒーが採れる地域ですが、日本ではあまり注目をされてこなかった地域のひとつです。2014年からはSustanable GrowersというNGOとのパートナーシップのもと、これまで栽培や精製加工方法の改善に取り組んできました。国の農業機関のプログラムにも積極的に参加し、この地の名産品のバナナの木との混作や、日陰栽培にも挑戦しています。
TUK農協の特徴ともいえるのが、所属する163名のうち157名が女性の農家だということ。取りまとめている地域を5つのエリアに分け、それぞれグループをつくり、栽培方法の情報共有や、農協の農園の管理などを協働して行っています。きれいに管理された農園やウォッシングステーションの随所から、きめ細やかさや丁寧さを感じます。2018年には、ウォッシングステーション内にカッピングのラボを建設し、生産者自らが品質確認を行えるようになりました。コーヒーの味わいや、バイヤーの求めている味わいを知ることで、コーヒーの品質向上にもつながっています。ルワンダのコーヒーの収穫期は年に一度。それ以外の時期にも、収入源を確保できるようにと、アガセチェ(アガセチェは結婚式などの祭事の際に贈り物を入れるバスケット)の製作にも取り組んでいます。ルワンダの人びとにとって日常から馴染みのある大切なものです。ここにもきめ細やかな手仕事を感じることができます。「日本にはまだ私たちのコーヒーを届けたことはないから、もしそうなったらうれしい。」と農協ではたらくおかあさんたちが、声を合わせていいます。そんなおかあさんたちのコーヒーを、今回はじめて販売します。ぜひそのこだわりが詰まったコーヒーを体験てみてください♪
<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高> 1,619m
<エリア>カヨンザ郡
<品種>ブルボン
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>TUK農協の加盟農家
【コク】★★☆
【酸味】★★★☆
【苦味】★☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★


【5/31~】タンザニア・キゴマ・カンヨブ組合(ウォッシュ) 中煎り
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50g:540円 100g:972円 200g:1,847円
【カシスのようなコクと甘み】
タンザニアの産地は主にキリマンジャロ周辺、南部のンベヤ周辺、そしてこのコーヒーが栽培されている西部エリアのキゴマがあります。中でも西部のコーヒーは酸味が鮮やかで焙煎レンジの広いコーヒーとして人気の高いコーヒーです。この鮮やかな酸味を作り出すポイントは、世界で最も豊かな淡水生態系を持つと言われるタンガニーカ湖がたたえる豊富な水資源。コーヒーの精選の際にふんだんに水を使用できるため、クリーンでジューシーな味わいに仕上がると言われています。ただ、国内流通においてタンザニアの端から輸送するため、品質劣化を引き起こしやすいのが難点。そのため今回はリーファ(冷蔵)コンテナにて輸入しています。
キゴマ地域にあるカンヨブ組合は、1993年に9つの小さな組合が共同で使用できるドライミル(脱穀する工場)を設立したことから始まりました。このドライミルができるまでは、キゴマ地域はタンザニアの最西部に位置しているため、パーチメントを北部キリマンジャロにあるドライミルまで20時間以上かけて輸送する必要があり、輸送中の品質劣化が問題となっていました。ドライミルが建てられてからは、パーチメントを整った環境での保管、輸送のコントロールが可能になり、品質の安定化が実現しました。 農家が収穫したチェリーは、所属する各組合に持ち込まれ、選別が行われます。このロットには完熟したモノだけが集められ、果肉除去機を通し、小さなタンクを使用して完全にミューシレージを取り除きます。
その後、遮光ネットを使用しながらアフリカンベッドで丁寧に乾燥させ、基準の水分値になったところで、カンヨブ組合が保管しているドライミルに持ち込まれます。乾燥後スムーズに倉庫での保管を行うことで、パーチメントのレスティングがしっかりと進み、コーヒーは力強いボディ感を手に入れることができます。
カシスやブルーベリーのようなコクをお楽しみください♪
<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,450~1,680m
