数量限定コーヒー

レドゥーシャでは毎月「テーマ」に沿った数量限定コーヒーをご用意しています。

【3/16~限定コーヒー】 『パプアニューギニア4種飲み比べ』

パプアニューギニアは、南太平洋のニューギニア島東半分に位置する島々からなる国で、面積は約46万平方km(日本の約1.25倍)、人口は1014万人のイギリス連邦加盟国かつ英連邦王国の一国です。
 初めてコーヒーが栽培されたのは1940年ごろ。ドイツの使節団がタンザニア、ジャマイカからコーヒーの苗木を持ち込んだのが始まりとされており、タンザニアで生まれたティピカ変異種であるアルーシャ種とブルーマウンテン系のティピカ種が植えられました。1500mを超える熱帯高地の特異な微気候のもとで、エキゾチックな風味を有したコーヒーが生産されています。
 パプアニューギニアのコーヒーの特徴は、爽やかな酸味がありとても飲みやすいという印象が強いですが、
中煎り位にするとしっかりとしたコクも感じられ、浅煎りとは全く違った表情を見せます。
今回は違う産地の二種類のウォッシュ(水洗式)を焙煎違いで楽しんでいただき風味の違いを楽しんでいただけたらと思います。

*4種セットを3/23(日)までに、お受取日前日18時までに予約の上ご購入いただいた場合は『4種×50gセット』をお得な価格にてご提供します♪

*数量限定です。2週間くらいで通常は販売終了していますのでお早めにお買い求めください!

【3/16~】パプアニューギニア・シウェット農園・マッドマンコーヒー(ウォッシュ) 浅煎り

ご注文はこちら→「コーヒー豆ご注文フォーム」

200g:1,375
(50g:402円  100g:724円)

【りんごのような明るく柔らかい酸味と華やかな香り】

 コーヒー生産地としてはあまり聞きなれないパプアニューギニア 東ハイランド州 アサロ町で生産された希少なロットです!その名も「マッドマン(泥男)コーヒー」。少し変わったこのネーミングは、この産地に暮らす、民族の伝説に由来しています。
 パプアニューギニアは、800以上もの民族が暮らすとされる、多民族国家です。アサロ町も、10ほどの民族が生活していますが、現在では民族を尋ねられても本人が即答できないくらい複雑化しています。言葉の壁はあるのか? と聞くと、「民族は違えども言葉が同じ場合もあるし、全く通じない場合もあるよ」と教えてくれました。さまざまな文化が入り混じるこの町で、アイデンティティのひとつになっているのが「マッドマン伝説」です。 

 アサロはその昔、他の民族との戦いに明け暮れていた。勝利すれば相手から略奪し、負ければ全てを奪われた。
そしてある日。強い民族が村を襲った。村人は逃げたが、逃げ遅れた人は命からがら泥の中に体を埋め隠れた。逃げ足を追って沼のそばまでやってきた敵は、その足跡が途絶えていることに驚き混乱する。敵には、泥の中で息を殺しながら彼らが過ぎ去るのを待つ村人たちの姿が見えていないのだ。
 今ならば彼らの意表を突くことができる!さぁ戦おう!と、勢いよく泥から飛び出して立ちはだかると、敵は泥のお化けが襲ってきたと勘違いし慌てふためいた。消えた村人の代わりに、いきなり泥が襲ってきたからだ。こうして、アサロの人びとは、無事に敵を撃退することができた。
 そんな逸話から、彼らはマッドマン(泥男)の民族と呼ばれるようになりました。

→中煎り欄に続く

<焙煎度>ミディアム(浅煎り)
<標高>1,630m
<エリア>アサロ町 オネトレフォ村
<品種>アルーシャ、ティピカ、ブルボン、カツーラ
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>シウェット農園
<生産者>ピーター氏

【コク】★★
【酸味】★★★★☆
【苦味】☆
【甘み】★★
【香り】★★★★

【3/16~】パプアニューギニア・シウェット農園・マッドマンコーヒー(ウォッシュ) 中煎り

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200g:1,457円
(50g:426円  100g:767円)

