※ご予約受付を終了しました。たくさんのご予約本当にありがとうございました!!
『完全予約制・プティスワンの桃パフェ〜ピーチ・メルバに想いを寄せて2020〜』
ご提供できる日が残りわずかとなりました！
(7/23〜26)
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※レドゥーシャのパフェは「前日13時までの完全予約制」です。以下の専用サイトからのネット予約のみとさせていただいております↓↓
https://airrsv.net/lesdeuxchats/calendar
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遠方から来てくださるお客様1人1人のため、仕込みに手間と時間をかけることが必要で、ご予約の締切時間を設けております。締め切った後は仕込みに入りますので数の変更ができません。何卒ご理解のほど、心よりお願い申し上げます。
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◎パフェ名:
『(完全予約制)プティスワンの桃パフェ〜ピーチ・メルバに想いを寄せて2020〜』
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◎内容:
伝説のお菓子「ピーチメルバ」をイメージした、小さな白鳥のシュークリーム、白桃、フランボワーズ、ミルクアイスを中心としたパフェです。
※画像は試作品のため、実物と多少異なる場合がございます。
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◎ご提供期間:
2020/7/3(金)〜26(日)の木曜〜日曜限定、1組2名様まで、1日10食限定
※ご予約は予約専用サイトからのみ受け付けます。
(前日13:00受付終了です)
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◎ご提供時間: 12時〜17時L.O.
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◎価格: 3000円(+税)※焼き菓子付き、1ドリンク制
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◎注意事項:
※複数の方でのシェアはご遠慮いただいております。
※キャンセル料はいただきませんが、当日のキャンセルは可能な限りご遠慮ください。
※お時間は12時〜、13時〜など1時間単位です。
※日時の変更は、前日13時までに予約サイトからご自身で行うことができます。
◎パティシエールより〜パフェ開発秘話〜
こんにちは、レドゥーシャのパティシエールです。
ここから先はお時間のある方だけご覧ください♪
毎年多くのお客様に可愛い、美味しいとご感想をいただいていますが、何故この「ピーチ・メルバに想いを寄せて」というパフェを作っているかを今年はどこにも書いていませんでしたので、今日こそ書いておきます。
おととし、昨年もお召し上がりいただいた方は覚えていらっしゃるかもしれませんが、簡単に言うと、
「ピーチ・メルバの考案者エスコフィエの料理学校で私が製菓を学んだから」です。
そもそも「ピーチ・メルバ」とは、フランスの偉大な料理人オーギュスト・エスコフィエが19世紀末にロンドンのサヴォイホテルの料理長(シェフ)をしていた時、宿泊者であったオペラ歌手ネリー・メルバのために考案したと言われるデセールです。
彼女が出演するオペラ「ローエングリン」に招かれ、その素晴らしさに感動したエスコフィエは後日、バニラアイスクリームに完熟した桃のコンポートを乗せ、フランボワーズのソースをかけたものを、オペラに登場する「白鳥」を象った氷の彫刻に乗せて提供しました。
ネリー・メルバはたいそう喜び、デセールの名前を尋ねたところ、エスコフィエは「ピーチ・メルバと呼ばせていただければ」と答えた・・とのことです。(※諸説あり)
ただ、その後ピーチ・メルバの名前で色々なアレンジメニューが生まれてしまい、エスコフィエは「ピーチ・メルバは完熟した桃、バニラアイス、フランボワーズのソースをかけたシンプルなデセールである」と苦言を呈したそうです。
エスコフィエがパリに創設した料理学校(エコール・リッツ・エスコフィエ)で製菓を学び、隣接するホテル・リッツのレストランでピーチ・メルバを作るお手伝いもしていて、ただならぬ想い入れがある私、ある時「偉大なシェフに敬意を表したパフェを作りたい」と思いましたが、一方でフランス焼き菓子を愛する者でもあります。
シェフ・エスコフィエの考案通り、生の部分には桃・ミルクアイス・フランボワーズだけを使いつつ、元々作っていた大好きなフランス焼き菓子(白鳥を象ったシュー、ブルトン、サブレなどの伝統菓子)を組み合わせてパフェにすることで、レドゥーシャ流のピーチ・メルバを表現できるのではないか…と考え、その後も紆余曲折ありながらも今のような形になりました。
※ただし、あくまでも「ピーチ・メルバに想いを寄せて」という名前であり「ピーチ・メルバ」ではないことを書いておきます。
長くなりましたが、可愛い、美味しい、と言われることはもちろん嬉しくありがたいのですが、その奥にある背景、作り手の想いが皆様にほんの少しでも伝われば嬉しいです。
dimanche 12 juillet 2020
Les Deux Chats
Chef Pâtissière Sono