<エリア>タンザニア西部 キゴマ
<品種>ブルボン、ケントミックス
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>カンヨブ組合に所属する生産者
【コク】★★★☆
【酸味】★☆
【苦味】★★☆
【甘み】★★☆
【香り】★★★★☆
【5/17~ 南米コーヒー飲み比べ】


【完売御礼】コロンビアウィラ(ファーメンテッドウォッシュ) 浅煎り
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50g:584円 100g:1,052円
200g:1,999円
【オレンジのような酸味と蜂蜜のような甘み】
「ウィラ」はアンデス山系の南部に位置し、豊かな自然と多種多様な動植物があり高低差も大きいため多様な景色が望めます。土壌も肥沃なため年間を通して安定した生産が可能なエリアで、コロンビアの中でも高品質なコーヒーが生産されるエリアとしても知られています。今回ご紹介するのは、Las Flores農園のJhoan氏が指揮するウォッシングステーション(WS)で、ウィラ県アセベド地区とピタリート地区の農園から集めた完熟した良質なチェリーを選定し精選されたオリジナルロットです。
農園主のJhoan氏は24歳の若さで祖父の代から続く農園を継ぎ、数えきれない試行錯誤の末に今では世界各国で扱われるまでになりました。Las Flores農園が位置するエリアはもともと豊かな⼟壌と⽔源に恵まれた環境保全エリア。古くから彼らは協⼒しあい⼤切な資源を守りながらサステナブルなコーヒー栽培に取り組んでいます。
このWSはJhoan氏のアイデアで⽣まれました。これからの変化や需要に幅広く対応すべく、TOPクオリティのマイクロロットだけではなく良質なチェリーを丁寧に精選し、コーヒーを安定的に大きなボリュームで精選する場所として設備と環境の向上に⼒を⼊れています。
年々変わりゆく気候とも戦いながら熟度の⾼いチェリーを選定し、綺麗で使いやすいウィラらしいコーヒーを⽬指しました。そんな彼のアイディア(今回はファーメンテッドウォッシュ製法)たっぷりのコーヒーをぜひお試しください。
!!発酵をかけていますがウォッシュタイプですので嫌気性ナチュラルのような発酵感はありません!!
⁂ファーメンテッド ウォッシュの具体的な精選工程⁂
1)未熟、過熟チェリーと異物を取り除き、完熟したチェリーを発酵させる
2)果肉除去後、袋に⼊れ、開⼝部を閉じて40時間ほど嫌気発酵する
3)タンクに移し、50℃前後の温⽔に⼊れ撹拌後、20℃前後の冷⽔に⼊れ替えることで発酵により⾼まった⾵味を固定させる
4)ミューシレージ除去
5)アフリカンベッドで余分な水分を切り、機械乾燥させ⽔分値を11%まで下げる
6)プラスチックバッグに密閉して、倉庫で10日間休ませる
<焙煎度>ミディアム(浅煎り)
<標高>1,700〜1,850m
<エリア>ウイラ アセベド地区、ピタリート地区
<品種>カスティージョ、コロンビア、カトゥーラ
<生産処理>ファーメンテッドウォッシュ
<農園名>─
<生産者>アセベド地区、ピタリート地区の農家
【コク】★★
【酸味】★★★★☆
【苦味】☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★★


【完売御礼】ペルー・チリノス組合 (ウォッシュ)浅煎り
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50g:584円 100g:1,052円
200g:1,999円
【青リンゴのような酸味とほのかな甘み】
今回の珈琲の生産者であるクリストバル・コルドバ氏の農園があるのは、ペルー北部のエクアドルとの国境近くのカハマルカ県です。かつて権威をふるっていたインカ帝国。県都カハマルカは、最後の皇帝となったアタワルパが捕えられた終焉の地として知られています。街中にはインカ帝国時代の建築物も残され、今もなおその歴史が語り継がれています。チリノス地区はそこからさらに北上したところにある小さな町。インカ帝国時代を築いたケチュア族の人々が多く暮らしています。
クリストバル氏もその一人。この地で生まれた父親と、この地へ嫁いできた母親のもとに、10人兄弟の4番目として生まれたクリストバル氏。トウモロコシ農家の両親の背中を見ながら、幼いころから兄妹たちとともに畑仕事の手伝いをしてきました。学校で学んだのは、コーヒー栽培。若い頃は家計を支えるために両親が育ててきたトウモロコシをはじめ、インゲンマメやジャガイモを育てていたといいます。