【軽くローストしたナッツのようなほろ苦さと軽やかな後味】

*浅煎りから続く
 パプアニューギニアにおける農園の管理は、日本のイメージとは異なっています。土地の所有者は周辺の民族・氏族に何かを分け与える、そうしないと闘争が起こるこの国では、周辺民族とのいざこざで取りつぶしになった農園や加工場が、そこかしこにほったらかされています。強いリーダーシップで人々をまとめ上げることができなければ、品質の安定は図れないのが現状です。
 ピーター氏は自らナタをもち率先して動くリーダーです。剪定、カットバック(木を根元近くで切り落とし、新しい枝を育てる方法)、雑草取り。農園で働く4民族、およそ6000人をまとめながら、さまざまな品種の栽培を手掛け、農地を拡大し続けています。土地の所有や拡大は、周辺民族から信頼され、影響力を持っているからこそできることです。
 今回入荷したマッドマンコーヒーをつくったのは、シウェットプランテーション(Siwet Plantation)。1953年にひらかれた農園で、設立者は、マッドマンの血を引く民族の、勇敢な戦士だったそうです。現在の農園主は、その孫のピーター氏。つまりここは、マッドマンの子孫が運営する農園なのです。
 彼らの仕事の丁寧さも、この農園の魅力の一つ。アカシアの木陰で、2m×2mの間隔を保ちまっすぐに植えられたコーヒーの木。面倒な雑草取りを怠らず、緑肥のすき込みがしっかりと行われている土は、黒々としていてなんでも育ちそうです。小規模な区画を見てもカットバックが行われており、木の管理が行き届いていることが分かります。
 輸入担当者が感銘を受けたシウェットプランテーション。マッドマンの伝説や、民族的にも複雑な土地で人々をまとめあげたピーター氏の存在に魅力を感じ、この村でオリジナルのロットを作り、彼らのストーリーを日本の消費者に届けたいとの思いから「マッドマンコーヒー」はできあがりました。
 現在際限なく上昇しているスペシャルティコーヒーの価格ですが、非常にコスパに優れたこのマッドマンコーヒーをぜひ飲み比べてみてください♪

<焙煎度>シティ(中煎り)
<エリア>アサロ町 オネトレフォ村
<品種>アルーシャ、ティピカ、ブルボン、カツーラ
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>シウェット農園
<生産者>ピーター氏

【コク】★★★
【酸味】★★★☆
【苦味】★★
【甘み】★★☆
【香り】★★★★☆

パプア・コルブラン農園

【3/16~】パプアニューギニア・コルブラン農園(ウォッシュ) 浅煎り

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200g:1,703円
(50g:498円  100g:896円)

【濃厚でジューシーな柑橘系の酸と上品な甘み】

 クリーンカップと鮮やかな酸味を兼ね備える素晴らしいパプアニューギニア(PNG)コーヒーのご紹介です!今までのマウントハーゲン周辺の西側の産地とは、反対の東側にある産地です。輸入担当者がカップクオリティのあまりの良さにすぐ取り扱うことに決めたコーヒーです。
農園主はニコール・コルブラン氏(70歳)。主に各国のバイヤーとの対外的なやりとりを担当し、農園やコーヒーのマネジメントに関しては娘さん一家が担当していますが、ニコール氏もまだまだ現役。「私はもういい歳だから引退したいんだが、どうしても気になって口を出してしまうんだ。いかん癖だなと思っているが、品質や農園管理のことが少しでも目に入ると言っちゃうんだよ」と少し恥ずかしそうに語ります。
 1962年、農園主の父、ベン・コルブラン氏がこの場所でコーヒーの苗を植え始めたのがコルブラン農園の始まり。当初は非常に小規模で、植えたのも数ha程度でしたが、徐々に拡大を進め現在では300haにもなるほどの土地でさまざまな品種のコーヒーを育てています。
品種は、アルーシャ、ティピカ、ブルボン、カツーラ、ムンドノーボ、そしてゲイシャとほんの少しのカティモール。もともとこの地域にはティピカとブルボンが多かったそうです。農園では60人のスタッフが正社員として働いていますが、収穫期となるとさらに500人以上のスタッフを雇い、日々チェリーの収穫に汗を流します。収穫の最盛期には加工場の様子も一変。夕方ごろに大量のコーヒーチェリーと人が集まり、夜通しで加工が行われます。

<焙煎度>ミディアム(浅煎り)
<標高>1,820m
<エリア>東ハイランド県 カイナンツ市の10キロ南方エリア
<品種>アルーシャ、ブルボンなど
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>コルブラン農園
<生産者>ニコール・コルブラン