クリストバル氏がコーヒー農園を始めたのは1994年のこと。両親から1ヘクタールの土地を譲り受けたのがきっかけでした。もともとコーヒー栽培を学び、いつかコーヒー農家になるのが夢だったこともあり、ティピカやブルボン、パチェなどの品種の栽培に取り組み始めたそうです。コーヒー農家として、順調に軌道に乗り、2000年には農地を拡大しました。コーヒー組合にも所属するようになり、樹間や畝間、標高ごとに適した品種、収穫後の品質管理などを組合を通して学んできました。今では、組合を代表する立場となり、組合があることの意義や地域の抱える課題などを、周辺のコーヒー農家へ共有し、地域全体の新興を目指しています。
コロンビアウィラとアナ時浅煎りでのご提供ですが、風味の大きな違いをぜひ飲み比べてみてください♪
<焙煎度>ミディアム(浅煎り)
<標高>1,450〜1,961m
<エリア>カハマルカ県 チリノス地区
<品種>ブルボン、カツーラ
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>チリノス組合
<生産者>クリストバル コルドバ氏
【コク】★★
【酸味】★★★★★
【苦味】☆
【甘み】★★
【香り】★★★★☆


【完売御礼】ブラジル・モンテアレグレ農園(ナチュラル) 中煎り
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50g:555円 100g:999円 200g:1,898円
【ナッツのようなコクとカラメルのような甘み】
モンテアレグレ農園が位置するのは、ブラジル南東部ミナスジェライス州のスル・デ・ミナス地域のアルフェナス。標高900~1,200メートルと、他の生産国よりもコーヒー生産地の標高が低いブラジルの他の地域に比べて高地です。昼夜の寒暖差があることで、コーヒーチェリーがゆっくりと熟し、甘味の成分が蓄えられ、高品質なコーヒーが多く生産されている地域です。広大な農園の約20%ほどは自然保護区にも指定されている、自然豊かな農園です。園内の2200ヘクタール(品川区位の広さ)ほどの農地でコーヒーが栽培されています。緩やかに傾斜のある丘に、どこまでも続くコーヒーの木々。開花の季節になれば、一斉に真っ白な花を咲かせ、その景色は圧巻です。
モンテアレグレ農園はビエイラ家が、4代にわたって守ってきた農園です。その歴史は1917年にさかのぼります。いまでこそ、ブラジルを代表するコーヒー農園とも称されるモンテアレグレ農園。実は一家はもともと、コーヒー農園ではなく、サトウキビ農園を営んでいました。当時は育てたサトウキビで「モンテアレグレ・クリスタルシュガー」という商品をつくって販売したり、お酒をつくったりして生計をたてていたそうです。コーヒー生産に関わり始めたのは1990年頃。この地特有の風味を表現できるものを求めてコーヒー生産に動きだしました。相場に振り回される商品ではなく、品質で勝負できる、そして環境や社会にもその生産を通して貢献していこうとしたのです。
モンテアレグレ農園で積極的に取り組んでいるのが、環境に配慮した生産方法です。使用した水は再利用し、コーヒーの果肉やパーチメントは肥料や土壌改良剤として活用、園内の森の緑化などにも取り組んでいます。収穫から精製、乾燥などすべての工程をロットごとに記録するシステムも導入。消費者と情報を共有し合うことで、さらなる改善や品質の向上にもつながっています。「消費者のニーズに合わせたコーヒーをつくっていくこと、社会や環境にも配慮した農法を実践していくこと」これがモンテアレグレ農園の掲げるミッションです。
これまでのブラジルコーヒーよりもよりマイルドに仕上げていますのでそのあたりも是非飲み比べていただけたらと思います♪
<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高> 840~1,250m
<エリア>ミナス ジェライス州アルフェナス地区
<品種>カトゥアイ、ムンド・ノーボ
<生産処理>ナチュラル
<農園名>モンテアレグレ農園
<生産者>ジョゼ・フランシスコ・ペレイラ氏
【コク】★★★
【酸味】★
【苦味】★★☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★☆