【コク】★★★
【酸味】★★★★
【苦味】☆
【甘み】★★☆
【香り】★★★★☆

パプア・コルブラン農園

【3/16~】パプアニューギニア・コルブラン農園(ウォッシュ) 浅煎り

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200g:1,806円
(50g:528円  100g:950円)

【完熟した桃のような複雑で奥行きのある味わい】

 ニコール氏のモットーは「ちゃんと栽培して、完熟のチェリーをちゃんと発酵させて、ちゃんと乾燥させて綺麗に精選すること。」 この言葉から分かる様に、この農園では特に変わった精製方法は行っていません。嫌気性、カーボニックマセレーション(酸素を完全に遮断し二酸化炭素を使用して行う精製方法)、インフューズド(漬け込み珈琲)、酵母菌。いろいろな加工方法、発酵方法がもてはやされている昨今ですが、彼らが作り出すコーヒーは一貫して水洗式。 完熟したチェリーは綺麗な水を使用し、精製された後、農園内のアフリカンベッドで天日乾燥されます。その期間は3週間ほど。
 乾燥期間中のパーチメントの管理体制も厳格です。アフリカンベッドは農園区画と収穫日別に管理され、混ざることなく丁寧に攪拌され乾燥しています。そして、乾燥後はパーチメントの状態でレスティングと呼ばれる期間を作り、品質を安定させます。この農園の場合、最低約1ヶ月、定温の倉庫に保管されます。こうして出来上がる、シンプルながらもとても丁寧な仕事の結晶とも呼べる彼らのコーヒーは、とても甘く、華やかなフレーバーを持ち、厚みを感じるジューシーな酸を持ちます。規模が拡大し、大規模農園と呼ばれるまでに成長してもなお、効率化だけを求めず、素晴らしい品質を作り続けるコルブラン農園。世界からの注目も高く、毎年、収穫が始まる前にも関わらず、各国からのオーダーで注文は埋まってしまいます。
 マッドマンコーヒーとの香味の違いも含めてお楽しみください♪

<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1,820m
<エリア>東ハイランド県 カイナンツ市の10キロ南方エリア
<品種>アルーシャ、ブルボンなど
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>コルブラン農園
<生産者>ニコール・コルブラン

【コク】★★★☆
【酸味】★★★
【苦味】★☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★☆

【3/16~】パプアニューギニア4種50g飲み比べセット(4種類) 1,854円

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(1)珈琲クラブ会員様価格
    3/23までのお渡し(お受取り日前日18時までのネット予約&現金でのお払い)→1,668円(10%引)
 *前日18時以降のご予約または店頭でのご注文の場合は5%引(QR支払い可)

(2)一般のお客様(現金の場合)
    3/23までのお渡し(お受取日前日18時までのネット予約&現金でのお支払い
)→1,761円(5%引)

*4種類を飲み比べて産地の違いと焙煎度違いによる香味の違いを楽しみましょう♪

各50g

*限定コーヒー試飲会も開催します!お申し込みはこちら

売り切れ次第販売終了となる商品です。お早めにご購入下さいませ!

【3/16~】パプアニューギニア4種珈琲バッグ4個飲み比べセット

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4個セット 749円

*お湯さえあればどなたでも美味しく気軽にスペシャルティコーヒーをお楽しみいただける4種類各1個のセットです!ギフトにも最適です!!

無料ラッピングもできます。コーヒー好きな方へのギフトにも最適です。

【完売御礼】ニカラグア・ペラルタ農園(ウォッシュ) 浅煎り

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200g:1,560
(50g:456円  100g:821円)

【グレープフルーツのような爽やかな風味】

 ペラルタコーヒー社がコーヒー栽培を始めたのは20世紀初頭、ヌエバ・セゴビア地域のディピルトとヤラパ山岳地帯に位置します。5つの農園を所有し、それぞれの土地に適した品種を栽培し、区画ごとで栽培品種を管理しているため、単一品種のロット作りを行うことが可能です。今回のロット、El Bosque農園は、ディピルト近郊のサンフェルナンド。約1万人が暮らす比較的大きな都市です。栽培面積は42haで、自然林地帯(自然保護区)を含めると150haほどとなり、湧水が多く点在する自然豊かな農園です。水洗工場ではペナゴス社のエコパルパー(水を最小限に抑えることができる果肉除去機)を使用し、豊富な水源地帯であっても、使いすぎないように環境に配慮した加工をおこなっています。
→中煎り欄に続く