【完売御礼】コロンビア・ナリーニョ(ウォッシュ) 中煎り
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50g:555円 100g:999円 200g:1,898円
【ブルーベリーのようなコクと甘み】
世界有数のコーヒーの産地、南米コロンビア。ウォッシュのアラビカ種生産量は世界最大量を誇ります。コロンビアでコーヒー栽培が始まったのは18世紀ごろ。キリスト教の修道院に植えられたのがはじまりとも言われています。広大なアンデス山脈を有するこの地では、山々の恵みを受けた気候と土壌のおかげで、コーヒー栽培が広がっていきました。赤道直下のコロンビアでは、一年を通してコーヒーを収穫することができます。収穫期のピークは4月から7月ごろ。「ミタカ」と呼ばれる第二ピークは12月から1月ごろにむかえます。明るい酸味と重厚な口当たりで、日本でもファンの多いコーヒーの産地のひとつです。
コロンビア南西部のナリーニョ県。北緯1度と、ほぼ赤道直下の地域です。ミネラル豊富な火山性土壌を有し、標高が高く冷涼な気候と谷底から立ちのぼる暖かく湿った空気のおかげで寒暖差が生まれ、糖分のつまったコーヒーチェリーが生産できます。農園は険しい斜面にある場合が多く、機械を入れることもできないため、一つひとつが手摘み収穫されたものです。
ナリーニョ県には大農園はほとんどなく、小農家さんがその生産を担っています。各農家が収穫したコーヒーチェリーの品質はバラバラで、それをいかに均一な品質に仕上げられるかが重要な課題でした。この商品は現地のCARCAFE社がとりまとめて仕上げています。1950年に現地にドライミルを設立した同社では、これまで60年以上にわたり農家との信頼関係を築いてきました。現在ではナリーニョ県内の4箇所に買い付けの拠点を設け、農家からの買い付けだけではなく、栽培指導なども積極的に行っています。CARCAFE社の取り組みにより、ナリーニョ地区全体で徹底した品質管理が行われ、高品質な地域ロットのコーヒーがつくられています。
コロンビアコーヒーのポテンシャルの高さをこのナリーニョでぜひ改めて体感してみてみ下さい♪
<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,600〜1,800m
<エリア>ナリーニョ県
<品種>カツーラ・カスティージョ
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>ナリーニョ県の小規模農家
【コク】★★★
【酸味】★☆
【苦味】★★☆
【甘み】★★☆
【香り】★★★★☆
【5/4~ 東南アジアコーヒー飲み比べ】


【完売御礼】ミャンマー・ミンドゥイン村(ウォッシュ) 浅煎り
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50g:492円 100g:886円 200g:1,683円
【オレンジのような濃縮感のある酸味】
以前「ジーニアコーヒー」として他の村の豆と混ぜて販売をしていたコーヒーを、今回は「ミンドゥイン村」にスポットを当ててマイクロロットとしてご提供します。
古くからコーヒー栽培を行っているこの村ではハン・ゲテイン(Han Ngwe Thein)氏をリーダーに、4世帯の農家が中心となり村のコーヒーを管理しています。 自身の茶畑の空いた土地を使って、コーヒーの加工場や乾燥場をつくり、精製に取り組むハン氏はさまざまな加工方法へのチャレンジにも意欲的です。 爽やかさとやわらかな甘さが印象的なウォッシュは、丁寧な選別や乾燥工程の賜物です。
マイクロミルプロジェクトで日本のロースターが協賛した資金で、果肉除去機と水分値計が購入し提供されました。マイクロミルを作る上で重要になるのは乾燥時の水分値管理。品質向上のためにも重要な機械です。共同作業を進んで行う村で、果肉除去、水洗い、乾燥をしっかりと行なっています。毎年品質が上がっているなミャンマーコーヒーをぜひお試しください♪
<焙煎度>ミディアム(浅煎り)
<標高> 1,400~1,600m
<エリア>シャン州 ユアンガン郡区 ミンドゥイン村
<品種>カトゥーラ、サンラモン、カティモール、S795
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>─
<生産者>ミンドゥイン村の生産者
【コク】★★
【酸味】★★★★☆
【苦味】☆
【甘み】★★
【香り】★★★★☆


【完売御礼】ミャンマー・フェナパ村(ナチュラル) 浅煎り
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50g:555円 100g:999円 200g:1,898円
【心地よい発酵の香りと赤ワインのようなコク】
竹林の中でコーヒー栽培を行なっている様子が多く見られるユアンガン郡区フェナパ村。竹はミャンマーでの生活に欠かせない材木で、農家は薄く削いだ竹を編み込んで風通しの良い壁に使用したり、アフリカンベッド(生豆を天日干しする際に使う)の下地にしたりしています。竹林の下でコーヒーが生い茂る青々とした圃場(主に特定の作物を育てるために区画された土地)は、他の産地ではなかなか見ることのない、フェナパ村ならではの景色です。
この村のコーヒー栽培を牽引するのはプーシュエ氏。コーヒーに従事するユアンガンの農家の中でも、生産拡大と品質に徹底的にこだわりを見せる女性です。はじめのころは彼女の家の敷地内と周辺の農家のコーヒーを集めて加工していましたが、徐々に自分のコーヒー農園の栽培面積を近隣の空いた土地へ広げ、精力的に農園経営を行っています。
「コーヒーは野菜や米と違い、一生懸命手がけた分、ちゃんと対価が支払われる良い作物だ」プーシュエ氏は、その信念を村の人だけでなく、隣の州から来た農家にも伝えているそうです。彼女の存在が、この地域のコーヒーの未来を明るく照らしてくれているように思えます。
女性ならではの感性が生かされたこのナチュラルコーヒー、かなりおすすめです♪
<焙煎度>ミディアム(浅煎り)
<標高>1,300m
<エリア>シャン州 ユアンガン郡区
<品種>カトゥーラ、カトゥアイ、カティモール、S795
<生産処理>ナチュラル
<農園名>─
<生産者>フェナパ村の5世帯
【コク】★★★
【酸味】★★★☆
【苦味】☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★☆


【完売御礼】タイ・クンラオ村(アナエロビックレッドハニー) 中煎り
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50g:584円 100g:1,052円 200g:1,999円
【さくらんぼのような甘みと酸味】
クンラオ村ではタイ国内のロースターの好みを聞き、乾燥方法・時間から発酵方法・時間まで細かく調整をすることができる「フルオーダー」製を敷いており、立地の良さからも重宝されています。
このロットはSri氏の実験ロット。チェリーの状態で48時間嫌気性発酵、その後果肉除去、水洗、ソーキング(水に浸ける)を行います。自作の乾燥用ドームの中で14日間除湿器を使用しながら常に空気を対流させ乾燥させてできたロットです。
タイ産コーヒーの歴史において、アラビカ種の栽培は1970年代初頭に始まり、80年代には農業として確立されていきました。その主導権を握ったのが、当時のタイ国王。かつてタイ北部はゴールデントライアングルの一角として、ケシ栽培が盛んに行われていました。
しかし、麻薬の原料となるケシが地元住民の健康に害を及ぼすなど深刻を極めたため、当時の国王のラーマ9世は麻薬の撲滅を始動して、ケシの代わりにコーヒーや果物の栽培を推奨しました。これが、「ケシ栽培撲滅ロイヤルプロジェクト」です。
平均年齢が38歳と若く、めざましい発展を遂げているタイ。中米などコーヒー生産国として長い歴史をもつ産地では農園主の高齢化や跡継ぎ不足が問題になっている中、タイでは若い世代がコーヒー栽培を始めています。彼らの特徴は、世界の消費国や生産国のトレンドや動きを捉え、自分たちのコーヒー栽培にすぐ取り込む柔軟さ。彼らが熱意を向けているのは、生産量1トンにも満たない、「超マイクロロット」とも呼べるコーヒーづくり。栽培からはじまる全ての工程をこだわり抜いたその品質は、メジャーな生産国に引けをとることはありません。
しかしながら経済が発展したタイにおいて、高品質な超マイクロロットは国内消費に回ることがほとんど。そのようなロットに出会う機会が少ない日本では、まだまだタイのコーヒーへの関心は高いものではないのが実情です。
今回ご紹介するコーヒーは、そんな新進気鋭の生産者たちが手がける超マイクロロット。日本でも自分たちの実力を知ってもらいたいと、熱い気持ちを持って生産した貴重なコーヒー!