<焙煎度>ミディアム(浅煎り)
<標高>1100-1500m
<エリア>北西部ヌエバセゴビア県
<品種>JAVA
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>ペラルタ農園ElBosque
<生産者>フリオ・ペラルタ氏

【コク】★★
【酸味】★★★★☆
【苦味】☆
【甘み】★★☆
【香り】★★★★

【完売御礼】ニカラグア・ペラルタ農園(ウォッシュ) 中煎り

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200g:1,662円
(50g:486円  100g:875円)

【オレンジのようなフレーバーと心地よい余韻】

*浅煎りから続く
またその水源を利用して水力発電をおこなっており、農園全体の電気を賄える発電量となっています。ジャワ、パーチェ、ビジャサルチ、カツーラ等々様々な品種を区画ごとに植え、マイクロロットを作ることにも前向きなペラルタ氏は品質向上のために、クリーンカップを最大限に引き出すための水洗式やバランスの良いナチュラル製法等にも取り組んでいます。今回は、ペラルタ氏のジャワ種そのもののクリーンさを楽しんでもらいたいとのコンセプトからウォッシュ精製にしています。

<焙煎度>シティ(中煎り)
<標高>1100-1500m
<エリア>北西部ヌエバセゴビア県
<品種>JAVA
<生産処理>ウォッシュ
<農園名>ペラルタ農園ElBosque
<生産者>フリオ・ペラルタ氏

【コク】★★★
【酸味】★★★☆
【苦味】★☆
【甘み】★★★
【香り】★★★★

ニカラグアペラルタAN

【完売御礼】ニカラグア・ペラルタ農園(アナエロビックナチュラル) 浅煎り

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200g:1,744円
(50g:510円  100g:918円)

【ぶどうのようなジューシーな甘みとコク】

*今回のこのロットは密封容器の中で、36時間空気に触れずに嫌気性(アナエロビック)発酵を行っています。その結果、通常のナチュラルよりも甘みとほのかなフルーティなカップに仕上がっています*

 全てのコーヒーにおいて、収穫後の加工前に、コーヒーチェリーの熟度を完璧に揃えるため糖度計の使用と手選別を行なっています。各区画においてさまざまな品種を栽培しており、その品種の特性を生かした精選方法を常に行うように心がけている農園です。収穫後の品質管理は、モニタリング検査を適宜行い、同じロット内でのブレをなくすだけでなく、ロットごとのブレを最小限に抑えるように心がけています。また、このモニタリング検査のおかげで、各ロットがどの時期に、どのように加工されたかを100%トレースができるようになっています。COE(カップオブエクセレンス)入賞を何度も果たす常連農園ですが、この徹底した品質管理・ロット管理を実践しているのを伺うと入賞し続けているのが納得できます。

<焙煎度>ミディアム(浅煎り)
<標高>1,250〜1,560m
<エリア>ニカラグア北西部 ヌエバ・セゴビア県
<品種>JAVA
<生産処理>アナエロビックナチュラル
<農園名>ペラルタ農園El Bosque
<生産者>フリオ・ペラルタ氏

【コク】★★★
【酸味】★★★★
【苦味】☆
【甘み】★★★★★
【香り】★★★★★

ニカラグアペラルタAN

【完売御礼】ニカラグア・ペラルタ農園(アナエロビックナチュラル) 中煎り

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200g:1,847円
(50g:540円  100g:972円)

【ベリーのようなコクとバニラのような甘み】

 発酵による香味形成を重要性にいち早く目をつけたペラルタ農園を運営するペラルタコーヒー社は、発酵時の温度・湿度管理を行い、適した微生物が気持ち良く活動できる好条件を徹底管理し、狙った香味に仕上げれるまで発酵技術の研究をしています。また乾燥工程においても、加工条件によって、パティオ・温室・アフリカンベッドを使い分けて管理しています。乾燥し終わったコーヒーは、上記の厳しいロット管理を行い、輸出準備をおこなっています。

<焙煎度>シティ(中煎り)<標高>1,250〜1,560m
<エリア>ニカラグア北西部 ヌエバ・セゴビア県
<品種>JAVA
<生産処理>アナエロビックナチュラル
<農園名>ペラルタ農園El Bosque
<生産者>フリオ・ペラルタ氏

【コク】★★★☆
【酸味】★★★
【苦味】★
【甘み】★★★★
【香り】★★★★☆

【好評につき再販売】イエメン飲み比べ(2025/3/8~)