ぜひこの機会を逃さずお試しください♪
<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,450m
<エリア> チェンライ県 ウィエンパパオ地区 クンラオ村
<品種>チェンマイ
<生産処理>アナエロビックレッドハニー
<農園名>─
<生産者>Sri(スリ)氏
【コク】★★☆
【酸味】★★★☆
【苦味】★
【甘み】★★★☆
【香り】★★★★☆


【完売御礼】ラオス・ミンティエン農園 (ウォッシュ)中煎り
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50g:555円 100g:999円
200g:1,898円
【ナッツのようなコクと黒糖のような甘み】
東南アジアに位置する内陸国ラオス。 メコン川沿いの平地では水田をつくり水稲栽培、山岳地域では焼畑を行い陸稲(おかぼ)栽培が行われ、自給的な農業が営まれてきました。 換金作物用として、北部の山岳地域では、トウモロコシやゴムノキの栽培が盛んになり、南部のボラベン高原では1980年代以降にコーヒー栽培が広がっていきました。
現在のラオスの国土の原形にもなった出来事、メコン川東側地域のインドシナ連邦への編入。これにより、失職したフランス人の植民地官吏が、ボラベン高原の中心部、パクソン地域に住みはじめ、ティピカ系のコーヒーの苗木を持ち込んだと言われています。
ラオス政府はコーヒーが外貨獲得の手段となることに注目し、徐々に量と質の向上を求めるようになっていきました。
1991年、世界銀行や国連農業食糧機関、そしてフランスの開発庁の資金援助によって農業支援プロジェクトが立ち上がりました。その一環で、栽培実験センターが開設され、そこでの栽培実験をもとに、収量の多い栽培品種としてカティモールのコーヒーが選定されました。
1997年より実施された後継のプロジェクトでは、カティモールのコーヒーを普及する取り組みが行われました。現在、ラオスのコーヒー生産でカティモール品種が多く栽培されているのは、この時代の名残りです。
2005年頃になると、ボラベン高原の53村でコーヒーの生産者グループが結成され、その後グループを束ねるため「ボラベン高原コーヒー生産者協会(AGPC)」が組織されました。
2014年には協会の再編成が行われ、同年コーヒー生産者共同組合(CPC)が設立され、ラオス政府もこれを公認し、国としてもコーヒー生産に注力していきました。
また、「ダオファン社」などの外資系の企業の勢力もまた、ボラベン高原地域のコーヒー生産に大きな影響を及ぼしました。自社工場を建設し、コーヒー農家からコーヒーを買い取り、自社製品として加工・販売までを行っています。こうした買い手の存在により、コーヒー農家は徐々に栽培面積を広げていきました。
ラオスコーヒーのポテンシャルと今後の大きな可能性を感じさせる今回のミンティエン農園。ぜひお試しくださいませ♪
<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,250〜1,290m
<エリア>チャンパサック県 ボラベン高原
<品種>カティモール
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>ミンティエン農園
<生産者>─
【コク】★★★
【酸味】★★★
【苦味】★★
【甘み】★★★
【香り】★★★★