イエメンRed Aqeeq2

【3/8~数量限定】イエメンタイズRedAqeeq(ナチュラル) 中浅煎り

ご注文はこちら→「コーヒー豆ご注文フォーム」

50g:653円  100g:1,188円 200g:2,257円

【ストロベリーのような爽やかな酸味】

 タイズはイエメン南西部の標高1,300~2,500メートルの高地に位置し、首都のサナアからは車で約6時間の距離にあります。地形や気候に恵まれ、高品質のコーヒー栽培に適している産地です。また、コーヒーが初めて輸出された場所として有名なモカ港があるエリアで、イエメンの中でもコーヒー栽培がもっとも古くから行われてきた地域です。
この地域の農家は、こだわりと誇りを持って先祖から受け継いできた土地とコーヒーの木を守り続け品質を重視したコーヒーづくりを続けています。
また、タイズはイエメンの政治的紛争の影響を最も受けている都市の一つです。そのため、コーヒーの栽培や国内輸送に影響が出ており、今や国際市場にでることはほとんどない幻のコーヒーとなっています。
 アルゲイル村出身のアブドゥラ氏。アルゲイルとはアラビア語で「山から流れ出る小川」という意味。元々、彼はシェフでしたが2年後には建築家に転身。その後、祖先が行っていたコーヒー農業を続けることを決意。2人の子供が収穫シーズンに手伝ってくれます。彼の農場は山のさまざまな地域に点在する小規模農家で、彼は所有する全ての小規模農場からコーヒーを収穫しています。→中深煎りに続く

<焙煎度>ハイ(中浅煎り)
<標高>1,500-1,800m
<エリア>タイズ州 ミンサーハ町 アルガエル村
<品種>ダワイリ(古代ティピカ/イエメニーア)
<生産処理>ナチュラル
<農園名>─
<生産者>Abdullah Ibrahim氏

【コク】★★☆
【酸味】★★★★☆
【苦味】★☆
【甘み】★★☆
【香り】★★★★★

イエメンRed Aqeeq

【3/8~数量限定】イエメン タイズRedAqeeq(ナチュラル) 中深煎り

ご注文はこちら→「コーヒー豆ご注文フォーム」

50g:683円  100g:1,242円 200g:2,360円

【熟成された赤ワインのようなコクと心地よい渋み】

 イエメンは中東で唯一のコーヒー生産国です。
コーヒー栽培の歴史は古く、15世紀には栽培を行っていたとも言われています。
コーヒー農家は、およそ30万世帯。ファミリービジネスとしてコーヒー栽培を生業にしている農家が多く、平均してそれぞれ1エーカー(4046㎡)。いわゆる小規模農家に属します。
 従来、各農家の収穫量が少ないため、モカマタリ No.9などの名前で呼ばれる、ブレンドされた商品のみしか日本では流通していませんでしたが、今回は兄弟でイエメンコーヒーの発展に尽力するパートナー、Mocha Origins と協力し、資源の限られた小規模農家のコーヒーも”ナノロット”としてその農家さんの詳細と共に紹介してきました。しかし、2社で輸入するには限りがあり、まだまだご紹介出来ていない農家さんがイエメンには多く存在します。
 先祖代々守り続けてきた、イエメン独自の品種をこだわりの精製で作られたロットは、他のどんな産地でも味わえないエキゾチックで魅力に溢れる味わいです。私たちは2023年、Co-NECT PROJECTとして沢山の小農家さんのコーヒーを紹介してまいりました。
 そして2024年、「原点回帰」をテーマに農家さんは完全に熟した、赤黒くワインの様な色味になったチェリーだけでのナノロット作りに取り組みました。そのため、2023年よりも生産量は落ちてしまいましたが、香味は大幅に向上。どのロットからも十分に産地、そして作り手のテロワールを楽しんでいただけます。

 中浅煎りと中深煎りの香味の違いをぜひお楽しみくださいませ♪

<焙煎度>フルシティ(中深煎り)
<標高> 1,500-1,800m
<エリア>タイズ州 ミンサーハ町 アルガエル村
<品種>ダワイリ(古代ティピカ/イエメニーア)
<生産処理>ナチュラル
<農園名>─
<生産者>Abdullah Ibrahim氏

【コク】★★★★★
【酸味】★☆
【苦味】★★★
【甘み】★★★
【香り】★★★★★